浄化・浄霊・波動調整 | 宇宙の風 天照王子 のブログ

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浄化・浄霊・波動調整2

ひつきのひかり 太陽のブログ-桜と富士山1
 
 日本において、浄化、浄霊の技法は、古神道にまでさかのぼります。古来より、古神道において最も重要視されるのが、「祓い清め」です。罪、穢れ(けがれ)、邪気や邪念などを祓い清めることによって、自分自身の本来の姿である神に近づくことが出来るという考え方です。古神道では、人間は本来、神の分霊(わけみたま)であり、神であると説いています。
 
 これを現代風に表現すれば、私達のエネルギーシステムである、ライトボディを神々の高次元の光によって浄化すれば、私達に分け与えられている、内なる神の光が輝き出し神になることが出来ると言うことでしょう。アセンションの時代に、この古神道の教えと技法は、私達にとって、とても大事なことなのかもしれません。

 日本人は、古来より生活や文化において自然との調和を大切にし、そして、高い精神性と霊性を求めて来ました。それが品格の高い有能な日本人の気質となって来たのです。しかし、戦後、その気質が失われつつあるのは大変残念なことです。

 では、この古神道の「祓い清め」には、どの様なものがあるのでしょうか?まず、川面凡児先生が提唱された、水によって心身を清める禊(みそぎ)、時代劇映画などで火消しの女将さんが主人の背中で火打石をたたく、火打石による切り火の祓い、神社で神主さんが行う祓幣(はらえぬさ)による祓いなどが伝えられています。

 それらの中でも、特に重要なものとされているのが、言霊(ことだま)による祓いです。その代表的なものは、上古より伝えられると言われる「大祓詞(おおはらえのことば)」です。全国ほとんどの神社では、神事やお祓いでこの祝詞(のりと)をあげます。この大祓詞には、国家から宇宙の真理までを解き明かし、現実界と神界の秘事を開示しているとさえ言われています。清浄な高次元の言霊の波動によって、罪穢れを祓い、大きな浄化、浄霊、波動調整を行うのです。

ひつきのひかり 太陽のブログ-吉野の桜

 私は、自分が憑依体質なものですから、子供のころから、見えない世界の霊や神、仏の存在を人より身近に感じて来ました。ふとした時に感じる霊たちの存在に、見えない世界の真実を求めて、哲学や様々な宗教、スピリチュアルの世界を学ぶことになりました。憑依体質は成人してからも直らず、ひどい時などは週に2~3回、会社に出勤する前に神社に行って、お祓いを受けてから出社するという生活が長年続いたのでした。

 霊とは何か、神々とは何か、霊と神と人間の関係はどのようになっているのか。物心ついてから、様々な宗教遍歴の果てにたどり着いたのは、日本に古来から存在する古神道であり、日本の神々の存在でした。そして、全ての答えは自分の中にあったのです。まるで、アンデルセンのおとぎ話の「青い鳥」のお話しのようですね。

 その様な訳で、多くの神社でこの「祓い清め」の技法を受けて、実際に効果があることを身をもって体験して来ました。しかし、残念ながら以前は祓えた有名な神社でも、最近は祓えないことが多くなってきました。これは、私にとっては大変なことでした。神社で祓えなければ、町の霊能者やヒーラーにたよるしかありません。しかし、霊能者やヒーラーには、様々なレベルの人がおり、全ての霊能者やヒーラーが神々に正しくつながっている訳ではなく、憑依した色々な霊を祓える人はなかなかいないものです。

 その様な時に役に立ったのが、長年練習してきたダウジングでした。ダウジングで霊能者やヒーラーが本物かどうかを神々に聞き、調べることができることが分かりました。また、有名な先生方や霊能者、ヒーラーの霊的なレベルが分かるようにもなりました。除霊(霊をとりはずす)は出来ても浄霊(霊を霊界へ送る)まで出来る人は、まれにしかいないのです。

 人に頼ることが出来なければ、自分で祓えるようになるしかありません。ダウジングで調べたりあるいは直感で、これはと思われる先生方に学び、また、独学で浄霊方法を習得して行きました。そして、自分で自分を祓い清めてその効果を確認して来たのです。

 日本には、日本を守っておられる神々がいます。何年か前に、自民党の森首相が、日本は神の国であると発言したことが大きな問題になりましたが、少し神道と日本の歴史を勉強すれば、日本は確かに神の国であることが理解できます。日本全国あらゆる所に神々を祀る神社があり、いつでも誰でも自由に参拝に行くことが出来ます。
 
 創造神である天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を始め、日本の神々の代表神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)、私達の誕生から死までを見守る産土神(うぶすなのかみ)、そして、いつも身近で見守る自分の本心でありハイヤーセルフである直霊(なおひ)、守護神、守護霊など、私達は多くの神々に守られています。そして、「祓い清め」もまた、神々の助力なくしては、力を持たないものなのです。神々を敬い、祈り、加護を求める所に祓い清めの偉大な力が働いてくるのだと思います。

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 古神道の「祓い清め」の技法には、現在でも使える技法が沢山あります。「大祓詞(おおはらえのことば)」は、神職でなくても、誰でも人や場を祓い清めることができます。ぜひ、その効果を試してみて下さい。
 
 下記に神明奉唱と言われる祓いの言霊法をご紹介します。憑依体質や霊的に敏感な人は、これを唱えると奇麗に浄化・浄霊出来ますので使ってみて下さい。神々に敬意と感謝の心を持って唱えることが大切です。

神明奉唱

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)—— 高皇産霊神(たかみむすびのかみ)—— 神皇産霊神(かみむすびのかみ)—— 宇摩志阿斯訶備比古邇神(うましあしかびひこじのかみ)—— 天之常立神(あめのとこたちのかみ)—— 国之常立神(くにのとこたちのかみ)-— 豊雲野神(とよくもねのかみ)—— 伊邪那岐神(いざなぎのかみ)—— 伊邪那美神(いざなみのかみ)—— 天照大御神(あまてらすおおみかみ)—— 月読命(つくよみのみこと)—— 須佐之男命(すさのうのみこと)ー 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)—— 大国主命(おおくにぬしのみこと)—— 少名彦名命(すくなひこなのみこと)—— 邇邇芸命(ににぎのみこと)ーー八百萬神(やおよろずのかみ) 祓い給ひ清め給ひ幸へ給へ(はらいたまいきよめたまいさきはえたまえ)
(二度三度と繰り返し、唱えることで祓い清めの効果が大きくなります。)

 古神道では、人間は本来、神であり、生まれながらに美しい心を持っている存在だとします。だから、他の宗教の様に教義や戒律と言うものがないのです。祓い清まれば、誰もが美しく輝く神の子なのです。そして、私達一人一人が神として、この大宇宙の創造進化の一躍を担う大切な存在なのだと言います。
 
 大宮司朗著(古神道の身体秘技)には、本居宣長の和歌が紹介されています。

 しきしまの大和心を人問はば 朝日に匂う山桜花

 これは、「人がもし自分に君の心はどうだ。大和心というのはどんなものなのだと聞いたならば、大和心というのは、春になって山辺に桜の花が数多く美しく咲いている所に朝日が静かに上り、その光がその花へ映じて、いっそう美しく照り合うようなものである。自分の心もまた同様である。」と答えると言われたのである。日本人は全部その心の底にこの美しく潔い心を持っているわけで、多くの人は諸説に惑わされて本来の自分を失っているに過ぎないだけのことなのである。」と書いておられます。

 また、同書の別の項には、「人間は神の子として心身を神より享(う)けており、神の子としての本性のまにまにあたりまえのことをあたりまえになしていく。そしてそれが大宇宙の創造進化の一端を担うことになっているというのが、神道の大事であるので、その点をよくよく心に止めていただきたい。」と書いておられます。
 
 古来より、日本に古神道というものが存在することを、一人の日本人として大変誇りに思うとともに、その心と技法を守り伝えていくことが大切だと思っています。


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