桃の節句の前にいけていただいた、いけばな家元資格取得コース
の生徒さんの作品より。
3月3日を過ぎてこれをいけたら、季節はずれと笑われますね
古典的な花材の取り合わせは、いかにも和。
それをモダンに見せる工夫をいくつも施しますが、桃らしさ、アイリスらしさを残しておくと無理がありません。
桃らしさって何?、アイリスらしさって何?
ひとつひとつ確認しながらレッスンを進めてまいります。 桃はこの時期しかいけられないと思うと真剣です。
ハウス栽培や品種改良など生産者の方々の大変な努力のおかげで一年中さまざまな花材が手に入るように
なりました。一方である意味、季節感も薄れてきました。 しかし、それでも季節を空気で感じ、植物で感じ、
食で味わい、四季が巡るとその一年に感謝したいと想う日本人の心はずっと変わらないのかもしれません。
お世話になっている着付けの先生が「桜の苗木プロジェクト」を立ち上げられました。
想いを形にして、昨日の宮城県石巻の慰霊祭で第一弾の苗木が献木されました。
石巻の仮設住宅の方に育てていただく苗木です。
たくさんの苗木でいつか灰色の街を桜色に染めたいとの願いがつまっているプロジェクト。
毎年、桜という季節が日本が心をひとつにする季節になったら素敵だと思いません?
信頼できる石巻の植木屋さんが実際に植樹してくださいます。
プロジェクトはまだ始まったばかり。 ず~っと続きます。
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