毎日新聞 2012年03月22日 地方版

 第84回選抜高校野球大会が21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。

 大阪桐蔭と履正社はそれぞれ19番目と20番目に入場。大きく手を振り、足並みを揃え、堂々とした行進に、会場からは、大きな拍手が送られた。開会式を終えた履正社の小保根誠主将(3年)は「甲子園は拍手一つとっても聞こえ方が全然違う。闘志が燃え上がってきた」と話した。また、この日第3試合に花巻東(岩手)と対戦した大阪桐蔭の水本弦主将(3年)は「スタンドが高くて独特の雰囲気。ずっと歩いていたい気持ち。楽しみな気持ちがさらに増しました」と試合に向けて気合十分だった。