今日は雲一つ無い青空に、気温は25℃近くまで上がって、

半袖でちょうどよい夏のようなお天気の金沢でしたが、

午前中の会計監査を無事に済ませた後、

午後からお休みをいただき、お掃除のお姉さんと一緒に、

恒例の中華デートに出かけました。


今までは金曜日の夕方に駅近くの中華料理店で食べて、

好きなお店でスイーツを楽しんでいたのですが、

中華料理店もマンネリ化し、

好きなスイーツの店はなくなってしまったので、

今回は武蔵が辻でランチを楽しむことにしました。


お店は前にもご紹介した近江町いちば館2階にある「仙桃」。

夜だとお値段が高めですけど、

お昼は手頃なランチがあるので気軽に入れます。

近江町市場のお寿司屋さんの前には長蛇の列ができているけど、

中華はどこでも食べられるから余裕で入れました。



数あるランチメニューの中で、私たちの意見は一致しまして、

1500円(税抜)の「仙桃特製ランチ」を注文しました。

メインの海鮮野菜塩炒めが食べたかったのよね~。

一見少ないように見えますが、

炒飯は鮭入り炒飯で、お茶碗を持ったらずっしり重く、

たっぷり詰め込まれていたので、ちょうどよい量でした。



しばらくした後、点心のプリプリエビ餃子も到着。

久しぶりに来ましたが、まずまず美味しかったですよ。



本当は今日もランチの後は、

近くの喫茶店に行ってゆっくりおしゃべりするか、

甘味処で和スイーツでも食べようと思っていましたが、

話の中で新潟県出身のお姉さんは、

まだ「ひがし茶屋街」に行ったことがなく、

「行ってみたい!」ということだったので、

腹ごなしも兼ねて、のんびり歩いて行くことにしました。

私たちが歩いたルートはこちら。



距離はバス停2つ分ですね。

拡大地図と写真でルートを確認して下さい。



まずは近江町市場を出て、横断歩道を渡ります。

橋場町に向かって大通り沿いを歩きます。



お味噌屋さんを過ぎると、左手に神社が見えてきます。

私のブログで紹介するのは初めてですが、

「市媛(いちひめ)神社」です。

近江町市場の氏神・産土神・守護神。

大市比買神(弁財天)、事代主神(恵比須神)、

大国主神(大黒天)が奉られていて、

本宮は京都の市比買神社。

「近江町」という名前は、近江商人がいたから・・・。



もう少し歩くと「中島めんや」さんがあります。

加賀人形・加賀八幡起上り・加賀獅子頭や

郷土玩具を売っているお店です。

店頭に白い加賀八幡起上りが置いてあったので撮りました。

今は絵付け体験ができるそうです。

約30分くらいで出来て、お値段は432円。



博労町の交差点で左折して、

大通りから1本入った裏道を橋場町に向かって歩きます。

この辺りが尾張町になります。



ここからは以前も何度かご紹介した所になります。

この道が裏通りです。



途中、レトロな感じの医院もありました。



ここで再び続きの地図をどうぞ。



泉鏡花記念館の手前左側に「くぼいちさん」でおなじみの

「久保市乙剣宮」があります。

鳥居の前に来年の厄年の一覧があって見てみると、

お姉さん本人をはじめ、息子さんや娘さんも

来年は本厄や前厄にあたるようだったので、

とりあえずお参りをしてきました。



そして、主計町茶屋街でもご紹介しましたが、

本殿の右側から後ろへ抜けられる道があります。



本殿の裏にはケヤキの巨木がありました。



さらに奥へ道なりに進むと下り階段が見えてきます。

この辺りに来ると三味線の音が聞こえてきました。



ここが「暗がり坂」で、旦那衆が夜な夜な通ったという・・・。







ここが「主計町茶屋街」で狭い路地と、

紅殻(べんがら)格子の建物が特徴です。



浅野川沿いの道に出てきました。



ここから眺める浅野川大橋、青空と穏やかな川面のせいか、

長崎の眼鏡橋みたいにきれいに見えますね。



あとは浅野川大橋を渡り、

好きな道から「ひがし茶屋街」へ行けばOKです。

今日はこういう道を通って行きました。



こちらが浅野川大橋を渡り終えた所から見た

向かい側の「橋場町バス停」です。

「ひがし茶屋街」に来られる観光客の人たちが、

一番利用される交番前のバス停です。



そして、ここがおなじみの茶屋街のメインストリート。

たったこれだけなのに、なぜか人気なのよね~。

京都へ行けばいくらでも見られるのにね。



この通りの突き当たりにはお麩のお店「不室屋」があり、

お姉さんも買い物をしていましたが、

たくさんの観光客が次から次と買い求めていました。



このお店の左隣に「不むろ茶屋」があって、

本当はここで休憩がてら麩スイーツを食べる予定でしたが、

この暑さで周りにソフトクリームを食べている人が多かったので、

私たちもソフトクリームを食べようか~ということになり、

ここでは「ゆば豆乳ソフト」だったかが食べられましたけど、

4月に食べて感激した「あの」ソフトを食べることに・・・。



その前に茶屋街の奥にある宇多須神社へ参拝に・・・。



そして、お姉さんは雑貨屋「鶴亀」で、

ニャンコ柄の財布など数点をお土産に購入。

「まさか今日、あの有名なひがし茶屋街に来られるとは・・・」と、

大した所ではなかったけれど、感激していただけました。

最後に、金沢烏鶏庵の「烏骨鶏ソフト」をいただきました~。



でもね、この500円のソフトクリーム、

4月に食べた時は発売して間もなかったのだけど、

クリームの色も黄色くて、クリームにも重量感があって、

味は烏骨鶏カステラそのもので濃厚だったのに、

初めて食べたお姉さんは喜んでいましたが、

私は「あれっ?薄めた?」と思っちゃいました。


今日もすごい人気で飛ぶように売れていたけど、

だからって、薄めちゃダメだよ~。


本当なら私は橋場町から路線バスに乗れば帰宅できますが、

お姉さんはこの辺の地理に不案内なので、

一緒に金沢城下まち周遊バスの左周りルートに乗って、

金沢駅まで戻ることにしました。


私も左周りルートに乗るのは初めてで、

どういう道を通って金沢駅に戻るのかがわかってよかったです。

もっとよかったのは、橋場町のバス停が変わっていたので、

いつもたくさんのアクセスをいただいているブログの内容が

違っていることが判明したということ・・・。



以前は、「橋場町」バス停は、大樋焼美術館の向かいと、

主計町茶屋街近くの2箇所に停車していたのに、

主計町茶屋街近くのバス停がなくなった代わりに、

今の橋場町バス停は、以前の二つのバス停の中間くらい、

料亭・金城楼の向かいになりました。

前はもう少し兼六園寄り、和菓子の森八本店近くでした。


でも、ひがし茶屋街から金沢駅に帰る人のことを考えると、

もう少しひがし茶屋街に近い所にバス停を設けた方が親切ですね。

ということで、上の写真の人たちもみなさん観光客。

地図を広げていろいろ調べていらっしゃいました。


左周りのバスは普通の路線バスと同じ大型バス。

それでも橋場町に着いた時には超満員。

だけど、半分以上の方が橋場町で下車して、

ひがし茶屋街へ向かわれたので、ちゃんと座れました。

立っている人はいなかったけど、ほぼ満員でしたよ。


ということで、ただのランチのつもりが、

ひょんなことからプチ旅になってしまいました・・・。

近日中に「橋場町」のブログは訂正いたします。