こんにちは。
ひよざえもんです。
今日ものんびり
和菓子たべあるき。
今日のお菓子は
京都の「京菓匠・甘春堂」の
「茶寿器」です。
今日は
ひよざえもんが
お菓子を買ってきましたよ。
ひよざえもん
「おひよちゃーん、お菓子を買ってきたよ～」
おひよちゃん
「わーい」
ひよざえもん
「京菓子の老舗で買ってきたんだよ～」
おひよちゃん
「へ～。期待しちゃうわね」
ひよざえもん
「有名なお菓子らしいよ～」
ひよざえもん
「さっそく、出してみよー」
・・・。
ひよざえもん
「あれ？」
おひよちゃん
「お茶碗しかないわね」
ひよざえもん
「おかしいなぁ・・・。有名なお菓子だって言ってたのに・・・。」
おひよちゃん
「とりあえず、お茶でも飲みましょうか」
ひよざえもん
「そうだね」
というわけで、お茶を入れてみました。
ひよざえもん
「このお茶碗、おっきいから、二人分だね」
おひよちゃん
「そうね」
ひよざえもん
「さっそく、飲もう」
ごくり。
ひよざえもん
「うまいうまい」
おひよちゃん
「わたしも飲もうっと」
ごくごく。
おひよちゃん
「おいしいわね」
・・・。
お茶も飲みほしてしまいました。
おひよちゃん
「お茶を飲むと、ますます甘いものが食べたくなるわね」
ひよざえもん
「うんうん。お菓子を買ってきたはずなんだけどなぁ」
おひよちゃん
「でも、お茶碗しかなかったわね」
ひよざえもん
「うーん。おかしいなぁ・・・」
はっ！
おひよちゃん、なにかに気づいたようです。
おひよちゃん
「わかったわ！」
ひよざえもん
「？」
おひよちゃん
「このお茶碗がお菓子なのよ！」
ひよざえもん
「ええええ～？」
おひよちゃん
「なんとなく、おいしそうな香りがしない？」
ひよざえもん
「そう言われると、たしかに・・・」
そうなんです。
この「茶寿器」、
実はお茶碗の形をした
干菓子なんです。
ひよざえもんたちも
お茶を入れてましたが
ちゃんとお茶碗としても
使えちゃいます。
割って食べてみると
ふわーんと香る
ニッキの香りと
砂糖の甘さが
口に広がります。
ちなみに、
この「茶寿器」、
特別なお祝いの際にしか
作られなかったという
とってもおめでたい
お菓子だそうですよ。
というわけで、
ひよざえもんたちも
割ってみました。
ぱり。
おいしそうに割れました。
ひよざえもん
「さっそく食べてみよう」
おひよちゃん
「うん」
ぱくぱく・・・。
ひよざえもん
「お茶碗を食べるって、なんか変なかんじだね」
おひよちゃん
「そうねぇ」
ぽりぽり。
ひよざえもんたち、
割るのがめんどくさくなって
そのままかじりついてます。
ぽりぽりぽりぽり・・・。
けっこう大きい「茶寿器」、
食べきるにはけっこう
時間がかかりそうです。
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京菓匠・甘春堂
本店： 京都市東山区川端通正面大橋角
でんわ 075－561－4019
ＦＡＸ 075－561－4101
＊ホームページでお取り寄せ
できちゃうみたいですよ♪