事件って程でもないですけど…


友達と二人で行きつけのスナックのカウンターで飲んでました。
んなこと頻繁にしてるから、ホモ説流されるんだけど…
最近は、毛じらみなんて言われる…
意味わかんねーし(-_-#)

んで、いつも通りにバカ話しに花を…
って思ってたら、友達の隣に座って、XJAPANを熱唱している、
うだつの上がらない感じの眼鏡かけた若者が、突然友達に話しかけてきました。

眼鏡X:「あの~、X聴きます?」


友達:「…まぁ聴くよ」


32:(嘘つけっ!)


眼鏡X:「マジっすか!Xいいですよね!」


友達:「Week Endとかいいよね」


32:(…コイツ、嘘突き通す気だ)


眼鏡X:「ですよね!昨日もココ来て、歌ってたんすよ~」


友達:「ライヴとか行ったりしてるの?」


ふと、カウンターのネーサン見るとうんざり顔してます。


その後、完璧チェリーボーイ眼鏡XAOMORIは、聞いてないのに、ウンチク披露!


32:「ネーサン!今日、ネーサンのおごりな!(-_-#)」



ネーサン:「なんでよ!こっちがおごって欲しいわ!(-_-#)」


皆、かなりの苦痛を感じてます。


そしたら、友達が火に油を注ぎ始めました。


友達:「紅歌ってよ」


32・ネーサン:(勘弁してよ~(+_+))


眼鏡X:「紅いいですねー、英語バージョンも行けますけど、今回は日本語で!」


眼鏡Xの眼鏡がキラリと光り、


眼鏡X:「キー三つあげてください!」


ネーサン:「歌えないでしょう!」


眼鏡X:「キー三つあげないと、音程取れないんだよねー」


んで、始まりましたよ地獄のレクイエム[鎮魂歌]


ハッキリ言って、ど下手くそ!
キー三つ上げろと豪語したのに、高音まったく無し!ど低音…
音程も全くダメ!
棒読みのようなXJAPAN。

紅に染まるのは、オレらじゃボケッ~!


誰かが言いました。

「パトラッシュ…僕…疲れたよ…なんか…眠いんだ」

歌い切った眼鏡Xは、調子に乗り!


眼鏡X:「次何行きます?」


32:(マジかよ~(+_+))


友達:「じゃーWeekEndで」


眼鏡X:「昨日も歌いましたけど…わかりました!1990年バージョンで行きますか?」


32:「ネーサン!今日絶対!ネーサンのおごりだから!(-_-#)」


ネーサン:「こっちは、二時間これだっつうの!(-_-メ)」


皆、爆発寸前!


眼鏡Xのお経は、店を震わせ、他のお客も巻き込み、有り得ない世界へ誘います。


歌い切った、眼鏡Xは、


眼鏡X:「いや~、やっぱXですよね~」

248満足してる眼鏡Xに、意外な展開が…


友達:「てかっ!Xなんて聴くわけねーじゃん!(-_-メ)」


32・ネーサン:(え゛~~~w(°□°)w)


友達の直下型地震のような発言に、眼鏡Xは、ポカーン


友達:「オメーと仲良くなんねーし、仮に仲良くなったら、確実にぶん殴るけどな(-_-#)」


とどめの一撃を眼鏡Xに食らわし、友達凄く満足気f^_^;


ネーサン…爆笑してるし(-.-;)


そんときママが来て、

ママ:「X君、もう時間だから会計ね」

眼鏡Xが会計を済ませ、店を出て行きました。


店内に平和が訪れ、小鳥達も戻って来ました。


ママ:「ゴメンね~f^_^;」


32:「大丈夫っす、ネーサンおごってくれるから(゜▽゜)」


ネーサン:「会計、倍だ!」


ママ:「高い声出ないんだから、キー下げればいいのにf^_^;」


ネーサン:「それ以前の問題だって、絶対童貞だし!(-_-#)」


32:「童貞関係ねーべ?ってか、彼女いたって言ってたじゃん」


ママ:「あ~、あれ、ネット上の話しみたいだよf^_^;」


32:「え~~~(☆o☆)」


ネーサン:「会ったらしいけど、ヤッテねーな、てか、やれねーし」


32:「ネーサン、ひどくね?f^_^;」


ネーサン:「ふん!(-_-メ)」


ネーサン…きっと大変だったのね(T_T)


ふと友達を見ると、遠くを見つめてタバコ吸ってました。
凄く満足した顔してます。一仕事終えた、男の顔。


絶対、コイツにおごらせる!(-_-#)



Xファンの皆さん、ごめんなさいm(__)m



世界が平和でありますように。