「いつも同じ事を言ってるのに…!」生活習慣って大変です(;一_一)が、少し考えてみましょう。 | 男性保育士こんなかんじでやってます

「いつも同じ事を言ってるのに…!」生活習慣って大変です(;一_一)が、少し考えてみましょう。

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お月様こんばんは、たーやんです。お月様

そんなわけで、
保育士らしいマジメな話も
たまにはしないとなぁ~

でも、根がいい加減ですから…
話半分でどうぞにひひ(笑)



現在保育参加中ですが、
参加してくれたお母さん達と
少し話をしながら家での
子ども達の様子などを聞くと、

・「遊んでばかりで自分の事をしない」
・「いつも言ってるのにぐずぐずして…」
・「忙しい時にかぎってややこしい…」

という話を良く聞きます。

これは3歳児に限らず、
5歳児になっても一緒あせる
(小学校以降でも一緒でしょう?)


朝や晩の
ひっくり返るような忙しさの中で、
用意や着替えなど
自分の事をしない我が子を見ると、
ホントは冷静にと思いつつ
思わず頭も沸騰してしまう…プンプン


確かにその気持ちは
よーくわかります(笑)。

困りますねぇ汗

ホント、
何とかならないでしょうかねぇむっはてなマーク





まぁ、そんなわけで、
決定的な特効薬ではありませんが、
根本的なところからこの問題を
少し考えてみたいと思いますパー

~~~~~~~~~~~~~~

①子どもは十分急いでいる?

さて、
「急いで!」
「どうして早くできないの!」
と、つい言ってしまう
保護者の方に確認したいのが、

『子どもは大人と同じ速さでできますか?』
という事です。

そうなんですねぇ、
振り返って冷静に考えれば
子どもは時間がかかって当たり前ビックリマーク

大人が「ちゃんとしてる」と
思うところの6~7割程度が
子どもにとって“普通に頑張る”姿です。

興味があっちこっちに向くし、
多少の寄り道だってします。


逆に、時間に関して言えば
子どもにそれだけの時間は
与えてあげてほしいという事です。

大人基準の時間の流れで考えると
子どもにはしんどく、酷というものです。

これについては、
実は朝少し早目に起きるなど
少し時間に余裕を持つだけで、

こちらの心持ちも
劇的にかわりますよ~パー


~~~~~~~~~~~~~~~


②いつも言っているから分からない?

「いつも言ってるのに!」
「同じ事を何回も言わせて!」
という話もよく聞きます。

ウチの子って言われたらするけど、
自分で考えて行動できない…ガーン
というヤツです。


でも、これまた裏を返せば

『いつも子どもは
言われた事だけに反応していて
本当の意味でわかっていないカモ』

という事が言えます。
この辺は保育者でも
アヤシイ人がいますが…汗(苦笑)


例えばいつも食事の後に
歯磨きを忘れて遊ぶ子がいて、
「はやく!次は歯磨きでしょ!」
と、言われているとします。

そういう子は
いつも「歯磨き」という言葉に
反応して歯磨きはしていますが、

それは耳で聞いて
行動しているに過ぎず、

実は
「食事の後は歯磨きが必要」
という肝心な部分が
理解できていません。
もしくは習慣化していません。

どちらかと言えば、
食事の後は歯磨きだという、
“イメージがない”と言った方が
より適切かもしれません。


いつも言っているから
分かっているハズ…ではなくて、
本当に分かっているかどうか、
冷静に子どもの様子を見て
援助する必要があります。

そのためには、
次の行動を確認するなど、
子ども自身が「頭」で
理解できるようにして、

“行動と流れのイメージ”が
持てるようにしないといけません。

徐々に習慣づくような
根気強さが必要です。

勝負を焦ってはいけませんにひひ(笑)。


~~~~~~~~~~~~


③見通しがもてない?


の話とも関わってきますが、

次の行動を
イチイチ細かく確認していると、
結局は同じ事になって、

今度は
大きな生活の流れが理解できない
…という事になってしまいかねません。

そこでおススメするのが
「スケジュール」(行動表)
などと呼ばれるものです。

これは
発達支援の分野などで
よく用いられますが、
広く一般に有効です合格


要するに、目で見てわかるように、
予定を順序だてて書いていくのです。

私の経験上かなり有効ですグッド!




例えばですが…

「①きがえ洋服
「②ごはんおにぎり
「③はみがき歯磨きセット
「④あそびクラッカー

と言った感じのモノを
カードか何かに
それぞれ書いておいて

子どもの目につきやすい所に
ペタっと貼っておきます。

朝起きて
「①きがえ」ができたら
そのカードを外します。
(できそうなら子どもが)
すると②③④が残ります。

万が一
次にする事を忘れている時は
「あれ、次は何番だったかな?」
などと声をかければよいです。

(時には貼っているところに
見に来て確認する場合も)

すると、①が外してあるので、
『「②ごはん」だ!』と気付けます。

なるべく

子どもが自分で確認して
理解できると良いと思います。

このように
スケジュールで視覚的に
確認する事ができると、

子どもも見通しが持てて
安心して行動出来ます。

ポイントは
スケジュールの最後は
楽しい事にしておく事にひひ(笑)。

最後は気持ちよく終わりましょう。


過去には
項目ごとにマグネットシートに書いて
冷蔵庫にスケジュールを貼り付けて
使っている家庭もありましたパー
(↑これおススメ)

習慣づくまでは
親も一緒に行う必要がありますが、
そのうち自分で行えるようになります。

スケジュールの
細かさなどは子どもによります。
(例えば着替えの手順を
スケジュール風にするのもアリ)

また、もう少し大きくなったら
時計の絵なども加えると、
時間の見通しも少しずつ
持てるようになってきます。

~~~~~~~~~~~~

と、まぁこんな感じ。


スケジュールをはじめ
視覚的構造化については

あまりに
省略して書いているので、
興味のある方はまた
色々な本でお調べアレ。


とにかく、
毎日大変でしょうが、

子どもが楽しく自信を持って
自立に向かっていけるように、
大人の側は配慮したいですねニコニコ

(キレイ言っても無理だって?
でも、そこを開き直っちゃあ
おしまいというものです(笑))


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