私が料理に興味を持ち始めたのは、小学校高学年の時でした。
御節に興味を持ったのは中学生。
中学生の頃は、祖母に教えて貰いながら、一緒に御節作りのお手伝いを
していました。
高校生になると、一人で御節のメニューを考えて作ってみたいと思うように
なりました。
家計をやりくりしていたのは祖母(私は母子家庭で育ち、母は仕事だったので)
なので、祖母に相談すると「やってみなさい」と言われ、挑戦する事に。
その時に、祖父が「今から本屋さんに行くぞ!」と言い出し、
二人で自転車をこいで、本屋さんに行きました。
「自分が分かりやすいと思う御節料理の本を選ばんか。
じいちゃんが買ってやるけん」
と祖父が言ってくれ、ワクワクしながら本を選んだのを覚えています。
買ってもらった御節本はこれ
もう、十数年も前の本ですが、年末になると、毎年この本をめくりながら御節メニューを
考えます。(作らない年もありますけどね~)
私の宝物であり、私が御節を作る上での最高の参考書です。
今は亡き祖父母の思い出もたくさん詰まってます。
でも、やっぱり、味は祖母から教わった味付けです。
そして、自分が今まで料理をしてきて、好みだと思った味。
本は、材料やメニュー決め、詰め方を参考にする程度です。
慣れ親しんだ味が一番ですね('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
今年の御節に入れた蜜柑きんとん。
これも祖母から教わったもののアレンジ。
祖母から教わったのは、潰したさつまいもに、オレンジジュースと栗の甘露煮の
シロップを入れるもの。(くちなしの実は使わない)
オレンジジュースが入ると、酸味が入ってフルーティーで食べやすい。
好みもあるかもしれないけど、私はそう思います。
今回作ったのは、次女の離乳食兼用メニューなの、で栗の甘露煮は入れず、
オレンジジュースだと砂糖が入ってるので蜜柑を絞った果汁で作りました。
今回はちゃんと裏ごししましたよ。
栗の甘露煮は買わなかったので、家族用には砂糖をいれましたけどね。
◆◇◆◇◆蜜柑きんとん~離乳食兼用おせちメニュー~◆◇◆◇◆
●さつまいも 150g程度
●小さめサイズみかん2個分の果汁(50cc位?)
●砂糖 大さじ1位(さつまいもの甘さによって調節)
①さつまいもの皮を剥き、輪切りにして茹でる。
蜜柑を絞っておく。
②裏ごししたさつまいもに蜜柑果汁を加えて混ぜる。
これを次女用に取り分ける(お重に入ってる分)。
③残りに砂糖を加えて、家族用に。
先月、実家でついたお餅が残りわずか。
実母と実妹と私で朝から夜まで頑張って(蒸したりついたりは機械ですが)
たくさん作ったのに、残りわずか。
早い・・・
おもち大好き家族なので、あっという間になくなりますね。