学年ビリの勉強嫌いが1年で歯科医師国家試験に合格した方法
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今日の動画は第110回歯科医師国家試験D問題の27です。

 

これは過去問で何度も類題が出題されているのでしっかりとっていきたい問題です。

 

臨床的に頻出なバーを用途に応じて選択する問題。

 

タービン、倍速コントラ、コントラ、ストレートの区別がついていて、それぞれのハンドピースにつけるバーを区別できれば

 

なんてことはない問題です。臨床実習で先生にあれ持ってきてこれ持ってきてと言われながら自然に覚えていくことがほとんど

 

なので特にこれといった対策も必要ないと思います。

 

ただ、ぼくみたいに臨床実習をチョー不真面目に流したせいで、卒業してもタービンとコントラの区別がついてなかったりする

 

パターンの人は絶対にこの動画を見て頭の中を整理してください。この問題、正答率めちゃ高いです。

 

国家試験における最高の対策は『みんなができる問題を落とさない』です。

 

正答率が高い問題を落とす割合が高い人は必修落ちなどで足元をすくわれるので要注意です。

 

正答率が高い問題を落とすということは記憶の定着が甘いということ。

 

聞いたことがある、知ってるという程度の知識を完全に自分のものにしていると勘違いしているパターンです。

 

これはマジでヤバイです。ホントに落ちます。

 

もっと繰り返す。自分で自分に対する基準を甘くしない。これが大事。

 

 

 

今日の動画は第110回歯科医師国家試験D問題26です。

 

部分床義歯の構成要素について教科書的で平易な設問ですが、なぜか正答率が低い。

 

顎義歯の問題だと身構えてしまったのか、設問を読んでいないのかわかりません。

 

国家試験の合格率が一昔前に比べて低くなっており難しくなっているイメージだけが先行しているようですが、

 

受験生のレベル自体がそんなに上がっているわけではないというのがよくわかる問題ですね。

 

当たり前に教科書に書いてあることが当たり前に理解できているか。

 

近年の国家試験の対策はただそれだけを追い求めていけばいいので非常にシンプルです。

 

予備校などは『新傾向』などと謳って奇をてらった予想問題を出してきたりしますが、そんな問題には振り回されないでください。

 

どの参考書を見ても当たり前のように書いてあることを自分で一から説明できるか。ただそれだけです。

 

なんか聞いたことがあるとかそういうレベルじゃダメです。自分で真っ白な紙に書いて一から説明できる。

 

これがめっちゃ大事です。

 

そのためには繰り返す。繰り返しの効率が一番いいのは聞くこと、音声学習です。

 

だからぼくはわざわざ動画を作って自分の肉声を入れてます。

 

疲れてるときなんかはこのブログの記事すら読む気にならないと思います。

 

でも聞くだけならできるでしょ。動画の再生ボタンを押すだけです。

 

だから何回も聞いてください。1回聞いて覚えられなかったら10回聞いてください。

 

10回聞いて覚えられなかったら20回聞いてください。それだけです。

 

 

 

しばらく間があいてしまい申し訳ないです。

 

今日の動画はペリオのお話です。

 

ペリオは基本的に治療の流れが決まっているのでその流れさえ覚えてしまえばしっかり点数の取れる分野です。

 

基本的な流れは教科書や日本歯周病学会が発表してる歯周病治療のガイドラインに掲載されているので頭に叩き込みましょう。

 

ざっくり言うと、検査→TBI、スケーリング→検査→ルートプレーニング→検査→治癒もしくはSPTもしくはFOP という感じです。

 

これちゃんと真っ白な紙に書けるようにしておかないとダメな内容です。

 

教科書で見たことあるなぁとか授業で聞いたことあるなぁのレベルで理解をとどめていると確実に国家試験に落ちます。

 

近年の歯科医師国家試験の対策は「ほかの受験生が知っていることをあやふやなまま終わらせない」。

 

本当にこれに尽きます。

 

友達や後輩たちに講義できるくらいまで理解を深める。

 

そのために必要なのは繰り返すことです。一回やって終わりにしない。

 

人間は忘れる動物です。一回やったからもう完璧なんてことはありえません。

 

だから忘れてもいいんです。でも、きれいさっぱり忘れる前に繰り返しましょう。

 

 

 

今回取り上げる問題も頻繁に臨床で遭遇するケースですね。

 

最近は審美を改善する目的で歯科医院を来院される方も多いので審美修復についても基本的な内容についてはおさえておきましょう。

 

審美修復においていくつかとれる方法はありますが、それぞれの方法に適応症や利点・欠点があります。

 

今回の問題もそんなにひねった問題ではなく、基本的な内容さえおさえていれば正答にたどりつけるのでしっかりと

 

分類をして記憶しましょう。

 

何度も言いますが、記憶するには繰り返しが必要です。

 

1回で覚える人もいますが、10回やらないと覚えれない人もいます。

 

もし、あなたが10回やらないと覚えられないのなら10回やってください。

 

20回やらないと覚えられないのなら20回やってください。

 

国家試験は覚える速さを競うわけではありません。どれだけ掘り下げて記憶できたか。

 

上辺だけの知識になっていないか。そういったところを問われる試験です。