リンパ腫の病名告知前(10) | 2007年、わたしはホジキンリンパ腫結節硬化型2期と闘いました。

2007年、わたしはホジキンリンパ腫結節硬化型2期と闘いました。

2007年6月に悪性リンパ腫の告知を受け、ABVD療法、CHOP療法、CHASE療法、LEED療法(自家移植前処置)の治療を経て、寛解したました。mixiに更新してきた日記を整理しながら、少しずつ情報を公開していきます。(ただいま更新停滞ぎみです)

前回をご覧になっていない方はこちらからどうぞ

※よろしければ、ブログテーマの「病気発覚(前兆) 」「病気発覚 」の順に記事の古い方からお読みください。









鎖骨のしこりを見つけてからは、約1ヶ月。

早いようで長い1ヶ月でした。


ようやく今の病院に辿り着いたのです。







↓2007年5月26日の日記から


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タイトル:皆様にはご心配をおかけしております!


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今月に入ってすっかり闘病日記になってしまっていて、内容が暗くて申し訳ないですあせあせ(飛び散る汗)

気にしてくれている人に向けてというか、私も記録として残しておきたいので、暫くは関連の日記になると思います。もし不快な方は、マイミク、外していただいて構いませんので、ご理解くださいましダッシュ(走り出す様)






さて、


昨日は、A病院というところにいってまいりましたexclamation


名古屋大学附属病院に比べて綺麗で、先生も優しくて、段取りも悪くなくて、いい感じの病院です。
患者さんが多い関係と、検査の結果を待った関係で、結構待たされたは待たされたですけど、同じ待つでも、名大病院とは待つ時の気分も違う。

診療科同士の連携も悪くなさそうでした。



診察内容(+検査)としては、まず血液検査に始まり、X線撮影、血液内科の診察、その後耳鼻咽喉科で腫れたリンパの切除のための診察をうけ、エコー検査、心電図とまわりました。


朝一で出掛けて、結局自宅についた頃には16時ぐらい。
ほぼ一日かかって流石に疲れました~泣き顔


悪性リンパ腫である兆候が血液検査にでておる様子。

悪性か良性かの最終的な判断と、悪性の場合にはどの種類の悪性リンパ腫なのかを判断するため、鎖骨上のリンパ切除が決まりました。


今後の診察基準とするため、来週の火曜にもう一度、造影剤を使用したCT検査を行なった上で、水曜に外来手術で腫瘍を切除します。


次の診察は、その結果を見て、今後の治療スケジュールをたてていくというもので、6月4日です。





実は私、入院や手術を対象とした保険に入っていないのですが、今日、今後を考えて、父が車を売るのだという話を聞きました。


若い頃から買うのが夢だったという車。…かなり責任を感じます。。


いつ何が起きるかわからない。
明日は我が身。
皆さん、保険には入っておきましょうexclamationまぢで考えてる顔

入っとけば良かったと思ったときには手遅れですぞあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)


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若い頃からの夢だった父の車を売ってしまうこと、

これからお金が沢山かかるのに、収入もなければ、借金もあったこと、

私は大丈夫、そんな気持ちから、保険に入っていなかったこと、

ようやくこれは私に向いている!!と思える仕事に出会えたのに、そう思えるようになった直後にやめなければならなくなったこと



何よりも、



この年で、普通の社会人にすらなれない自分



全てが、人として失格というレッテルを貼られた気がして、とにかく悲しい気持ちでした。


悪い病気だとか、死ぬかもしれないとか、そんなことよりも、情けない気持ちや、苦しいなぁ、辛いなぁ、という気持ちが勝っていました。












ここからはトントン拍子にゴール(病名告知)というスタート地点に近づきます。











※現在もこの病院にはお世話になっているため、今回A病院と病院名を伏せさせていただきました。(ご存知の方にはすぐ分かる伏せ方ですが得意げ

名大病院の名前ははっきり出していますし、隠すのもどうだろうとは思ったのですが、今後も経過観察でお世話になりますし、日程等も出す機会があるかもしれませんので、念のため、です。

もしかしたらどこかにはっきり書いているかもしれませんが、そこらへんはご愛嬌ということでにひひ