発酵男子&女子の愛読書「天然発酵の世界」 | 小林ヒトリの世界の発酵料理教室

小林ヒトリの世界の発酵料理教室

日本の伝統文化である発酵食の未来に深く向き合い関わっていきたいという強い想いから、プライベートで世界の発酵料理教室を2015年からスタート。
「楽しくおいしい、体内からきれいに」がテーマ。
マイブームは、寺田本家の酒粕。
日々の発酵LIFEを発信していきます!

最近は怒涛の発酵イベント続きで更新がおろそかになっておりました。
そんな中、暇を見つけては本屋で発酵本探索をしていると、
「天然発酵の世界」という外国人の著書を発見。

なんとも発酵冒険家の心をくすぐるタイトルに引き寄せられ、
即購入しちゃいました!

著者であるサンダー・E・キャッツさんはHIV患者で、
自作の発酵食品を食べて生き延びているという、
自らを発酵フェチと自称するほど最高に発酵愛に溢れた人物です。

気になる内容も世界のオリジナル発酵食レシピが満載で、
超実践的かつ微笑ましいエピソードに終始心が醸される、そんな一冊です。
発酵にあまり興味がない人でも未知の世界を楽しめると思うので、
気になった方は書店で立ち読みしてみるだけでも大いに価値アリです。


どのページもキャッツさんの発酵愛を感じる名言だらけですが、
その中でも僕の心に刺さった言葉を紹介します。

「発酵の科学と芸術は、まさに人間文化の基本です」

とってもシンプルで分かりやすい、スマートな名言ですね!
この言葉が発酵道の全てを物語っていると言っても過言ではない、
人類の食歴史を学ぶ上で発酵がどれほど重要だったかを学ぶことができる貴重な
一冊です。

◆「天然発酵の世界」

Provider: Amazon.co.jp

Url: www.amazon.co.jp


以上、ヒトリの今月のイチオシ発酵本でした!