MLBはストーブリーグまっさかりです。
もうクリスマス休暇をとって、バケーションに
出かけている会社員も多い中、
GMたちはいま必死で選手構成を考え、交渉し、
2013年のチーム構成を形作っている真っ最中です。
そしてこの時期にDFA(戦力外通告)をしなければいけない
つらい仕事も。
『マネーボール』で有名になったビリー・ビーンで
GMの役割の大きさがクローズアップされましたが、
華やかさだけではなく、なかなか大変な仕事でもあります。
さて、
今日も名詞になるのですが、
MLB.comでもよく出てきて、紛らわしい単語を一つ
ご紹介させていただきます。
それは、”Bucks” 。
Bucksと書かれてあると、ついついD-Backsと読み間違えがちなのですが、
これはD-Backsのことでありません。
Bucksはパイレーツのことです。
NFL好きの方ならピンと来る方もいらっしゃるかと思いますが、
buccaneerの略です。
↓NFL:タンパベイ・バッカニアーズのロゴマーク
↓MLB:ピッツバーグ・パイレーツのロゴマーク
ご覧の通り、両チームとも海賊がロゴマークになっています。
英語で「海賊」は、
*buccaneer
*pirate
ですので、MLB.comでもパイレーツのこと略称で、
”Bucks”とよぶことがあります。
Red Sox, Bucs close to deal for Hanrahan
(レッドソックスとパイレーツ、ハンラハンのトレードが成立)close to deal (取引が終了する)
現地2012年12月22日、パイレーツの守護神ハンラハンが
2013年、レッドソックスに移籍するという記事です。
BACKSとしてしまうと、ダイヤモンドバックスとのトレードに
なってしまうので、要注意の単語です(^_^)
もっとも、ダイヤモンドバックスの記事の時は、
チーム名を”ARIZONA”か、”D-BACKS”にはなっています。
MLBの略語から選手のインタビューまで
MLB初心者の方にもわかりやす解説した英語本。
すべては網羅できていませんが、基本的な知識はこれで十分。
しかも楽しみながら、英語を学べるいい本です。
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