「動き」を線で描いてみる遊び。~「アリさんのおさんぽ」はいかが?
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
↓当ブログの月別人気記事です↓
(月をクリックするととびます。)
9月 10 月 11月 12月 1月 2月
3月 4月 5月
よろしければ見てみてください。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
こんばんは、たーやんです。
さて、6月も中旬になりました。
保育所では所庭の小さな虫たちと
飽きることなく戯れる子ども達の姿が
そこらかしこで見られます。
私たち保育者はせっかくだから
虫を題材にして絵を描こう!
と、思ったりするのですが…
これが意外と難しい。
どうしましょうね
・
・
そんなわけで
今日のテーマは
描画の遊びです。
正確には
動きのある線描きの遊び
といったところでしょうか。
・
・
・
さて、話が戻って、
例えば
「アリ」を題材にするとして、
どんな風にアリを描きます?
観察画も一興ですが、
うーん、なかなか難しい。
で、我らが3歳児クラスの
子ども達が自由に描くのを見ていると、
やっぱりアリなどは
ただの「線」になる事が多いです。
どういう事かというと、
アリそのものではなく、
やっぱり「アリの動き」を描く方が
しっくりくるみたいです。
↑ホント、そうなんですよねぇ。
逆に、アリの形を
どうにかして作ろうとするのは
完全に大人の発想です。
(5歳児位になると話は別ですが)
じゃあどうする…
そんなわけで今回は
遊びネタ(と言うほどでもない)
みんなが知っているような
描画ネタをご紹介します。
題して、
『アリさんのさんぽ』です(笑)。
①
ある雨あがりの朝…
黒いクレヨンアリさんは
お散歩に行こうと思いました。
ところが…
巣からでたアリさんはビックリ!
水たまりがいっぱい出来ています。
②
「みずたまり、おもしろそう。
…でも、落ちないように気をつけないと。」
アリさんはたくさんできた水たまりを
みにいくことにしました。…おちないようにね。
③
「あっちにもみずたまりがあるぞ」
アリさんは慌てずゆっくり
まわりを見ながら歩きます。
④
「こっちにもだ!」
⑤
「ようし、せっかくだから
ぜんぶのみずたまりを見て帰ろう」
まだ行ってないところはあるかな?
⑥
「あぁ、おもしろかった。ただいま~」
黒いアリさんは、おうちにかえりましたとさ。
⑦
今度は赤いクレヨンアリさんがお散歩です。
「ぼくは、こっちからいこうっと。」
⑧
赤いクレヨンアリさんもいっぱいお散歩しました。
⑨そんなわけで、
全部の色のクレヨンアリさんも
散歩に行きたくなって出かけました。
↓今日も一杯お散歩したね!
…と、
ベタな展開をつければ
こんな感じでしょうか。
グネグネ描いたものが
思いのほか楽しげになります。
年度の初めの方に
手首の柔らかさや筆圧など
子ども達の様子も伺えます。
手首の柔らかい子は
リズミカルに曲線を描いていき、
見ていても心地よさそうです。
また、年齢によって
水たまりの数や
保育者が事前に用意する範囲を
変えていくとよいでしょう。
注意点は、
いきなりコレをしないこと。
いきなり「クレヨンアリさん」と
言って出来ない事はないですが、
やはり
十分アリに触れて観察したり
身体を使って表現やごっこをしたり、
遊びの土台があっての描画かと。
例えこのような線描でも
そのあたりは大事かなぁと思います。
(いきなり「今日はこれを描きましょう」
みたいなのも見うけられますが)
子どもの中に
描きたい気持ちとイメージを
十分持てるようにすることが
造形遊びが
楽しいものになるかどうかの
大きな指標ですね~。
どうせやるなら、
楽しい方がいいですもんね!(笑)。
(もっとも、この遊び自体が
やや線描そのものを目的に
シテいる節はありますが…。)
・
・
そんな感じでもう1ネタ。
↓今度は食いしん坊のあおむしくんが
はっぱを食べに行きます。
(お話は想像してください)
と、まぁこんな感じ。
こちらは年齢に合わせて
葉っぱの数を増やすと非常に面白いです。
(ちなみに子どもが描く時は
上のように直線ばかりにはなりません)
他にも
電車や車、ボールに雨…
「動き」を描くのに面白い題材は
色々ありますね~。
単に「形」に捉われずに
いちど身の回りにある
オモシロそうな動きのものに
注目してみてはいかがでしょうか?
案外、いいネタがあるかも…?(笑)
よろしければクリックプリーズ(にほんブログ村 へ)
↓当ブログの月別人気記事です↓
(月をクリックするととびます。)
9月 10 月 11月 12月 1月 2月
3月 4月 5月
よろしければ見てみてください。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
こんばんは、たーやんです。
さて、6月も中旬になりました。
保育所では所庭の小さな虫たちと
飽きることなく戯れる子ども達の姿が
そこらかしこで見られます。
私たち保育者はせっかくだから
虫を題材にして絵を描こう!
と、思ったりするのですが…
これが意外と難しい。
どうしましょうね
・
・
そんなわけで
今日のテーマは
描画の遊びです。
正確には
動きのある線描きの遊び
といったところでしょうか。
・
・
・
さて、話が戻って、
例えば
「アリ」を題材にするとして、
どんな風にアリを描きます?
観察画も一興ですが、
うーん、なかなか難しい。
で、我らが3歳児クラスの
子ども達が自由に描くのを見ていると、
やっぱりアリなどは
ただの「線」になる事が多いです。
どういう事かというと、
アリそのものではなく、
やっぱり「アリの動き」を描く方が
しっくりくるみたいです。
↑ホント、そうなんですよねぇ。
逆に、アリの形を
どうにかして作ろうとするのは
完全に大人の発想です。
(5歳児位になると話は別ですが)
じゃあどうする…
そんなわけで今回は
遊びネタ(と言うほどでもない)
みんなが知っているような
描画ネタをご紹介します。
題して、
『アリさんのさんぽ』です(笑)。
①
ある雨あがりの朝…
黒いクレヨンアリさんは
お散歩に行こうと思いました。
ところが…
巣からでたアリさんはビックリ!
水たまりがいっぱい出来ています。
②
「みずたまり、おもしろそう。
…でも、落ちないように気をつけないと。」
アリさんはたくさんできた水たまりを
みにいくことにしました。…おちないようにね。
③
「あっちにもみずたまりがあるぞ」
アリさんは慌てずゆっくり
まわりを見ながら歩きます。
④
「こっちにもだ!」
⑤
「ようし、せっかくだから
ぜんぶのみずたまりを見て帰ろう」
まだ行ってないところはあるかな?
⑥
「あぁ、おもしろかった。ただいま~」
黒いアリさんは、おうちにかえりましたとさ。
⑦
今度は赤いクレヨンアリさんがお散歩です。
「ぼくは、こっちからいこうっと。」
⑧
赤いクレヨンアリさんもいっぱいお散歩しました。
⑨そんなわけで、
全部の色のクレヨンアリさんも
散歩に行きたくなって出かけました。
↓今日も一杯お散歩したね!
…と、
ベタな展開をつければ
こんな感じでしょうか。
グネグネ描いたものが
思いのほか楽しげになります。
年度の初めの方に
手首の柔らかさや筆圧など
子ども達の様子も伺えます。
手首の柔らかい子は
リズミカルに曲線を描いていき、
見ていても心地よさそうです。
また、年齢によって
水たまりの数や
保育者が事前に用意する範囲を
変えていくとよいでしょう。
注意点は、
いきなりコレをしないこと。
いきなり「クレヨンアリさん」と
言って出来ない事はないですが、
やはり
十分アリに触れて観察したり
身体を使って表現やごっこをしたり、
遊びの土台があっての描画かと。
例えこのような線描でも
そのあたりは大事かなぁと思います。
(いきなり「今日はこれを描きましょう」
みたいなのも見うけられますが)
子どもの中に
描きたい気持ちとイメージを
十分持てるようにすることが
造形遊びが
楽しいものになるかどうかの
大きな指標ですね~。
どうせやるなら、
楽しい方がいいですもんね!(笑)。
(もっとも、この遊び自体が
やや線描そのものを目的に
シテいる節はありますが…。)
・
・
そんな感じでもう1ネタ。
↓今度は食いしん坊のあおむしくんが
はっぱを食べに行きます。
(お話は想像してください)
と、まぁこんな感じ。
こちらは年齢に合わせて
葉っぱの数を増やすと非常に面白いです。
(ちなみに子どもが描く時は
上のように直線ばかりにはなりません)
他にも
電車や車、ボールに雨…
「動き」を描くのに面白い題材は
色々ありますね~。
単に「形」に捉われずに
いちど身の回りにある
オモシロそうな動きのものに
注目してみてはいかがでしょうか?
案外、いいネタがあるかも…?(笑)
よろしければクリックプリーズ(にほんブログ村 へ)