2012年10月28日(日)
世界農業遺産 能登の里山里海 講演&映画『ひとにぎりの塩』上映イベントが
石川県庁様、珠洲商工会議所様、タバコと塩の博物館様により開催されました。
会場前広場には、能登の豊かな里山、里海の景色が切り取られた写真の数々が展示され、
博物館を訪れた人たちを魅了していました。
モニターに映し出される、地域の紹介映像を丹念にデジカメに納めている方もいらしたほど!
石川県東京事務所の松原所長(向かって右)も駆けつけてくださいました!
ちなみに、左の青年は珠洲商工会議所で大活躍のS氏。
この方がいたから映画が完成したと言っても過言ではないお方です。
当日小雨が降りそぼっていましたが、会場には70名を超すたくさんの方が駆けつけてくださいました。
この日は、能登の里山里海を語るために、三名のゲストが招かれ、
その内の一人、能登杜氏の農口尚彦さんが日本酒造りの世界を熱く語って下さいました。
感性のお仕事に思うけれど、ち密なデータと経験がモノを言う技なのだということを知りました。
放し出すと止まらないご様子で、最後はマイクが邪魔なくらい身振り手振りで語って下さいました。
スチール写真をめくりながら、浜士の角花豊さんが一枚一枚について、
どういう作業かを一生懸命説明してくださいました。
いつもは私が能登を訪れて角花さんにお目にかかるばかりだったので、
スーツ姿でプロジェクター画像に向かって、しかも、場所は渋谷で!!
お話される角花さんの姿はとても新鮮で夢のようで嬉しく感じました。
初めに揚げ浜塩の作業工程の説明と、映画を作ることになった経緯をお話しして、
映画上映があり、その後に再びトークという進行でした。
上映後には、映画を作る前と後で変わったことなどをお話しました。
お客さまからのQAも盛り上がり、能登のお塩や映画のグッズも販売もさせていただきました!
しかも、この日は貴重な角花さんのお塩も限定30個販売され、完売!!
今年は角花さんのお塩はもう手に入らないとのことで、来年5月くらいまでお預けです。
最後に農口杜氏、角花浜士、監督石井、MCをしてくださった県庁のS様と記念写真。
今回、農口杜氏や角花浜士が集ってお話する場は
この先恐らくそうそう無いと思われる貴重な時間であったことは確かで、
その場に立ち会わせていただけたことに感動しました。
今後ともこのご塩(ご縁)が続いていくことを願いつつ。