【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.53』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.53』@池袋mono

※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。

毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。

・AnBぷれみあむぅ presents 『第53回イカすアキバ天国』@池袋mono
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-12223914552.html

MicAの返り咲きで終わった、今年最後の「アキ天」
次回から再び彼女が夜で観れる事は一イベントファンとしても非常に嬉しいし、楽しみなのです。

……が、一方、夜は色んな意味で大変だった。

前もって分かっていた欠席もあれば、開催ちょっと前になって欠席が決まった出演者もいる。
そして記録の面では、長期に渡る活動による積み重ねと、そしてこれから達成されるかも知れない多くの記録の数々と……。

色んな事が錯綜していた。
今年も数多くのドラマを産み出した「二ヶ月に一度のライブバトル」
2016年……イベント9年目のシーズンもいよいよ大詰め……果たしてどのような結果になったのか!?

冬の訪れを告げる北風が身にこたえる昨今ですが、この日も池袋は熱かった……!
真冬の池袋、一大決戦!……「ぢゃ☆ベストテン vol.53」の様子をレポート致します。

●開演前

やはり昼と夜だと客足が違うよ!(笑)

昼は開場前数人程度が、夜は開場前から軽く10人を超える長い列が出来ていました。
そして続々と客層でいっぱいに……。
それでも今回は欠席の出演者がいる事情もあり、心なしかいつもよりは少なく感じられましたが、2016年最後の「ぢゃ☆ベストテン」に相応しい熱気が満ち溢れていました。

やがてCM動画の数々が終わり、諸注意を経て、OP映像。
BGMに手拍子を乗せて、会場は一気に盛り上がり、そして画面は爆発音と共に燃え尽きる……。

……そして現れたのは……石崎姉妹(笑)

最早、恒例行事「司」の人、OP遅刻。
最序盤は石崎姉妹の諸注意と投票ルール説明で進行しました。

こうして一通りの説明を終えた後、いよいよ本編開始となる。
「ぢゃ☆ベストテン vol.53」のトップを飾ってくれるのは……この人!

●本編

・昇格組:長雨ルウナ
9月の「第52回イカすアキバ天国」を制した長雨ルウナ。
遂に「ぢゃ☆ベストテン」の舞台に初登場!
初出場の挨拶を経て、楽曲スタート。
昼がカヴァーアルバムメドレー中心に対し、夜は(完全)オリジナル中心。
まず一曲目に「おしゃれは身を滅ぼす」からスタート。
続いて一曲目の終わりから続いて、二曲目「君のためのゆりかご」へと続く編成。
一曲目と二曲目の繋ぎが見事で、途中まで曲が変わっているのに気付かなかった(汗)
もっとも最初に本人、二曲連続という言っていたので、気付かなかった自分が悪いのだけど……。
しかしながら……トップバッターという状況において、ここまで自分の世界観をしっかりと構築して聴かせる術を持っているのは驚嘆の一言。
このイベントの特性上、トップバッターなどから会場のボルテージが全開になる事は多々あれど、ここまで静かな立ち上がりはイベント史において記憶に無いかも……。
こうして彼女の歌声に聴き惚れているうちに、あっという間に二曲終了。
昼に続き(この日から始めた)ステージの上からの生撮影→生アップを経て、ラスト「臆病なレインコート」
会場にまるで雨が降っているような、そんな雰囲気の中で歌う……。
いやこの時、会場にいた客層には本当に雨が降っているような錯覚に陥ったかも知れない……。
彼女にとって初の「ぢゃ☆ベストテン」の15分は終始、このように静か……だけどそれだけで言い表す事の出来ない独特の雰囲気があった。
以上、長雨ルウナのステージでした。

なおここのMCから司会は通常通り、新生司会~ずでの進行に。
前回、Bevitrice e Golosoの卒業に伴い、11位も無くランキングに入る。
……余談ですが、Bevitrice e Goloso、ランキング的にはいずれにせよ11位だった模様で、ここから先のランキングも特に「繰上げ」は無く進行する。

そんな中で発表された10位は……。

・10位:蛍光灯
前回、昇格組で初ランクイン。蛍光灯の二人。
初ランクインで2,000点台後半とかなり厳しい船出となりましたが、ここは二人のパワフルなステージで巻き返しを計る!
……と言いたいところですが、この前後から蛍が休養に入っており、この日は灯一人でのステージとなった。
初ランクイン早々、ある意味大ピンチを迎えた、蛍光灯……しかしここで一人でも灯が魅せる。
一曲目「水面月夜」
実はこの楽曲、それぞれのメンバーがソロでも歌える仕様になっているとの事。
そこで今回は灯ソロのバージョンで進行。
灯のクラリネットのソロ演奏などを含め、見所十分だった。
しかし本当の意味での試練はこの後だろう……。
ここからは普段、正真正銘、普段、二人で歌って踊る楽曲だからだ。
一人でやるには厳しいはずである。
二曲目「かぐや」
普段、二人で歌う楽曲を一人で歌う厳しさが見ていても分かる。
しかし灯一人でなんとかその穴をカバー。
そしてラスト「いとをかし」
いやこの楽曲こそ、本来なら二人でワンセットな明るいナンバーなんだが……。
でもこのあたりになってくると、本来いないはずの蛍がこの楽曲で一所懸命、ヲタ芸をガチ打ちしている姿がなんとなく見えてくるんだ……不思議なもので。
灯も二人で歌うのを前提にした振り付けだったし、名物の和菓子ミックスも見事に成功させていた。
こうして一人だけど、蛍がいない分、その想いを背負った灯のステージは終了した。
ステージ終了後の生声での挨拶も、いつもの口上では無かったけど、会場に響かせてステージを後にしました。

・9位:りゅうきいずむ
前回より3ランクダウン。りゅうきのソロプロジェクト、りゅうきいずむ。
前回は6位とソロでの復帰後、過去最高位を更新した彼女ですが、今回もある意味定位置に戻ってしまったような……。
なお10位だった蛍光灯とも僅差で結構、点数的には彼女も危なかった……かも知れません。
ただMa:rchen-holic*時代から「下位安定」が代名詞の彼女……今回、どのようなステージを見せるのか……。
まずは冒頭にりゅうきの声でナレーションが入る。
「鬱ぽっぷ」を標榜する彼女らしい、ちょっと憂鬱な気分でスマホをいじると、他人が楽しそうに見えて羨ましいという趣旨の内容のものである。
そして一曲目「ツギハギトランジスター」の前奏と共にステージに登場する。
水色のブラウスにコルセットという、グラマーな彼女のスタイルを強調した衣装での登場。
楽曲前のナレーションは「ツギハギトランジスター」の内容と繋がるように出来ており、そのまま歌唱に移る。
こうして颯爽と登場して一曲目を終えて、続いて二曲目「サヨナラセカイ」
こちらも彼女の「鬱ぽっぷ」の世界観を代表する楽曲となっている。
こうして二曲を終えたりゅうき。
この日はオリジナルのみの構成という事で、ラスト一曲もオリジナルになるとの事。
そして最後に出してきたのは新曲の「ボーダーライン」
彼女曰く「良く歌詞を聴くと、怖い」楽曲シリーズだとか(笑)
……という事で初披露の「ボーダーライン」
気になる方はSNS上を探せば、歌詞が見つかると思うので確認して欲しいが……確かに怖い(笑)
以上「鬱ぽっぷ」の世界を表現し、りゅうきいずむ、15分間のステージは終了しました。

ランキングは進む。
さて10位の蛍光灯もメンバーが欠席だったが、そういう意味でも彼も大変だった……。

・8位:化面狂奏戯樂
前回より2ランクダウン。「化面」こと化面狂奏戯樂の二人。
前回のりゅうきいずむとの同率6位からは順位は落としたが「妄面」対決には勝利した形……。
しかしこちらも今回は京呼一人でのステージ。
昼でもお伝えしたとおり、メンバーの響こと響己(ひびぃ)がインフルエンザにかかっており、一人でのステージを余儀なくされた。
そんな一人でのステージに臨む京呼。
一曲目は「流転の塔」(DIR EN GREY)からスタートする。
普段なら二人の男女ヴォーカルが特徴的だが、この日はそれが無い。
しかし京呼の変幻自在な音域で、響の不在を感じさせない出だしを見せる。
続いて二曲目は代表曲「Hu:ckebein」
まさに燃え上がるようなステージ。
某昼の出演者も一ファンとして客席に駆けつけ(笑)一緒になって応援する。
響はいなくても、客層と一体となりステージは進む。
こうしてMCの時間を挟み、ラストはあの楽曲で臨む……。
歌ったのは「再会の約束」
響己ソロのイメージが強いが、二人でも歌う姿は拝見した事がある同曲。
この日は響己ソロ版のPVと、彼女のコーラス入りの音源で見事に歌い上げた。
この瞬間は一人でも、二人で歌っているようなステージと錯覚……いや実際、二人のステージを作り上げていたと言って過言ではない。
こうして京呼一人……だけど二人のステージを出し切った化面狂奏戯樂のステージは終了した。

蛍光灯に続き、アクシデントに見舞われたが、見事にユニットとしてのステージを完遂させる格好となった。

・7位:清水舞美
前回より1ランクアップ。まみたんこと清水舞美。
実はランクイン以降、三回連続で8位だった彼女、7位で自己最高位更新となった。
さて今回は冒頭にウクレレの弾き語りを披露。
前回は始めて一ヶ月だった彼女だが、あれから二ヶ月……ウクレレリベンジとなった。
今回歌ったのは「糸」(中島みゆき)
この瞬間、会場に響くのは彼女の少しハスキーな歌声と、ウクレレの音色だけ……。
前回と比べて確実に上達しているのが分かる、生演奏だった。
もちろんまだ上達の余地はあるが、歌い終えた瞬間、会場からはさざ波のように拍手が起きた。
ウクレレ弾き語りを終えて、残り二曲はオリジナル。
二曲目は「メッセージ」
既に音源化もされている彼女の代表曲の一つ。
どこかかわいらしさも感じる歌詞も魅力的な同曲である。
そしてラストに歌ったのは「礎」
今回、彼女としてはこの楽曲の方を強く推したかった模様。
実はこの楽曲、12月に発売する彼女自身初のアルバムに収録される楽曲なのである。
既にこのアルバムの収録曲は別の場所で発表されている可能性があるが、そのラインナップはこれまでの彼女のオリジナル詰め合わせな感じで非常に楽しみである。
昼からの流れでは無いものの(笑)先行して「アルバム」発売のアピール兼ねたステージとなった。
こうして清水舞美のステージは終了。
ウクレレが名物になりつつある昨今、果たしてどうなったか……。

続いて登場するのは、このイベントが誇る「レジェンド」と言って過言では無い彼女たち。
実はこの日、偉大な記録が達成されていました……。

・6位:大和撫子
前回より4ランクダウン。やまなでこと大和撫子。
お馴染みに近い、和装とスカートの組み合わせの衣装で登場。
順位的には下げてしまったものの、このステージは色んな意味で記念の意味が詰まったステージとなった。
ちなみに12月に舞台出演予定の芍薬にとっては、舞台出演前最後の出演となり、芍薬、百合、椛で臨むステージとなった。
一曲目は「勿忘草」
何気にこの三人での披露は初だっただろうか……。
振り付けも含めて完璧に近く、切々と歌い上げる姿が印象的だった。
二曲目は「浮世爛漫」
「勿忘草」のどこか切なさが漂う印象とは対照的に、どこか激しく歌い上げる姿が印象的な同曲。
こうして前二曲は対照的な楽曲を持ってきた。
さてあっという間にラスト。
歌ったのは「大和魂」だが、この日のサブタイトルは「牡丹 出産の力」と題して送る内容に……。
既報ではあるが、去る11/14、休業中の大和撫子のリーダー・牡丹が無事女児を出産。
恐らく界隈では大いにお祝いで沸いた事だろう。
もちろん大和撫子のメンバーたちも、客層の「チームやまなで」の皆様もお祝いムードに間違いなかっただろう。
そんな訳でこの日は「牡丹」→「出産!」の掛け声で「大和魂」は進行。
改めてイベント上でも、リーダー・牡丹の出産を大いに祝って、盛大にステージは終了した。
こうして大和撫子のステージは無事終了した。

……と、この後、会場では何事も無かったかのように5位の出演者紹介に司会進行するのですが……。

実はこの日、大和撫子「ぢゃ☆ベストテン」史上、最多出場(エントリー)記録を達成しました!
初出場のvol.18から数えて、なんと丸6年……これまで主宰・FICEが保持していた35回を更新する、記念すべき36回目のエントリーが今回でした。
当日は粛々とこの記録に触れる事なく進行してしまったのは非常に残念なところですが、イベント史上に残る偉大な記録です。
一イベントファンとしては、この事実を皆様に知ってもらいたく、そして皆様に祝ってもらいたくここに記載いたします。

大和撫子の皆様、ファンの皆様、最多出場(エントリー)記録の更新、おめでとうございます!
これからもこのイベントが誇る「レジェンド」として、素晴らしいステージを見せてくれる事、楽しみにしております!

……さてここから本編のレポートに戻ります。
ここから上位5組。果たして誰がランクインしているのか……。

・5位:桑名美沙子
前回と同ランクキープ。美沙っちぃこと桑名美沙子。
今年は初優勝を果たし、以後は中位で安定感を見せた感がある彼女。
この日も中盤からの登場となり、高い歌唱力を見せる形をなった。
まずは一曲目「snow」
こちらは新アレンジのバージョンでの披露。
最近はこのアレンジを聴く機会の方が増えつつある。
続いて二曲目に「あいたい」
今年9月に発売された新曲で、切々と歌い上げるバラードである。
まずこの二曲。対照的な楽曲を立て続けにもってきたが、そのどちらも瞬時に歌いこなす。
盛り上げても良し、聴かせても良しの「歌姫」としての真骨頂が出た瞬間であった。
ラストはカヴァーで「愛のシナリオ」(CHiCO with HoneyWorks)
最近、彼女が好きで歌っているカヴァー曲の一曲。
このイベントの出演者の中でも比較的、カヴァー重視の構成が多い桑名美沙子。
締めにカヴァーを持ってくるのは、らしさ故か、歌唱力に対する絶対の自信故か……。
この日も非常に彼女らしいセットリストを並べてきたという印象が非常に強かったです。
こうして桑名美沙子のステージは終了。
このイベントが産んだ「歌姫」……来年はもっと飛躍する事が出来るか……。

・4位:江織杏
前回より1ランクダウン。えおりんこと江織杏。
上半期の主役の一人と言って過言では無い彼女。
下半期はこのイベント以外のところでの奮闘や活躍が目立った一年だったが、今年最後は4位締めとなった。
一曲目に「白黒戦士パンダマン」
会場に「白黒パンダ」コールが響きわたる。
このヒーローソング(風な)楽曲で会場の空気が一つになるのを感じる。
そんな江織杏だが、MCでは先日まで行われた「オリコンミッション」の結果を報告する。
既報の通り11/1付のオリコンデイリーチャートは21位で目標の10位以内には届かなかったものの、某レコード店ではデイリー1位を獲得するなど随所で奮闘が報じられている。
ミッション達成ならずとも、その御礼と感謝の気持ちを込めて二曲目「ありがとう」を熱唱する。
MCでもきちんと感謝を述べたり、伝えたりするのがうまい娘だが、その流れで「ありがとう」とストレートな楽曲を歌えるところも彼女らしい。
そんな訳でラストは「秘密結社逆パンダ団」
残念ながらオリコンデイリーチャートベスト10入りはならなかったものの、すっかり江織杏「悪の組織」的な代表曲(笑)
こうして王道と邪道(?)を組み合わせた、バラエティに富んだ江織杏のステージは終了。
今年一年、色んな意味で成長を見せた彼女が来年以降、どのような成長曲線を描くか……。
今から楽しみでならない。

いよいよイベントも佳境のベスト3!
果たして今年最後のベスト3はどうなっているのか!?
まず3位に呼ばれたその名前は……。

・3位:石戸なつみ
前回より1ランクアップ。なーここと石戸なつみ。
これで今年に限れば、5回目のベスト3入り。
優勝こそ無かったものの、安定感が光った一年となった。
そんな彼女の一曲目は「snow dust」
冬のイメージが強い同曲ですが、気がつけば、もうそんな季節になっていたんだ……という事にハッと気付く。
楽曲によっては季節によって、歌える曲もあるので、この楽曲もどちらかというと、そういう楽曲に分類されると思います。
(余談ですが、この数日後には東京で11月なのに積雪が観測されましたよね……まさか因果関係あるまい・笑)
こうして始まった3位のステージ。
二曲目は「SKY BLUE」
「snow dust」の冬っぽさから、一気に爽やかな夏空っぽい印象が(笑)
この楽曲は決して季節感とかで作られた楽曲ではないのでしょうが、どうしても「snow dust」の後だとそういう対比で見てしまうところもあったりして(笑)
続いて三曲目「ただ、愛されたかった」
比較的新しい楽曲。
「SKY BLUE」のような爽やか系と比べると、ちょっと鬱屈している感じの歌詞が……。
実は作詞家としての石戸なつみの楽曲の幅広さを楽しめるかな……と。
自身の楽曲はほぼ、自身で作詞している彼女ですが、これまでの楽曲の歌詞を見ていると内面的な激しい感情を歌った楽曲が多く見られる。
「SKY BLUE」と「ただ、愛されたかった」なんかは楽曲の印象もそうだけど、歌詞に乗せて歌い上げる彼女の感情のこもり方の違いだけでも楽しめる。そう思いました。
そしてラストは「暁契」
名物間奏部分での「もも上げ」をはじめ(笑)彼女の楽曲の中でも一、二を争う激しさを備えた楽曲。
とかくパフォーマンスや、江織杏に負けたくない発言(笑)など、どうしても派手な部分が目立ちますが、このパフォーマンスを通年続けた努力があったからこそ、今年の躍進があったと思います。
最後は「江織杏よりちょっと多くの点を」(笑)と訴え、いつもの「おつなーこ」で締めて石戸なつみのステージは終了となりました。

・2位:まかべまお
前回より7ランクアップ。まおまおことまかべまお。
……なんと前回9位から一気に上げてきた!これは久々の優勝のチャンス!
……と言いたいところでしたが、今回はレースクイーン関係の仕事で欠席。
欠席した出演者としてVTR出演でした。

なお大きなところとして、12月13日のベストアルバムのレコ発を兼ねた主催ライブの宣伝をしておりました(笑)

今年は一年苦しんだまかべまおですが、最後の最後でベスト3に食い込みました。
しかし……前回の投票結果で2位、また欠席はかなり前から決まっていたとは言え、こういうところで欠席だったのは、若干運も無いように思えたりもします(汗)

……こうして2016年最後の「ぢゃ☆ベストテン」もラスト一組を残すのみとなりました。
2位以下が比較的混戦が続きましたが、司会の言葉を借りれば「圧勝」
点数を聞いて驚く……ほどではありませんでしたが、しっかり突き放しての優勝でした。

実は四年連続して、その年最後の「ぢゃ☆ベストテン」を飾ってくれたのは……彼女たちでした!

・1位:デカシャツ喫茶
前回と同ランクキープ。これで三連覇達成!デカシャツ喫茶の二人!
そしてこの優勝で、2016年下半期完全制覇、そして……2016年年間最多勝に輝きました!
更に前述の通り、11月に限れば四年連続優勝!
まさに記録尽くめの優勝!賞讃する言葉がすぐに出てこない!
そんな訳で自身初三連覇のステージに立つ、デカシャツ喫茶。
一曲目は「Answer Beat」
しかしこの時、前奏で見せたのは……EX○LE?(笑)
某楽曲で有名なあの一列に並ぶダンスを何故か披露。
……正直、意味が分かりません(笑)
時々、彼女たちはこのような理解不能な行動を起こしますが(笑)まぁそれはそれでいいとしましょう。
二曲目「ミラージュ」からの三曲目「レモネード」とここはMCは無く連続で続く。
セットリストだけ見れば非常に王道。
それでも何故か、一曲目の謎ダンスの印象が強く残っている。
ここで短いMC。
彼女たちにとっては本当に短いMCを挟んでまさかの予告なしの新曲!
歌ったのは「またあそぼ」
なんだろう……ヨツイミワの世界観ではないけれど、そういう彼女の優しい心が体現されたような新曲だった。
事前予告が全く無いため、本当にサプライズでしたが、こういう驚きの演出をするのも彼女たちならではと思う次第です。
そして五曲目「before daybreak」
恐らくアルバム「moRe Stage」に入っている2015ver.
この楽曲で今年の「ぢゃ☆ベストテン」も締めになるのか……と感慨深く聴き入っていました。
……ところがまだあと一曲あるとの事!
実はMCが短かったため、持ち時間の30分にまだ余裕があったとの事……。
確かにデカシャツ喫茶はMC無しの構成を稀に持ってくるけど、ここで持ってきたか……(笑)
ラストは「moRe Stage」
この楽曲こそ正真正銘のラスト一曲。
最後まで客層と一体感を出して、最後の最後までステージを楽しんだデカシャツ喫茶。
こうして二人のステージ……「ぢゃ☆ベストテン」2016年のステージは全てが終了。
ある意味、四年連続の大トリを彼女たちが締めた瞬間でした。

こうして全ての出演者の出番が終了。
投票タイムへと移行する。

滞りなく投票タイムは終了。
物販の時間が始まり、会場はしばし和やかな雰囲気が流れる。

……だがやがて会場が暗転!

……2016年最後の……あの発表が行われる!

●脱落者発表

2016年最後の脱落発表。
緊張感の中、今年最後の脱落者が読み上げられる。

得点は3,000点超えで、今回の9位よりも上だった……。
ちょっと運が無い形で脱落する事となったのは……。

・清水舞美

今年1月に「イカすアキバ天国」を勝ちあがった清水舞美。
数少ない東高円寺発の「アキ天キング」が無念の脱落となった。

こうして2016年の「ぢゃ☆ベストテン」は最後に残酷な結果をお伝えし、9年目のシーズンの幕を閉じた……。

●総括

2016年、今年も最後はデカシャツ喫茶が締めたという「ぢゃ☆ベストテン」の終わりになりました。
ここから各出演者の総括ですが、今回は2016年ラストという事で、2016年の総括も交えて語りたいと思います。

優勝したデカシャツ喫茶。記録尽くめの三連覇は立派の一言。
自身初の三連覇だけでも凄いですが、前述のように2016年下半期完全制覇を達成。実は長いイベント史において「下半期完全制覇」はこれが初となります。
またこれにより年間3勝、自身二度目となる年間最多勝も獲得。(前回は2014年。この時は年間4勝)
でもそれ以上に地味に凄いのが四年連続11月度の「ぢゃ☆ベストテン」優勝という「11月マイスター」っぷり……。
その結果、気がつけばここ四年ほど、デカシャツ喫茶が四年連続して「ぢゃ☆ベストテン」のその年全体のトリを務めているという事になります。
(まぁ厳密には9月の投票結果→11月度の結果なので、9月の投票で好成績を上げる傾向が強いというべきなんですが……)
でも今年の後半……下半期はまさに彼女たちがイベントの主役として躍動していたという印象が強いです。
元々、実力者ではありますが、7月で優勝した勢いは結局最後まで衰えなかった感があります。
ただ上半期……出だしはそこまで良くなかった事を考えると、良くここまで持ち直したという印象も……。
特に3月にシノンの身に起きた一大事は、このイベントに限らず、デカシャツ喫茶としても最大の危機を迎えた時期だったように思います。
それを無事に、しかも周囲が驚くほどのスピードで乗り越えて戻ってきたからこそ、今年下半期の快進撃もあったかな……そう思います。
さて今回に限って言えば、オリジナルオンリーのセットリスト。アルバム「moRe Stage」楽曲の曲順シャッフルに加え、新曲「またあそぼ」を加えた6曲構成。
構成的には何も隙が無い、まさに今年のデカシャツ喫茶のラストを飾るに相応しい内容だったと思います。
非常に盛り上がるし、また純粋にステージも楽しめました。今の彼女たちで考えられる、最高の出来だったと思います。
しかしこの段階になってくると、ステージの出来栄え=純粋な評価とはならないのも流れであり、そろそろ客層の投票意欲にストップがかかるのではないか……そう見ています。
昨年、三連覇を達成した後のまかべまおが、それ以来優勝出来ず、今年は一年間中位で苦しんだ傾向からしても、そろそろ反動が来るのは明らか。
……と言っても、このタイミングで新曲も入れてきたのは、いいテコ入れにもなったし、果たしてどこまで連覇を続けれらるのか……ここが来年早々の注目ポイント。
イベントの連覇記録でもある四連覇に持ち込めるか。
ちなみに今回で通算の優勝回数は9回に伸びたので、次の優勝で記念すべき2桁……10回目となります。
四連覇はあるのか!?二桁達成なるか!?
二年ぶり2回目の「年間最多勝」を飾ったデカシャツ喫茶、来年もイベントの主役を狙って頑張って欲しいと願います。

※補足:ご存知かと思いますが、このイベントのランキングは毎回、前回の投票結果がランキングとして発表されています。
当ブログ及び同人団体「014娯楽研究所」においては、結果が発表された「時期」を重視、優先。
毎年11月の投票結果=来年1月のランキングは1月発表なので、発表された年(=翌年度)の成績として取り扱っていますので、予めご了承ください。

続いて今回お休みだったものの2位に入ったまかべまお。昨年の快進撃と比べると苦労した一年だったのは間違いありません。
しかしここに来て2位……運があるのか、無いのか……。
ただ現行、欠席しても当該回の順位が上位だと比較的優位に働くルールになっています。
次回、出演時は比較的いいポジションで入れるのは確実。このアドバンテージは大きいと思うので、来年早々、勝負になるとは思います。
それにしても前回9位からのジャンプアップ……彼女は過去3回9位になっていますが、いずれも翌回はその反動で大きく順位が上がる傾向があります。
昨年の初優勝時も直前は9位という状態からのジャンプアップでした。
理由は良く分かりませんが、一つだけ言えるのは……。

「9位のまかべに気をつけろ」

これ格言にしていいと思います。来年以降の巻き返しを期待しております。

※なお私見ですが、この欠席者の点数の取り扱いについては、個人的には見直しが必要だと感じています。
今年も出演者の長期休養に伴い議論の的になった点でもありますので、現行ルールの改善という意味で検討はして欲しいと思っています。

続いて3位だった石戸なつみ。年間を通じて「準主役」ではあったかと……。
恐らく今後、イベント史で2016年を語る時、この年の彼女は「悲劇のヒロイン」もしくは「最強の引き立て役」という扱われ方をすると思います。
それを示す根拠として、一年間通じてベスト3が年間6回のうち5回。唯一ベスト3圏外だった前回ですら4位と、今年は2~4位の間で行き来しました。
この数字は非常に優秀な物で、前述のデカシャツ喫茶ですら、上半期はベスト3圏外が2回あった事を思うといかに安定していたか……それを示しています。
ただ彼女の場合、どうしても届かなかったのが「優勝」の二文字。
年間を通して凄い好成績は上げたんですが、あと一歩、届かないもどかしい日々だったように思います。
ただその届かない「あと一歩」が現状の彼女における、唯一足りないところなのかも知れません。
その「あと一歩」が何なのか……それは彼女自身が見出すしかないのですが。
さて今回のステージを観ていると、いつもの通り安定したなーこさん式ストロングスタイル。
楽曲も初期の名曲から、今年になって作られた楽曲が散りばめられており、非常にバランスも良かったです。
正直……過去の優勝経験者たちと比べても遜色の無いステージは出来ていると思います。
今後、必要なのはこの優勝出来ない状況に対して、どう向き合っていくかという事だと思います。
確かに過去、優勝出来る実力がありながらも、優勝に届かない出演者を何組も目の当たりにしてきました。
だけど最終的に優勝している人たちは、苦しい状況においても、高いパフォーマンスを保って、常に上を目指していました。
来年以降も石戸なつみが今年の安定感を発揮できるか。それにかかっているような気もします。
今年一年はトータルで素晴らしい一年であったと同時に、三回連続2位とあるように優勝出来ない悔しい一年だったと思います。
ここで満足するか、悔しさをバネにするか。
個人的にはその両方を持って、来年以降の飛躍につなげて欲しいと願う次第です。

ここから先は残念ながら4位以下だった出演者について……。
4位、江織杏。今年上半期の主役は間違いなく、江織杏だった。
初優勝を含む、優勝2回。また5月(vol.50)では前述の石戸なつみとならび同一事務所による「1、2FINISH」を達成するなど順風満帆だったように思います。
イベント的には下半期が伸び悩んでしまった感があり、そこが残念だった。
だけど優勝2回を飾った上半期の勢いが通年で持続して発揮できれば、まだまだ主役に躍り出るチャンスはあるはずです。
特に今年は「オリコンミッション」で自分の実力を試すいい機会に恵まれました。
今回のステージのような「パンダ」中心のセットリストも組めるようになったし、成長の余地は残されていると感じています。
石戸なつみには強くライバル視される彼女ですが、来年以降も石戸なつみと切磋琢磨し今年以上の成長を見せて欲しい……そう願います。

5位、桑名美沙子。初優勝を飾った事が最大のハイライトだったか。
今年3月に4年目にして初優勝を飾ったのは、非常に喜ばしい出来事でした。
ただその後が中位に安定してしまったのは、若干勿体無かったような気がします。
それでも「歌姫」としての確固たる地位に加え、今年は某オーディションライブに果敢に挑戦するなど、有意義な一年になったと思います。
一つの優勝という目的は果たしたものの、まだまだこのイベントのみならず、界隈でもやり残している事は多々あると思います。
今回のセットリストも圧倒的歌唱力で圧倒した場面が多々ありました。
恐らくこのイベントで純粋に「歌唱力」だけで唯一勝負できる出演者です。来年以降も期待しています。

6位、大和撫子。年間だけ見るとやや寂しい結果に終わりましたが……。
2011年の初ランクイン以来、毎年優勝は続けていましたが、その記録が今年は途絶えてしまったのは残念なところです。
しかし今年に限れば大和撫子にとっては大変革の一年だったと思います。その最中できちんと出場を続ける事自体が大変だったと思います。
そんな中、達成した「最多出場(エントリー)記録」……これは誇っていい大記録です!
9年目が終わったイベントにおいて、そのうち6年間出場し続けているだけでも凄い事です。
かつてのような「絶対女王」ぶりが無くなった今も、こうしてこのイベントにおける「レジェンド」としてそこに居続ける事が最大の価値だと思います。
この記録は出演を続けていく限り伸びていきますし、これからも大和撫子がこのイベントの「レジェンド」として歩み続けてくれると信じています。
……が、恐らくそれで満足していない姿も目に浮かびます(汗)
来年に限らず、これからも是非とも貪欲に優勝を飾って欲しいと願います。(大和撫子は優勝歴代最多記録保持者でもあるので、そこも伸ばしたいところでしょうし……)
今年5月から参戦を始めた椛は優勝のステージを経験した事が無いので、是非彼女に「頂点」を見て欲しいという願いもあります。
そして無事出産を終えた、リーダー・牡丹のためにも……来年以降も四人の大和撫子が輝き続ける事を願っております。

7位とばして8位、化面狂奏戯樂。大ピンチを切り抜けたといった感じです。
今回が2016年では一番ピンチだったように思いますが、京呼が一人で本当に頑張ったと思います。
彼自身、このイベントに出演する前から、並々ならぬ想いを持ってこのイベントに臨んでいたのは知っているので、ここで落ちる訳にはいかないという気概に溢れていました。
出演してまだ3回目ですが、その姿は既に「AnB戦士」としての風格が漂っていました。
(「AnB戦士」というのは、私個人が歴代の「ぢゃ☆ベストテン」出演者に対して敬意を込めて使っている表現です。完全に造語です・笑)
きっと今回のステージを観れば相方の響も安心できるのではないか……そう思います。
……とは言え、今年7月からの参加で6位→8位は物足りないところ。
来年以降は是非とも中位、上位と足がかりを作って、更に上を目指して欲しいと思います。

9位、りゅうきいずむ。やはり「下位安定」の鬼だったか……君は。
これは何も今に始まった事じゃなく、Ma:rchen-holic*時代からの傾向ですが……しかしvol.49の初ランクイン以降、5回中3回が9位とは……。
もっとも前回のようにはまれば普通に中位に顔を出せる実力の持ち主でありますが……。
ただ逆に言うと、この位置でずっと留まれるだけの実力を持っているのも事実なので、悲観ばかりすべきでは無いと思います。
今回のようにオリジナルオンリー構成の方が、個人的には彼女の持っている世界観を引き出せると感じているので、来年以降もこの方向で行ってもらいたいと思う次第。
唯一の懸念材料としては、今回、昇格組の長雨ルウナが若干方向性が被らないかという事。
「鬱ぽっぷ」というジャンルを今後もそれを明確に前面に押し出し、来年も下位安定から中位安定、あわよくば上位目指して頑張って欲しいと願います。

10位、蛍光灯。初ランクインで早々に洗礼を浴びたような形になってしまったような……。
特に今回は蛍が欠席という、最悪の状況。ピンチという意味では、同じく相方がいなかった8位の化面狂奏戯樂以上だったと思います。
今回のステージで感じたのは執念。
一人でも蛍光灯のステージを演じきろうとする灯の執念。そして二人の蛍光灯として戦える場を残すために奮闘する灯の執念。
これが見ている側にもヒシヒシと伝わってきました。
これまでダイナミックな蛍の印象が強いユニットでしたが、灯の芯の強さが垣間見えた今回のステージは感動というか、鳥肌を立つのを覚えました。
蛍の状況が気になる昨今ですが、来年は二人の蛍光灯が観れるのを信じています。そして目指せ上位!

昇格組、長雨ルウナ。衝撃的な「ぢゃ☆ベストテン」デビューだったと思います。
初回からここまで自分のステージをしっかり出す事が出来れば、このイベントにおいては問題は無いと思います。
むしろ今年、昇格した出演者の中でも、存在感だけで言えば群を抜いていたようにも思います。
これまで「ぢゃ☆ベストテン」にいない不思議な存在感を発揮するタイプなので、これは来年が楽しみです。
ただ順位的なものについても全く予想がつかず、いきなり上位でも驚かないし、下位だとしても納得はしてしまいそう。
彼女が今後、このイベントでどのような世界を見せるのか……楽しみしか無いです。

最後に今回7位で脱落の清水舞美。まずは「ぢゃ☆ベストテン」でのステージお疲れ様でした。
今年1月に「アキ天キング」になって、年内に脱落して去る形になったのは、ちょっと残念にも映りました。
特に前回から初披露したウクレレもいい感じだったので、余計にもう少し観たかった感はあります。
しかしオリジナルを中心に構成して、色んな可能性を見せてくれた点については高く評価したいですし、立派にこのイベントで戦える事は証明出来たと思います。
あと彼女に関して言えば、脱落直後の様子から悲壮感が無かったのも救いだったと思います。
正直、内心は分かりませんが、傍目から観て悔しさよりは、次に向けて強いまなざしを感じたと言ったところでしょうか。
まずは目先のレコ発の方が大変だと思うので、そちらを頑張って欲しいと願うと共に、来年以降、再びこのイベントで会える日を信じたいと思います。
このまま終わるには勿体無い出演者の一人だし、再挑戦すれば戦いの中心になれる出演者の一人である事には間違いありません。
まずはお疲れ様でした。
そして再びお会いしましょう!



……こうして様々ドラマがあった2016年の「ぢゃ☆ベストテン」
デカシャツ喫茶の記録尽くめの優勝で幕を閉じましたが、来年は果たしてどうなるのでしょうか……。

さていよいよ来年は10年目のシーズンとなるAnB ぷれみあむぅシリーズですが、来年に向けて早くも大きな動きがありました。

「イカすアキバ天国、出演者公募」

……一応、これまでも自薦、他薦を問わず出演者を募っていた「イカすアキバ天国」ですが今回、主宰・FICEが堂々と大掛かりに募集を開始しました。
現状、来年1月、3月の出演者を募集していますが、今後も継続していく可能性は大きいと思います。

これが何を意味するか。

前述の通り「これまでも」出演者は自薦、他薦を問わず募っていました。
ただここまで大々的な募集はこれまでなく、自薦の出演者もFICEを良く知っている者、もしくは再挑戦する者が多く、他薦もほぼ同様の状況下にあったものと考えられます。
主宰・FICEがオファーをかけて、出演者確保は出来ている状況でしたが、近年に入り、初出場の出演者が減少の傾向も顕著に……。
昨年2015年で11組、今年では10組……しかも初出場と言っても、過去にソロ、もしくは別ユニットでの挑戦していた「再挑戦」もおり、純粋な初出場は減少傾向にありました。

恐らくこれまでの主宰の傾向からすれば出演者確保は問題無いと思います。
しかし新しい血なり、風を呼び込むには限界が来ていた事も確かな事実……。

ここに来て、出演者の大々的な公募。

狙いは新たなる出演者、人材の発掘。
強いてはイベント全体に新陳代謝を促す狙いがる……私はそう感じています。

もっともこの試みがどこまでうまく行くか分かりません。
ただこれをキッカケに一組でも、二組でも、全く我々が知らなかったような界隈からの挑戦者が現れたとしたら……。
そしてもしその挑戦者が、このイベントの勢力図を一気に書き換えるだけの実力者だったとしたら……。

それだけでこのイベントの新たな「歴史」が紡がれると思います。

この試み、10年目を迎える、イベントの新たな挑戦、期待して見つめていきたいと思います。

そんな10年目のシーズン初戦は2017年1月21日。
会場は引き続き、池袋mono。

「第54回イカすアキバ天国」……新たな挑戦者は現れるのか!?
そして「ぢゃ☆ベストテン vol.54」……10年目のシーズン、果たして最初の栄冠は誰が手にするのか!?

来年の事を話すと鬼が笑うというが、笑われてもいいので待ちきれない!