2011年5月14日(土)、能登の旅の続きです。

窓岩からもう少し進むと、目新しいトンネルをくぐります。


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トンネルをくぐって振り向くと、「垂水(たるみ)の滝」が見えます。

滝の下にあるトンネルは、珠洲市と輪島市にまたがる

国道249号線八世乃洞門トンネルですが、

2007年3月の能登半島地震で崩落しました。

2009年11月に山側に代替ルートとして八世洞門新トンネルが開通し、

能登の復旧工事はこれが最後となりました。


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「垂水の滝」は、能登では珍しい山から海へ直接そそぐ滝。

落差およそ35mのこの滝は、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれています。

厳冬期の強い海風が吹く日は、

滝が重力に逆らって左右に大揺れしながら、空に向かって上り始め、

時には、滝口からそのまま真っ逆さまに吹き上がります。

この逆さ滝は冬の風物詩となっています。


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ここでちょうどお昼になったので、

「垂水の滝」近くのこの店「割烹 滝見亭」で食べることにしました。


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能登の新鮮な魚介類を使った「能登丼」やお寿司もありますが、

お友達は本当に少食ですし、

私もナマモノは食べないし、あとでお楽しみもあったので、

二人とも軽くうどんを食べることにしました。


こちらはお友達が食べた岩のりと山芋が入ったうどん。


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こちらは私が食べたタラの芽とエビの天ぷらが入ったうどん。

どちらもおいしかったですよ。


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ちなみに今、能登地方で力を入れている「能登丼」。

こちらの滝見亭で食べられる能登丼は、こんな海鮮丼。

お値段は2,100円。


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「能登丼」には定義があって、奥能登のコシヒカリと水を使用し、

メイン食材には、地場でとれた旬の魚介類、

能登で育まれた肉類や野菜などを使用することと定められています。

なので、海鮮丼だけでなく、能登牛などを使った丼も多いですよ。


腹ごしらえが済んだところで、午後のドライブスタート!

次の目的地は下の印の所なので、垂水の滝があった曽々木海岸から、

しばらく車を走らせることになります。


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またまた揚浜式塩田が見えました。

この近くに「道の駅すず塩田村」もありますよ。


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ここは鞍崎という所のようです。灯台が見えたので撮りました。


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いよいよ次の目的地に到着しました。

実はこういう名所があるなんて知りませんでした。


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珠洲(すず)市馬緤(まつなぎ)町の沿岸にある奇形の岩。

西の空に向かって今にも炎を吹き出しそうな姿はゴジラに似ており、

その名も「ゴジラ岩」と呼ばれています。


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この沿岸から夕陽も見えるため、

能登の名所の一つになっています。


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でも、実際見てみると、意外に小さくてビックリするかも・・・。


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(つづく)