2010年12月12日(日)、ツアー3日目のつづきです。
武夷山の観光はすべて終了し、昼食を食べに行きました。
武夷山のレストランは、竹が名産なだけに、
こういう様式のレストランが多いのでしょうかね~。
前日とそっくりなレストランでした。
個室が並ぶ廊下。こちらもそっくり!
こちらの食器は、とても衛生的に管理されていました。
さて、お料理ですが、まずはちょっと水っぽいカボチャ。
ぼかしがかかっているように見えるのはレンズの湿気のため。
小魚の唐揚げ。味はまずまず。
こちらは野ウサギさんの炒め物。
小骨が多くて、とてもとても食べられませんでした。
こちらは鹿さんで、やはりちょっと癖がありますが、
ウサギさんよりは食べやすかったです。
こちらはきのこのスープ。
やはり、いちばん安心して食べられたのはチンゲンサイ。
チャーハンもおいしかったです。
武夷山では、豚、イノシシ、鹿、野ウサギ・・・と、
いろんなお肉を初めていただきました。
説明はなかったけど、特産のヘビも食べていたかもね。
デザートのみかんは、濃厚で甘く、とても美味しかったです。
日本の美味しいみかんに負けていませんでしたよ。
続いて立ち寄ったのはこちらの民芸品店。
前にもお話しましたが、武夷山の繁華街のお店は、
ほとんどがこういった茶葉や民芸品を売る店なんです。
数多い店の中から、なぜここが選ばれたのか・・・。
実は、ここはガイドさんのお姉さんがやっているお店なのです。
ガイドさんは吉林省の大学で日本語を学んだそうですが、
こちらのお姉さんは上海の大学で日本語を学び、
ガイドさんに負けないくらい日本語が上手でしたよ。
店先のテーブルを囲み、
お姉さんが入れてくれた紅茶をいただきました。
武夷山は烏龍茶だけではなく、紅茶も有名!
コロンブスなどが活躍した大航海時代の1500年頃、
イギリス貿易を支配していた東インド会社が、
初めてヨーロッパ人に中国の紅茶を紹介し、大絶賛されたのだとか。
最初に試飲したのはこちら。
あの有名なアールグレイ誕生のきっかけとなった紅茶と言われています。
確かに濃厚な紅茶の味で、お値段も高価です。
というわけで、小さい器だけど、
お姉さんがいろいろとお話をしながら、
何杯も何杯もお茶を飲ませて下さいましたが、
私も他の方も、紅茶は好みではなかったようでした。
お茶は買わなかったけれど、
このお店できくらげに似たきのこを買いました。
量り売りで、この袋に詰めてくれましたが、
なぜかこの袋には日本語が・・・。
それから、武夷山の人がお茶を飲みながら食べているという
こちらの甘酸っぱいお菓子も購入。
「酸棗仁(さんそうにん)」というナツメの一種の生薬と、
桂花(キンモクセイ)が原料のお菓子です。
酸棗仁は、心臓・肝臓に働き、
精神を鎮めるとても重要な治療薬の一つで、
不安、動悸、不眠など心の虚と関連するあらゆる症状に使用されます。
神経強壮、鎮静、催眠薬として、心因性神経性の不眠症、健忘症、
口渇、虚弱体質者の多汗症などにも効くそうです。
この大自然の中で、烏龍茶や紅茶と一緒に、
こういうものを毎日食べていたら、健康になりそうですね。
武夷山で最後に立ち寄ったのはこちらの建物。
店に入るまでの廊下。
ここは竹製品を売るお店で、いきなり店に入ると、
竹繊維から作ったという下着やパンツが目に入ってきてビックリ!
その他、タオルもたくさんありましたし、
あとは日本でもよく見かける竹炭製品が並んでいました。
どれもあまり興味がなく、誰も何も買いませんでした。
これで武夷山とはお別れ。
再び高速道路で福州に戻ります。
(つづく)