【“原発”で見えた小泉・安倍「本当の師弟関係」】
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PRESIDENT Online
2013年11月20日(水)

いまや脱原発の旗頭となった感がある小泉純一郎元首相が、相変わらず原発推進論を切りまくっている。

11月3日も横浜市内の講演で、原発推進論こそ「無責任」と切り捨てた。

だが、2006年に小泉氏から政権禅譲された弟子の安倍晋三首相は師匠の発言をまったく無視。

むしろ首相周辺からは「小泉発言は迷惑そのもの」
「何をトチ狂っているのか」などと小泉氏を揶揄するオフレコ発言が相次いでいる始末だ。

「揶揄された小泉氏は“安倍のことを思って言っているのに何だ”と腹を立て、自分の言うことを聞かない安倍首相への不快感も募らせています」

そう話すのは、小泉氏に近いベテラン政治ジャーナリストだ。

「脱原発に舵を切ったほうが国民の広い支持を得られるというのが小泉氏の考えだが、今の安倍内閣は経済産業省出身者が牛耳る“経産省内閣”。
アベノミクスが掲げる成長戦略も経産官僚が策定。
経産省が原発推進の本丸なので、口が裂けても安倍氏は脱原発を言えない」

しかも、もともと安倍氏はエネルギーの確保が国家の安全保障の要というエネルギー安保論者だという。

師匠の小泉氏とは考え方がまるで違うのだ。

全国紙政治部デスクもこう話す。

「人を育てなかった小泉氏が唯一、後継者として育てたのが安倍氏。
ところが06年の第1次安倍政権以降、安倍氏は小泉路線の逆を進み、小泉氏との溝が広がってきたのです。
例えば、小泉氏は中国の猛反発を承知のうえで首相として靖国参拝を強行。
ところが安倍氏は首相になるや真っ先に訪中し、中国のご機嫌をうかがった。
また、小泉氏が進めた新自由主義路線で所得格差が広がったとして、安倍政権では負け組救済の再チャレンジ路線を採用した」

小泉氏が声高に脱原発を唱える背景には、首相への当てつけの面もありそうだ。

小泉氏は社民党の吉田忠智党首と会談し脱原発で一致するなど、野党幹部との接触を続ける構えだが、アンチ安倍の新党づくりについては「脱原発新党をつくる気はない」と、今のところ否定している。

「だが小泉氏の次男で、党内と国民の人気の高い進次郎代議士は脱原発論者。
元首相が触媒役になり、アンチ安倍勢力が結集し、政界再編が進む可能性はある」と政治部デスクは言う。

師弟関係はこじれると怖い。

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安倍政権の暴走は、日増しに強くなっている。

先日、強行採決を行った特定秘密保護法案も社会保証制度見直しもその現れだ。



【秘密保護法案 私の不安(中)原発政策、国の暴走怖い】  

東京新聞
2013年11月28日


◆国民の声 無視している「放射能からこどもを守ろう関東ネット」事務局メンバー木本さゆりさん(44)


 国民の声を反映せず、最高裁が(昨年衆院選は)違憲状態と判断した国会のまま、特定秘密保護法案を衆院通過させた。

本当にひどい。

 原発事故後から、子どもたちを放射能から守るため、千葉、埼玉、茨城三県の三十七市民団体と一緒に活動をしてきました。

 県北西部は放射線量の高い汚染状況重点調査地域。

今でも母親たちは「子どもを被ばくさせてしまったのではないか」と癒えることのない傷を抱えています。

 その大きな理由は事故直後に、「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の情報が隠されたから。

東葛地区が放射性物質で汚染されているなんて、みんな知らなかった。

 命を守る情報が秘密保護法がなくても秘密にされた。

不都合な情報は隠す政府への不信は募りました。

 国会の進め方は、子ども・被災者支援法の基本方針が決まる経緯と似ています。

決め方が急で、国民の声を無視している。

 私たちは、支援法で放射線量の高い地域の子どもたちが健康調査を受けられるように、国に訴えてきました。

パブリックコメント(意見公募)では全国から五千件の意見が寄せられ、福島県などで説明会が開かれても、基本方針には反映されなかった。

 秘密保護法案では意見公募に九万件の意見が集まり、ほとんどが反対。

でも二十五日にあった福島の地方公聴会の翌日に衆院通過しました。

意見公募も公聴会も、アリバイ作りにほかならない。

 母親としては、法案が成立して、米軍と軍事機密を共有し、戦争へと突き進むことが心配です。

将来、子どもたちが戦争に行ってしまうのではないかと。

子どもたちはまだこれから長い人生が待っています。


 <きもと・さゆり>
 1969年生まれ。千葉、埼玉、茨城3県の市民団体でつくる「放射能からこどもを守ろう関東ネット」の事務局のメンバーで2児の母。
関東ネットは2012年7月、千葉と茨城の母親たちが連携して生まれた。
千葉県北西部の土壌調査や医師を交えた勉強会、子どもの健康不安を減らすため「子ども・被災者支援法」が適用されるよう国や自治体へ要望書を提出するなどの活動をしてきた。
松戸市在住。




【首相「菅政権が対応誤った」 民主議員の原発事故情報非公表に反論】

MSN産経ニュース
2013.11.26 22:48

 安倍晋三首相は26日の国家安全保障特別委員会で、政府が東京電力福島第1原発事故直後に緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の情報を公表しなかったことについて「あのときは民主党政権だった。
菅直人首相のときに出すべき情報を出さなかった。
まさに政府が対応を誤った」と切り捨てた。

 首相に質問したのは事故当時の環境副大臣だった民主党の近藤昭一衆院議員で、「福島ではいろいろな情報が隠ぺいされてきて、特定秘密保護法でさらに秘密が拡大されるとの懸念がある」と迫った。

 だが、首相の反論に続き参院福島選挙区選出の森雅子少子化相も「福島県ではSPEEDIの情報が出なかったことが心に重くのしかかっている。
あれは秘密でもなんでもなかった」とバッサリ。
近藤氏は「反省とおわびを申し上げたい」と述べ、墓穴を掘った形となった。

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もし、あの時、自民党政権だったらどうだっただろうか?

民主党をかばう気は無いが、原発を推進して来た手前、民主党以上に隠したのではないだろうか?

最も怖いのは、特定秘密保護法の基に原発事故の初期段階を隠してしまう事だろう。

重大事故に繋がる事象かも知れない…が、自力で何とかなるかも知れない… 的状況の場合、電力会社は、隠そうとするのでは無い?。
それが、原発事故に繋がったとしても…


特定秘密保護法を傘に隠すかは何とも言えないが、隠す言い訳には使える。


「まさか、そんな事…」を、するのが電力会社なのだ。

特定秘密保護法案は、参議院に場所を移したが衆院同様ある程度、野党に言わせておいてまた強行採決で法案成立となるのだろ。

自民党・安倍政権は、自分達の政策に反対する有識者をことごとく排除して国民の意見にも耳を傾けず、ひたすら暴走している。


普天間・辺野古移設問題でも、県外移設を主張する自民党沖縄県連に圧力を掛けちからずくでねじ伏せた。


これから、更に政治圧力ならぬ政府圧力で日本を自分達の意のままにする気なのだろ。

それらは、まるで電力会社と原子力ムラのやり方を真似る様にも見える。


今の自民党・安倍政権は、1票の格差違憲状態での政権政党。


言い換えれば、「代行政権」なのだ。

その「代行政権」が日本を崩壊させようとしているのだから、国民からしてみればたまったものでは無い!!




↓この方も、「何か変だ」と、おっしゃってる。



≪菅直人オフィシャルブログ「今日の一言」≫

【体制翼賛的国会運営】

13/11/28

 国会が何か変だ。

秘密保護法はみんなの党と維新も自公と共同修正案を出した。

しかし、みんなの党からは江田けんじ氏をはじめ造反が出た。

維新も採決をボイコットしたから造反が分からなかったが、半数近い議員が本音反対だ。

自民党内にも反対や慎重意見は多い。

  官僚組織は、先輩が進めたことが間違っていてもそれを否定せず正当化する習性がある。

薬害エイズ事件でも、先輩がやったことが明らかに間違っていたことが後に分かったにもかかわらず、厚生省は組織防衛のために、間違いを認めず、その証拠となる情報を隠し続けていた。

政権交代があって、大臣が過去の問題を解明しようと相当頑張っても、官僚組織は自己防衛のために隠し続ける。

今回の秘密保護法が当時あって、非加熱製剤によるエイズ感染の情報が秘密指定されていたら、後の大臣が公開したら大臣でさえ、罪に問われかねない。

  今回の秘密保護法は官僚統制国家を可能とする悪法だ。

安倍総理は政党政治を破壊し、体制翼賛政治体制を作ろうとしている。

  各党内に官僚統制に手を貸すこの法律に異論があるのは当然だ。

それにもかかわらず、国会の審議日程はどんどん進む。

何か変だ。

各党の国対関係者が党内の雰囲気を無視して、審議を進めようとしているように見える。

すでに体制翼賛的な国会運営が始まっている。

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自民党・安倍政権により日本が半独裁国家になる日は近い。


既にその兆候は現れている…



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~拡散・転載希望~

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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。

しかし、これで終わらす訳にはいきません。

世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…

私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…

静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…


「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。



静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。


※浜岡原発に対する意見


浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!

浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。


川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。

浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。

県外からのメッセージもお願いします。


◆川勝平太知事宛てメッセージ◆


送付方法:fax 054-221-2164

TEL 054-221-2202

手紙 〒420-8601

静岡県 葵区 追手町 9番6号

静岡県庁 静岡県知事 川勝平太


知事への意見箱

http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html


より多くのご協力お願い致します。


[浜岡原発をとめる裁判の会]

http://www.geocities.jp/ear_tn/


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「首都圏反原発連合」

http://coalitionagainstnukes.jp/



≪さよなら原発1000万人アクション≫

オンライン署名

http://sayonara-nukes.org/


みんなで決めよう「原発」国民投票


http://kokumintohyo.com/archives/5904


≪全国脱原発デモ情報拡散≫


http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index


【緑の党】


http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7740/











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