神は、私たちのようではない。

ホセア書を読んで、つくづく感じる。

神の選びの民、イスラエルへの愛である。

神は、11章1節で、「イスラエルが幼いころ、わたしは彼を愛し、私の子をエジプトから呼び出した。」とある。

神は、至れり尽くせりの愛を注ぐ。

しかし、11章7節

わたしの民はわたしに対する背信からどうしても離れない。

 

しかしである。いまや、悪人ともいえる彼らを、とても愛している。

11章8節

エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができようか。

イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができようか。

・・・

わたしの心はわたしのうちで湧き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。

わたしは燃える怒りで罰しない。

 

おそらく、神の人への愛は、このようなものだろう。

イスラエルの民、クリスチャンに対する愛だけではなく、すべての人をいつくしんでいるのだろう。

すべての人を、悪人も愛している。

見捨てることはできない。

あわれんでいる。

だから、神に立ち返ること、神を知ることを待ちこがれている。

というのも、その理由を、こう書いてある。

13章4節

わたしのほかに救うものはいない。

 

そうなのだ。

本当の神、イエス・キリストしか、わたし達を救ってくださる方はいない。

 

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