スラマッシアン!
こんにちは。
■できない、いやですと言えなかった話②■
できない、いやですと言えなかった話①はこちらです。
そもそも、
できない、とか
いやだと言えないと感じたのは
いつの頃からだったのでしょうか。
わたしの場合は、
思い出せるかぎりでは2、3歳の家族間のシーンでしたよ。
お父さんはよく家族に怒鳴り散らしていて、
悪気ないけど不満や愚痴を言い続ける
鈍感でマイペースなおばあちゃんに
お父さんがまたよくキレている、というのが流れでした。
こんなのはしょっちゅうでしたが
食事中に起きると結構地獄で、
父の『うるせーバカヤロー』『死んじまえ』
などという罵声と物に当たる音をもろに受けながら
鈍感でマイペースな祖母が
『またそんなに怒って。
一体何があったっていうんだよ』
などと言いまた父を逆撫でしてしまい~
母は黙っているのに
わたしに対しては
『ぐずらないの』
『ちゃんと食べなさい』
『食べ終わるまでいい子にしてなさい』
などとしつけている状況なわけなのですが、
わたしはなにしろこの雰囲気に凍りつき
食欲も失せている。
母のぐずらないでという言葉も
ちゃんとしなさいという言葉も
わたしでなくて
お父さんとおばあちゃんに言ったほうがよっぽど
良さそうなのに、なんでわたしに言うんだろう?
と憤りも感じていましたよ。
当時のわたしにしてみたら
なんでか
よくわからないけど
ここは地獄?
でしたよ~。
いつもみんなして、
こんなに怖くて
クソ悪い雰囲気を
止めることもなく
大丈夫?と聞いてくれる人もなくて
バカヤロー
死んじまえだとか
ぐずるな
お前はちゃんとしろ
言うことをきいて、
手を煩わせるんじゃない、
と家族みんなに
自分ははけ口にされている
気分だったのです。
わたしもふだん生活の中で
こんな事は思い出すはずもなく
忘れているわけですが
なんだかうまくしゃべれず
本音になるほど自分のきもちを隠してしまう
空気を読みすぎてしまう。
人と関わりかたがわからず
壁をつくってしまう自分を
嫌い、ゆるせずにいたんですね。
でも普段は忘れているような
小さい頃のこんな経験にも気づくたびに、
ヒーリングをし始めてね、
そして続けてきてね、
あるときにふと、
‥‥無理だった~。
そんなこと
言えるもんなら
もうとっくに言ってたよ~。
当時
『やめてよ~』
『こわいこと、うるさいこと、聞きたくないことだらけでもう疲れたよ』
『ひどいよー😭みんなわたしの気持ちも知らないで!
いつもわたしをはけ口にしてるじゃないか!!』
『こんなつらくてひどい場所ならもう居なくなったほうがましだから
~~~😭😭😭』
と当時の
すごく感じていたような、言えるもんならもう
とっくに言いたかったような言葉が自分の中から沸いてきました。
ひとり号泣。
うん、そうだ
そんなこと
言えるもんなら
もうとっくに言ってたわな~~~。
苦しかったけど、
悲しかったけれど、
悔しかったけれど。
だけどもそのときは
そうするよりほか仕方がなかったんじゃないかな~
と自分でうけとめた瞬間でした。
その時の年齢で
その状況で
黙っていること、
それが当時の自分にできる
精一杯だったというふうに
気がついたんですね。
そしてこんなに小さい自分が、
自分で決断していることに、
なんて健気で勇気があるのだろうと
胸が熱くなったわけです。w
次回に続きますよ~。
本日もお読みくださりありがとうございます。
テリマカシー