研究会対策レッスンより。
研究会とは、いけばな池坊所属支部にて月例のプチ実技試験。
クラスごとに、同じレベルのメンバーが、決められた所定時間で、
同じ花材でいけて、支部幹事の先生方に審査していただくものです。
黄留→赤→白 の3段階評価があり、
みんな、最上位の黄留がもらえるようにと、土日のお休み返上で必死に頑張っています。
それぞれの個性を出し切れるよう、タイトルも一緒に考え、
それに合う作品に究めて臨みます。
【鳥かご】
【執筆活動】
【結】
【電磁波】
研究会当日、お茶の水にある池坊東京会館にて、6名が参加致しました。
その結果。。。
なんと! 全員、黄留をいただきました!
入門まもない生徒さんにとって、ひとつの大きな大きな自信になったようです。
研究会では、花材の状況、時間配分など、思ったようにいけられないこともあります。
私も、一昨年まで、25年間精勤で研究会に参加しておりましたが、
緊張して、手が震え、ハサミがうまく握れないこともしばしばでした。
助けてくれる人は、誰もいません。
自分で準備して、いけ終わったあとの片付けまでが、所定時間。
そんなときは、いつも、目の前のお花にひとりつぶやいていたような気がします(笑)
研究会で、自分の作品の評価をされることは、正直厳しいことです。
が、日頃のレッスン成果を、客観的に確認できる場でもあります。
何よりも、あえて、これに挑むことで、必然的に精神的にも強くなっていくように思います。
これぞ、いけばなが「華道」と言われる所以なのかもしれませんね。