ご来訪いただき、有難うございます!

たまには、ちゃんと学んでいる所を
見せないと遊んでるだけじゃん!とか
言われそうなので、ちょっと学術論文
の分析等をしてみようかと思います。

オックスフォード大学の
マイケル・A・オズボーン准教授達が
発表した論文が衝撃的で話題を
集めています。

タイトルは、
「雇用の未来〜コンピュータ化に
よって仕事は失われるのか」
というものです。

ネットで検索する人は、
「あと10年」「消える職業」
「なくなる仕事」
と検索ワードをいれるとすぐに
いろいろな意見が表示されます。

イギリスのオックスフォード大学が
認定したことで話題化しましたが、
702業種について
徹底調査したそうです。

どんなふうに徹底調査しているのか?

バーテンダーの仕事が
コンピュータに代わられる確率は
77%というふうに書かれています。

バーテンダーはお酒を混ぜる仕事とは
思わないわたしは、コンピュータに
とって代われる仕事だとは思いません。

一度開けたワインボトルから
酸素を抜き、窒素を詰めて
酸化を止める仕事を
コンピュータができるとも
思いませんし、
お客さんの愚痴を適宜聞いて、
勇気付けたり、今の状態を察して
1番合うと思うカクテルを出したり、
そういう人間の機微を
コンピュータが
人間に代われるようになると
なぜオックスフォード大学が
認定したのか、意図はわかりませんが
確かにインパクトだけは
強い論文です。

702業種に及ぶ調査をしているので、
(徹底調査と言っても精度は決して
高くないと思いますが)それでも、
マクロ的な数字に関しては
妙にリアリティーのあるモノに
なっているように感じます。

オズボーン教授はAIの研究者です
からね。
今回のデータも、技術革新によって
ビッグデータの解析が
可能になったため、非ルーチン作業
だと思われていた仕事をルーチン化
出来るようになったり、
センサー技術の発達によって
人間の認知能力を超える機械が
どんどん出来て来るというのが
仕事が取って代わられる原因だと
述べられています。

気になった数字を上げてみると…

・米国の総雇用者の仕事のうち、
47%が10〜20年後には機械によって
代わられる、という予測。

これはとんでもない数字です。
収入のなくなる人が、
どれだけ増えるんでしょう?

・90%以上なくなる仕事(37業種)
銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産ブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
動物のブリーダー
電話オペレーター
給与・福利厚生担当者
レジ係
娯楽施設の案内係・チケットもぎり係
カジノのディーラー
ネイリスト
クレジットカードの申込者の承認・調査を行う作業員
集金人
パラリーガル、弁護士助手
ホテルの受付係
電話販売員
仕立屋(手縫い)
時計修理工
税務申告書代行者
図書館員の補助員
データ入力作業員
彫刻師
苦情の処理・調査担当者
簿記、会計、監査の事務員
検査、分類、見本採取、測定を行う作業員
映写技師
カメラ、撮影機器の修理工
金融機関のクレジットアナリスト
メガネ、コンタクトレンズの技術者
殺虫剤の混合、散布の技術者
義歯制作技術者
測量技術者、地図作成技術者
造園、用地管理の作業員
建設機器のオペレーター
訪問販売員、路上新聞売り、露店商人
塗装工、壁紙張り職人

上記の仕事は90%以上、機械に取って
代わられる職種という結果が
導き出されています。

ここで注目すべきは次の記述です。

「医療診断」の分野もコンピュータが
最良の治療計画を作ることに
成功していると書かれています。

アメリカのニューヨークメモリアル
スローンケタリングがんセンターの
米IT大手のIBMとの協業事例として
報告されています。

「法律」の分野でも裁判前の
リサーチのために、すでに
高度なコンピュータが活用
されているそうです。

センサー技術の進化も進み、
水道管の水漏れ監視も機械利用の方が
精度が上がっているそうです。

センサー技術が更に進化すると
患者の状況を観察する医療スタッフも
いらなくなる可能性が
出て来るそうです。

このセンサー監視の普及は、警察官の
削減すら可能にするようです。

金融業界ではコンピュータが投資の
意思決定をするのはすでに日常化
しています。

資産運用アドバイスもコンピュータが
人間に取って代わり、好評を
博しているようです。

教育や人事も然り。

産業用ロボットに至っては
市場拡大のスピードも
価格が低廉化するスピードも
今までと桁が違って来ます。

ウェイターやウェイトレスは
人間の仕事と言われて来ましたが
すでにタブレット端末で注文する
お店が増えています。

人間は高次元にクリエイティブな仕事
に集中すべきだと、オズボーン教授は
提言しています。

機械やコンピュータに出来ることは
任せるべきだとも言っています。

ここで今まで書いて来た論文内容を
ちょっと分析してみましょう。

まず人類は「肉体の時代」を
経験しました。
体力があれば、なんとかなった時代
です。
コレが実に長い間続いていました。

そして「左脳の時代」が訪れました。
医者や弁護士、頭のいい奴が勝ち組と
言われた時代です。
学校の成績に一喜一憂する時代です。

そしてコンピュータがどんどん
力をつけて来て、人間の知識を
上回る時代がやって来ました。

では、今はどんな時代になって来た
のでしょうか?

高次元なクリエイティブを要求
される時代です。

そうです❗️

「右脳の時代」の到来です。
第3の時代が始まった
ということなんです。

世界の枠組みが変わります。
今までの常識は、非常識に
なってしまいます。

2011年の8月に発表された
米デューク大学の
キャシー・デビッドソン教授が
ニューヨークタイムズ紙の
インタビューで語った
「2011年度にアメリカの小学校に
入学した子供達の65%は
大学卒業時に今は存在していない
職業につくだろう」
という予測は、いよいよ真実に
なりそうな気配がして来ました。

これは職業が安定した存在では
なくなる、という事実を
現しています。

雇用の前提となる専門性自体の変化
が常態化し職業が安定した存在では
なくなるコトは間違いないだろうと
考えられています。

こういう時代を生きる上で
とても大切なことは何か?

自ら発信し続けることです。

これについては、今日はだいぶ
長くなったので、またお話したい
と思います。

皆さんは現在も発信者です。
感度よく受信しながら、
発信し続けること。

これからの時代を生き抜く
キーワードは「発信者になる」
ことなんです。

では、今日はこの辺で。

長いコト、お付き合いいただき
ありがとうございます❣️



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