文化勲章の親授式での受賞者のインタビューが紹介されていました。
私が釘付けになってしまったのが、
つむぎ織で伝統染織作家の志村ふくみさん91歳のインタビューでした。
紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)にもなっている方です。
「一介の女の仕事だと思っておりましたけれども、きょう、こうして勲章を頂きまして、自分一人の仕事ではないのだなと気がつきました。日本の女性がずっと仕事をしてきた、目立たない仕事でしたけど、それを貫いてきたことを私を通して皆さまに知っていただけたら大変うれしいと思います」
とのお言葉でした。
私はこれを観て、じんとしてしまいました。
過去90年からみると、日本の社会は、いまよりもっとずっと男性中心だったはず。
でも、そんな中で陰でずっと働いて来た女性達方がいる。
職人社会はとくに、男性社会のようであるけれど、
こうやって91歳になっても自分の道を貫いている女性の先輩方がいる。
ふくみさんが「自分一人の仕事ではない」とおっしゃっているのは、
一人でも頑張っていることで、
まわりも協力してくれたり、影響を受けてくれた方がいるということでもあると思う。
自分の選んだ道で、91歳まで社会に必要とされていること。
なんて素晴らしい!!
私が生涯の夢として思っていることは、
おばあさんになっても、近所や関わった方から、
「なにか困ったことがあれば聖子ばあちゃんに相談にいくといいよ。」
と言ってもらえるような人であること。
ずっとそうやって、人に、社会に
必要とされる自分でもありたいし、
必要とされることに応えられる自分でもありたい。
そう思っていたのです。
そんな想いと、ふくみさんの姿がなんだか
重なって、
昨日は理想の先輩の姿を観たようでした。
そして、このような方が現役でいらっしゃること。
とても嬉しく思っております。
志村ふくみ様、末永くお元気でご活躍を応援しております。
こんな私ですが、皆様とお近づきできるような
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