【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.49』@東高円寺ロサンゼルスクラブ
※[速報]上げていますが、ライブの詳しい様子はこっちでレポートします。
結果を知っている人も知らない人も、じっくり読んでくれると嬉しいです。
毎度の事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ。
・AnBぷれみあむぅ presents 『第49回イカすアキバ天国』@東高円寺ロサンゼルスクラブ
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-12144252937.html
昼は衝撃的な結末となった。
その結果に驚いたのは客層のみならず、この後、夜の出演を控えている出演者も同じだった。
ある者は驚き、ある者は微笑み、その結果を受けて、夜の戦いの準備へと身を投じていった……。
昼の衝撃から一転……夜は熱い展開が待ち受けていた。
前回、江織杏が初優勝を飾り、新たな風が吹き込んだ、このイベントであるが今回もまた新たな風が吹き込もうとしていた……。
昨年までと勢力図が変わりつつある中、この春の決戦を制する事になったのは……。
東高円寺での代替開催2回目。
これまでと違った展開が会場を包み込み、そして待ち受ける!
果たして勝つのは誰か!?
頂点を極めるのは誰か!?
東高円寺での春の一大決戦「ぢゃ☆ベストテン vol.49」の様子をレポート致します。
●開演前
昼と打って変わって、ほぼ定刻どおりに開場。
次々と客層が会場へ入っていく。
既にステージ下手に設置されたスクリーンには数々の映像が流れている。
やがて各出演者のCMなどを経て諸注意……そしてOP映像へと流れ込む、いつもの流れ。
OP映像が流れて巻き起こる手拍子。
そして流れるイベントのタイトルコール……!
OP映像を終えて、登場したのは……今回は石崎姉妹。
☆★朋★☆は今回お休みで、今回も石崎姉妹。
まぁ元々、東高円寺でのAnB(本編)はお休みがちな☆★朋★☆ではあるが、一説では前回の某出演者の脱落が欠席の理由とか(笑)
そんな訳で石崎姉妹による数々の諸注意を経て、いよいよイベントが開始となる。
トップバッターに出場するのは、前回昼優勝の彼女……。
悲願の昼優勝を果たした彼女、果たして、ここでどんなステージを披露するのか……。
●本編
・昇格組:清水舞美
今年1月「第48回イカすアキバ天国」を優勝し、昇格した清水舞美。
彼女にとって念願の「ぢゃ☆ベストテン」の舞台となった。
昼と打って変わって、夜は紺色のドレス調の衣装に身を包み登場。
昼のあどけなさから一変。妖艶な姿に客層も目を奪われる。
一曲目「礎」からスタート。
ややハスキーな声から繰り出されるオリジナル曲が心地よい。
会場の客層も初出場の彼女を大いに盛り立てる。
こうしてあっという間に一曲目を歌い終えた清水舞美。
昼と違って、夜はオリジナル構成で畳み掛ける。
二曲目は「カラス」
今年に入って発表されたオリジナル楽曲と記憶しているが、これまでの彼女にはないタイプの楽曲でどこかクールな感じも漂う。
衣装も暗い系統の色だったので、楽曲と衣装のイメージともピッタリだった。
そしてラストは「雨間」
この楽曲も最近になって発表された楽曲で、どこか清々しい印象のある楽曲だった。
着々とオリジナル楽曲も増えている清水舞美。
昼のようにカヴァーを交えた構成も出来るが、オリジナルだけでも構成が出来るのを夜は証明した。
しかも昼で歌ったオリジナルが一曲もなく、オリジナルの豊富さを裏付ける結果となった。
こうして見ると、非常にいいタイミングで夜に上がった清水舞美。
次回以降の戦いも楽しみになる、15分のステージでした。
ここから前回の投票結果……ランキング発表となる。
なお当日、発表は無かったものの今回の11位になったのは……。
・11位:みく16歳
前回8位から3ランクダウンで脱落した、みく16歳。
しばらく再挑戦はしない意向を聞いているので残念ではありますが、いつか戻ってくる日を待ちたいと思います……。
ここのところ大混戦の「ぢゃ☆ベストテン」だが、まず最初に読み上げられたのは……。
・10位:りゅうきいずむ
前回昇格組から初ランクインのりゅうきいずむ。
この結果にMa:rchen-holic*時代を思い出した客層も少なからずいたのではないだろうか……。
(余談だがMa:rchen-holic*も初ランクインは10位だった)
そんなりゅうきいずむだが、冒頭に映像を用意……。
……彼女らしい演出なのではあるが、残念なのは映像とスクリーンの大きさが合ってないため、スクリーンの一部が欠けて見えなかった事。
冒頭のステージへの入りの大切な場面なので、非常に勿体無かった。
そんなりゅうきいずむだが、この日は三曲連続という構成だった。
一曲目「ツギハギトランジスター」
りゅうきいずむの中では比較的新しい楽曲。
サビの部分が非常に特徴的な楽曲で、彼女にしては珍しい上げ系の楽曲である。
そんな一曲目とは対照的な二曲目「サヨナラセカイ」
どちらかというと、りゅうきいずむの本領が発揮されているのが同曲。
柔らかい曲調に「鬱ぽっぷ」を標榜する、どこか陰鬱な歌詞が印象的な楽曲である。
こうしてオリジナル二曲を続けて、ラストにもってきたのが「心做し」
りゅうきいずむオリジナルではなく、ボーカロイドのカヴァーで締めてきた。
こうしてりゅうきいずむのステージは終了……。
……そのステージ後に、この日唯一のMC。
6月、7月と大切なライブが続くので、その宣伝をして、颯爽とステージを去っていきました……。
続いて9位発表……今回は映像じゃありません……。
久々に本人が登場しました。
・9位:MINO+
前回と同ランクキープ。なんと4回連続9位!
(ちなみに前回は欠席にも関わらず、総得点が上がった影響で、点数上がってました)
今回はお休みじゃない、8ヶ月ぶりに登場したMINO+。
コスプレをメインとするユニットらしく、ごてごてのコスプレで登場。
朶恵みのりが王道のゴスロリ調で、東雲ゆうさの……ちょっと怖い人(爆)というある意味、王道のパターン。
一曲目は「Stone Cold」(FictionJunction)
このイベントに初出場した時も歌っていました。
続いて二曲目は「Preserved Roses」(T.M.Revolution×水樹奈々)
この楽曲もアキ天のゲストのステージで出演した時も歌っていました。
共に歌いなれているのか、ステージ上のパフォーマンスはきちんと整ってました。
若干、東雲ゆうさの声に不調を感じましたが、それ以外は最低限のクオリティは保っていたと思います。
ラストはこの二人では初めて歌う「三つの約束+」
本来、YUIMINO+のオリジナルですが、今回ラストに持ってきました。
こうして久々登場のMINO+のステージは終了。
果たして客層にはどう受け容れられたのでしょうか……。
……こうして久々登場のMINO+の後ですが、ランキングはまたまた波乱を呼んでまいります……。
・8位:大和撫子
前回から2ランクダウン。やまなでこと大和撫子。
前回、リーダー・牡丹の不在がそのまま反映された結果となり、大和撫子としては残念ながら自己最低順位の更新となってしまった。
しかしそこで嘆いてばかりもいられないのが、大和撫子。元気にいきます。
この日は大和撫子……というユニット名らしからぬ、洋装(笑)
三人ともゴシックなドレス調の衣装で登場。なんかMINO+と並んでも違和感無いレベルでした(爆)
一曲目は「MATSURI」
このイベントの「お祭り騒ぎ」を象徴するような同曲で大いに盛り上がる。
しかしMCになると今回の結果を受けて、非常に悲愴感漂う感じを出す大和撫子の三人。
そしてMCでは4月の芍薬BDライブ、そしてメンバー・楓の脱退に言及する……。
このイベント以外では(基本的に)五人でやってきた大和撫子だが、5月からは楓が抜けて四人になる大和撫子……。
それとなく「卒業」をにおわす言動をしておいて、二曲目「FIRST LOVE SONG」に入る。
この楽曲、アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」の挿入歌。歌っているのは、悠木碧、水樹奈々、高垣彩陽が「中の人」としてそれぞれのキャラとして歌っている。
元々三人の楽曲だが、これを非常にうまくまとめ上げた三人。
こういう時の三人の結束力、団結力は非常に高いものがあり、この三人でこのイベントを長く戦い抜いてきた事はあると感心させるものだった。
そしてMCの続き……。
「今回で三人でのステージは卒業し……次回からは(椛を加えた)四人で挑戦します!」
会場(特に大和撫子の客層)大盛り上がり。
そのままの流れで、ラスト「devotion」に流れ込む。
この楽曲はまさに三人の「元祖」大和撫子のための楽曲。三人での最後を飾るには非常にいい選曲だった。
こうして「元祖」大和撫子としての挑戦を終えた、牡丹、芍薬、百合の三人。
次回からは四人での挑戦が新たに始まる……「元祖」のラストにして、新たな息吹を感じさせるステージだった。
・7位:Bevitrice e Goloso
前回から3ランクアップ。Bevitrice e Goloso、略して「ベビゴロ」
これまで連続して10位だったベビゴロだったが、初の7位浮上となった。
さて今回のコントのテーマは……「卒業」
時期も時期だし、時事ネタなのだが……卒業式といえば、卒業生の答辞。
それに憧れたBenjaminが答辞を読み上げるのだが、色々ツッコミどころが満載の答辞となっている(笑)
そんな中「栄光に向かって、走り去っていく」という謎の答辞を読み上げ……。
一曲目「TRAIN-TRAIN」(THE BLUE HEARTS)からスタート。
神戸忍とBenjaminの力強いヴォーカルが会場に響き渡る。
THE BLUE HEARTSは客層にドンピシャの世代も多く、大いに盛り上がった。
こうして一曲目を歌い終え、ツッコミどころ満載の答辞は続く。
ちなみに設定は防衛大学校付属小学校らしい(笑)
そして答辞の中で出てきた次のツッコミワードは「トキオ」……神戸曰く「いまどき、東京をトキオ言うかーい!」
……二曲目「TOKIO」(沢田研二)
……なんだろう。妙にカッコイイんだよね(笑)
しかし楽曲自体も去る事ながら、本当に楽曲自体があまり古さを感じない。
この二人もそれに合わせて、しっかりと歌いこんでいるのが分かる。
こうして二曲目を終え、更に答辞は続く……答辞と思いきや、何故か親父への挑戦宣言(笑)
そして「俺はあなたを超える」「まずは酒を一升飲んでやる」……みたいな(笑)
そんな流れでラストは「一升!」
この日、めでたくレコ発となった同曲を歌い上げる。
楽曲の盛り上がり度はイベントでも一、二を争い、イベント前半最大の盛り上がりを見せた。
こうして楽曲の後、コントのオチがついて、Bevitrice e Golosoのステージは終了。
このイベントには欠かせない、ユニットとなりつつBevitrice e Goloso……次回は果たしてどのようなコントを見せるのか!?(笑)
・6位:デカシャツ喫茶
前回から1ランクダウン。デカシャツ喫茶の二人……と思いきや、この日はヨツイミワ一人。
実はこの日、事前の情報では、シノンが体調不良のため入院……という事でイベント欠席が発表されていた。
(後日、もう少し詳細な病状は明らかとなるが、当時の状況を元にこのレポートは進行していきたいと思う)
しかしシノンがいない状況でも、ヨツイミワはいつもと変わらず……一人で登場して右手の指を立てて「ここにシノンがいるよ~」といい、一人じゃないアピールをしていた。
実際、ヨツイミワ自身、一人で戦ってはいなかった……。
一曲目「moRe stage」 からスタート。
いつもは二人で歌うところを一人で歌うヨツイミワ。
だけど一人である事を感じさせない歌唱力で、シノンのいない分をカヴァーする。
続いて二曲目「Answer Beat」
以前からこのイベントをイメージして作った楽曲と公言しているが、実はシノンが事前にヨツイミワに向けて書いたとされるメールには「勝って来い」と書かれていたとか……。
そのためにこのイベントに向かっていく姿勢を示した同曲だと思われる。
また客層もシノンが普段いるであろう上手側の客はシノンの振りつけをコピーして盛り上げた。
そしてラストに「before daybreak」
この楽曲の音源だけ、シノンの声が入っているバージョンだった。
……そうこの時、ステージの上にいたのはヨツイミワ一人じゃなかった。
姿はなくても、シノンの歌声は……確かに届いていた。
ヨツイミワとシノン、二人でデカシャツ喫茶……相方がいない時だからこそ、それを感じる時がある。
この日のヨツイはその場にいなかった相方と強い絆で結ばれ、そして共に戦っていた……そんなステージだった。
こうしてヨツイミワ……いや、デカシャツ喫茶のステージは終わった。
次回もきっと彼女たちはステージに立ち続けるだろう……そう二人で再び頂点を目指すために……!
ここからいよいよトップ5。
果たしてここからどんなランキングになっているのか……!?
・5位:まかべまお
前回から2ランクアップ。まおまおことまかべまお。
いや……この日は厳密にはまかべまお……ではなく、イケメン・真壁くんの登場だ!(爆)
まかべまおそっくりのイケメン・真壁くん、颯爽とステージに登場。
(念のため説明すると真壁くんとは、まかべまおの男装である)
そしてまかべまお登場SEとなっている「R.Y.U.S.E.I.」でランニングマンを踊る……と見せかけてからの「PERFECT HUMAN」(笑)
お、オリラジ!(笑)(※厳密にはRADIO FISH)
こうしてまたまた新たなダンスネタを吹き込んで、真壁くんのステージは開始。
一曲目「らせん」から快調に飛ばす。
とにかくスタイリッシュ。とにかくカッコイイ。
色んな意味でズルいよ、真壁くん(笑)
客層は逆に女装男子がいるのにさ(爆)……ってか、彼女自身がこれだしなぁ……。
ここの客層、色んな意味でボーダーレスになってないか……(爆)
それはさておき……二曲目は「Moon Drop」
前回も披露した同曲。
おかやん。作曲の情緒溢れるメロディが非常に心地よい一曲に仕上がっている。
こういう楽曲を男装で歌われると、凄いいいムードに仕上がるというか……こういう選曲もうまいと思う次第。
そしてラストは「アイデンティティ」
最近のまかべまおの定番曲と言って過言でない同曲。
さてこの楽曲と言えば、Aメロ後半の「ランニングマン」の振り付け。
これもカッコイイのだが……2番からこれが「PERFECT HUMAN」に進化!(笑)
……あぁ……また一つ、この界隈に新しいヲタ振り付け文化を取り入れたな(爆)
恐らく、他の界隈が多分、マネするわ……と思いながら拝見し、この日のステージは終了。
以上、まかべまお……もとい、イケメン・真壁くんのステージでした。
……しかし美女が男装って、本当、反則だよな……世の中の男子、勝てないよ(爆)
・4位:MicA
前回と同ランクキープ。みかぽことMicA。
この位置をキープ出来ているが、ベスト3の壁は依然として高く立ちはだかっている感がある……。
そんな彼女、この日は白を基調とした衣装で登場。
一曲目に歌ったのは「春よ、来い」(松任谷由美)
言わずと知れた松任谷由美の名曲……なのだが、途中から何かが違う……なんか急に早くなった!
しかもこの旋律はどこかで聴いた事のあるメロディライン……。
実は楽曲後半、おかやん。のリミックスver.として流れていたのです。
さすがおかやん。いい仕事をしている。昼のひよ美といい、デカシャツ喫茶といい、先程のまかべまお提供「Moon Drop」といい本当に彼は職人です。
そんな訳で一曲目から春の歌……という事で、今回は季節感を大切にしてきたMicA。
二曲目に選んだのは「ハルコイ」
春という事で、春の楽曲という選択。
いかにもステージを一つの連なっている物として捉えている彼女らしい選曲だったと思います。
こうして「ハルコイ」を歌った後は、お馴染み「☆RunRunWay☆」
この日も大いに盛り上がって、1番を歌いきる……。
……するとまた間奏がミックス状態となり……「HappyTimeGo!Go!」となる。
前回披露したHIDEKIメドレーを再び最後に持ってきたMicA。
こうして最初から最後まで息をつかせぬ構成で、一気に15分のステージを駆け抜けました。
ベスト3の壁に阻まれ続けているMicAだが、果たしてどうなったのか……!?
こうして4位まで終了。
続いてベスト3だが、上位3組の顔触れは全く同じになった。
しかし順位はどう動いたか……まず発表された3位は……。
・3位:江織杏
前回から2ランクダウンで連覇ならず。えおりんこと江織杏。
さすがにいきなりの連覇はならず、厳しい結果と言ったところか。
そんな彼女、この日は一曲目に「Rock you」から力強くスタート。
彼女にしては力強いメロディが会場を駆け抜けていく。
続いて二曲目「スプートニク2号」
こちらの楽曲は打って変わって、爽快な印象が強い。
どこか優しい歌詞と、明るい曲調が聞いていて心地よい。
ここでMCに入る。
さすがに連覇の難しさを痛感したような内容だったが、今回も3位という好順位だった事に対して客層に感謝する江織杏。
彼女はいついかなる時でも客層への感謝を欠かさない。
その姿勢が彼女を支える客層の原動力になっていると感じるし、また今年に入ってからの躍進にも繋がっている感じはする。
ここから後半戦。
三曲目は「白黒戦士パンダマン」
すっかり間奏部分の「白黒パンダ!」コールも定着。
客層の盛り上がり……というか、サビ近辺の振り付けもだいぶ面白い方向で定着しつつあり、この楽曲自体が完成形に近づいていると感じる。
しかしそれ以上に完成形に近づいていると言えば……そうこの日、ラストだった「桜月譚」
デビュー当初からの楽曲であり、江織杏自身、ずっと大切に歌いこんできた同曲。
元々楽曲の完成度は非常に高かったが、ここに来て更なる進化を遂げているように思える。
彼女自身の歌声もそうだが、客層の振り付けも……特にサビの部分の大幅な変化は見て驚く(笑)
こうしてどの楽曲を取っても注目どころばかりだった、今回のステージ。
次回以降、虎視眈々と返り咲きを狙うには、これ以上無いステージでした。
以上、江織杏のステージでした。
……そして残った2組。
今回もどちらが勝っても初優勝のパターン。
果たして勝ち名乗りを受けるのはどちらか……先に読み上げられた2位は……。
・2位:石戸なつみ
前回から1ランクアップ。なーここと石戸なつみ。
残念!初優勝ならず……しかし彼女自身、自己最高位となる2位につけた。
一曲目は「君が居る場所」
2月に発売された新アルバムからのロックバラードの楽曲である。
ステージの真ん中でバラード調の楽曲を入れる事は多々ある彼女だが、いきなりこの手の楽曲を持ってくるのは非常に珍しい。
だがいきなりこれで、歌声だけでステージに客層の気持ちを一気に引き寄せた。
非常にこのあたりの歌唱力は秀でている。
MCでは優勝出来なかった悔しさより、自己最高の2位を取った事の嬉しさを語る場面が目立った。
あと常日頃から言っている「打倒、江織杏」を果たす形になっているのも、心なしか影響しているか(笑)
二曲目「snow dust」
石戸なつみの珠玉のバラード曲と言えば、以前はこの楽曲だったんだけどね……。
しかしこの手の楽曲を歌わせたら、実はこの界隈でも右に出る者がいないレベルでうまいのが彼女。
実はバラードなど聴かせる楽曲こそ、彼女の真骨頂が観れるのではないか……最近特にそう思う。
打って変わった三曲目は「Meteor Light」
これまでが石戸なつみの「静」の部分なら、この楽曲は「動」もしくは「激」の部分。
この楽曲における盛り上がり方は非常に凄まじく、会場の一体感と合わせて非常に熱く、激しく盛り上がる。
前半二曲とのふり幅の大きさ、ギャップもあり、このあたり非常に楽しめる部分だと感じる次第です。
そしてラストに「暁契」
最後の最後でもってくるべき楽曲の一つ。
今の石戸なつみの集大成でもあり、最も彼女らしさが前面に出ている同曲。
先日のBDライブで見せたような生バンドでのバージョンもいいけど、今回のようなオケの演奏でも、彼女のヴォーカルの良さが前面に出るので、これはこれでいい味出ていると感じる次第。
こうして今回も20分のステージを熱くこなした石戸なつみ。
目標とする頂点は、いよいよ目と鼻の先まで見えている!
果たして……石戸なつみの悲願はいよいよ成就するのか……以上、石戸なつみのステージでした。
……そして遂に1位の発表。
長かった……本当に長かった、そしてこの日を待ちわびた……。
多くの客層の喜びの声と共に、最後に名乗りを受けたのは……。
・1位:桑名美沙子
前回から1ランクアップで遂に初優勝。美沙っちぃこと桑名美沙子。
この日が昇格してから、ちょうど丸三年。
これまで2位で跳ね返される事、4回……遂に誰もが待ちわびた、桑名美沙子、初優勝のステージが幕を開ける!
そんな桑名美沙子、まず一曲目に歌ったのは「羽」(稲葉浩志)
彼女が敬愛して止まないB'z……その稲葉浩志のソロから一曲。
男性ヴォーカルの楽曲だけど、非常に強く歌い上げる!
時々、彼女はB'zの楽曲を歌いますが、男性ヴォーカルの楽曲でもしなやかに自分の物にしてしまう術は非常に良く心得ていると感じます。
続いて二曲目に歌ったのは「IGNITE」(藍井エイル)
この楽曲はもう何度かカヴァーしており、客層にもお馴染みの楽曲。
ここは無難……という言い方は妥当か分からないが、オリジナルに忠実にしっかりと歌い上げてきた。
こうして始まった桑名美沙子のステージ。
初優勝は嬉しい旨をMCでは語った桑名美沙子。
しかし……ステージの最中、嬉しさで浮かれるような表情も、また感傷に浸るような表情も一切見せなかった……。
話は前後するが、ステージに上がって早々、彼女は「私は前を向く」的な事を言ってステージに入っている……。
……初優勝の嬉しさを受け止めつつ、彼女はもう今のステージをこなす事、そして……次の優勝に向けた戦いが始まっていた事をどこかで感じていたのかも知れない。
三曲目「からくりピエロ」
これはボーカロイドからの楽曲である。
この手の楽曲は本来、Ma:rchen-holic*での相方である、りゅうきいずむが得意とするものとばかり思っていたが……。
更に四曲目「REVOLUTION」
……歌っているのは、Crystal Kay feat. 安室奈美恵である……。
ここまでカヴァーソングのみであるが、この歌い手の幅の広さ……本当に同じ歌い手が選曲したセットリストとは思えない。
男性ヴォーカルも、ボーカロイドも、世界的歌姫の楽曲まで……それを難なく歌ってしまう、桑名美沙子……。
優勝したのに、自身のオリジナルを中心に祝う訳でもなく、またこれまで歌いなれたカヴァーで客層を催す訳でもなく……。
凄まじいまでの「攻めの姿勢」……これまで彼女が何度も優勝出来なかった要因でもあるが、決して曲げなかった信念。
今回与えられた25分のステージでも彼女は決して、自分自身の挑戦を止めていなかった。
そしてラストにようやく自身のオリジナル「希望の剣」となる……。
これまで何度も打ち砕かれたはずの「希望」だが、最後まで彼女はその「希望」を捨てなかった。そして諦めなかった……。
この日の「希望の剣」はこれまでの叶わなかった「希望」たちに対する鎮魂歌であり、そして新たな「希望」を灯すための歌だった……そう思える。
彼女自身と客層が振り回すタオル……桑名美沙子のこれまでの戦いを共に切り開いてきた「希望の剣」そのものだったのではないか……。
そして「剣」は「希望」と共に解き放たれた……。
……「ぢゃ☆ベストテン」15代目王者・桑名美沙子……初の王者としてのステージは幕を閉じた……。
こうして全11組の出演者のステージは終わった。
そしてすぐさま投票タイムに突入。
投票時間、今回のランキングのデータ、告知を経て物販タイムへ移行となった。
和やかなムードがしばらく続いた後……会場は暗転し映画「ジョ○ズ」のBGMが流れる……。
そう……今回もあの時間がやって参りました。
●脱落者発表
司会の石崎姉妹がどんよりとした表情で脱落を発表する。
実は脱落発表は初だった石崎姉(=FICE・炎)……非常にやりにくそうな表情をしつつも、発表を進める。
そして読み上げられたのは……。
・MINO+
3回連続欠席の後、今回が久々出演となったMINO+だが……なんと僅か2,340点で脱落となった……。
こうしてMINO+の脱落を発表し「ぢゃ☆ベストテン vol.49」は終了と相成りました……。
●総括
今年に入ってから……というか、会場が東高円寺になってから流れが変わりつつあると感じたランキングでした。
しかしそんな中にあっても、次回に向けてボチボチ、変化もありそうですねぇ……。
まずは優勝した桑名美沙子。「おめでとう」という言葉を贈りたいと思います。
今回のステージを語る前に、本当にようやく優勝が出来た……って印象があります。
一度、2位が2回ほど連続した時はそのまま上位の常連に落ち着くと思いきや、昨年は下位で苦労したり、なかなか上位に定着できない時期もありました。
そんな中でも自分の姿勢を崩さず、終始、歌を聴かせる事に徹底したステージを貫いた結果が、今回の初優勝に繋がったと思います。
今回のステージもそんな桑名美沙子の真骨頂が詰まったステージ。
なんと5曲中4曲をカヴァー。
このイベント優勝者でここまでカヴァーに比重を置いたステージをした人も珍しいです。
ただそのカヴァーの幅が毎回広い。
レポート本編で語ったように、男性ヴォーカル、ボーカロイド、正統派歌姫など全く違うタイプの歌い手の楽曲をカヴァーできるだけの歌唱力は流石と言ったところ。
実力者揃いの「ぢゃ☆ベストテン」でも「歌姫」の名を欲しいままにしている点も納得の内容となります。
ただ歌唱力が高い故か、セットリストが全体的にカヴァーの方が比重が重すぎる点は……恐らく賛否両論かと。
オリジナルに頼らなくてもステージが成り立つ歌唱力はそれはそれで凄いのですが、彼女だけのオリジナルをもっと聴きたいという人も多いはず。
この点は客個々の好みにもよりますが、自分のようなオリジナル重視派としては残念だと思うし、逆にこの点がこれまで優勝出来なかった原因の一つ……と思います。
これで次回、連覇を飾れれば、こういう雑音は封印できるのでしょうが、彼女が今のセットリストの傾向を崩さない限りは今後も残るジレンマの一つになる可能性もあります。
……とは言え、これまで自分のスタイルを頑なに崩さず、丸三年かけて初優勝を飾った点は非常に素晴らしいと思います。
これからもこのイベント屈指の「歌姫」として頑張ってほしいと思います。おめでとう「ぢゃ☆ベストテン」15代目王者・桑名美沙子!
続いて2位の石戸なつみ。初優勝は残念ながら逃すも、自己最高位の2位で一歩前進と言ったところでしょうか。
若干、桑名美沙子の初優勝に食われてしまった感はあるものの、彼女も自己最高位を更新しました。
前回3位からの1ランクアップという、着実なランクアップは、確実な自信に繋がる結果だと思います。
今回、彼女の成長を感じたのは前半二曲。
「君が居る場所」からの「snow dust」というセットリスト。
この手の楽曲を続けて歌えて、しかも客層に向けて聴かせられるようになったのは大きいと思います。
これまでどちらかというと、激しさや熱さが前面に来る事が多かった彼女が、そうじゃない一面を大きくアピールしたのが、この二曲じゃないかと見ています。
そうじゃなくても、十分、優勝する素質は備わっている彼女だけど……ここに来て更にパワーアップした感はあります。
2月のBDワンマン、3月の香港遠征、場数は確実に踏んでいます。
恐らくここまで来ると足りないのは、運と勢い……その勢いはこのイベントが終わった現在、非常に追い風が吹いている状況。
今回の桑名美沙子に対抗できるとしたら、間違いなくその対抗はオリジナルのみで「静」「動」を使い分ける石戸なつみになる訳です。
桑名美沙子が幅広い歌い手のカヴァーできる歌唱力を武器にする歌い手なら、石戸なつみはオリジナル楽曲を、いかに自分だけにしか歌えない歌として昇華させる……それが非常に上手い歌い手です。
そういう意味では歌い手のタイプとしても、このイベントにおける経歴にしても非常に対極の位置にいる二人が今回、1、2を争ったのは非常に面白い展開でした。
次回、石戸なつみ、悲願の初優勝となるか?
その期待を抱かせるには十二分過ぎる、着実な進化が見られる素晴らしいステージでした。
今回3位で残念ながら、連覇ならなかった江織杏。連覇を飾れなかったという意味では厳しい結果になりました。
ただ見方を変えるなら、連覇こそならなかったものの、ベスト3圏内はしっかりキープした点は評価すべき。
前回の初優勝を飾るまで、ベスト3が一回しかなかった事を考えれば、今年に入ってからの彼女は成績面で言えば、一番成長しています。
そんな訳で今回のステージを観ると、定番曲がしっかり安定しているのが非常に強いと感じます。
「スプートニク2号」「白黒戦士パンダマン」「桜月譚」……もう彼女にとってお馴染みの楽曲となりました。
ただお馴染みというだけでなく、客層も新しい振り付けを考えるなどして、盛り上げ方に一工夫、二工夫も見えます。
定番がしっかりしてきたので、安心してこれらの楽曲は聴けるという安心感があります。
ただ……気をつけないといけないのは、マンネリ感。
実はこの三曲、昨年発売のアルバム「Planet収録曲。
アルバム発売後、今回歌わなかった「Sadness」を含めて、この四曲はここのところよく聴いています。
今回歌った「Rock you」のように、定番曲じゃない楽曲をいかに絡めてセットリストを構成していくかが、今後の彼女の課題、そして返り咲きの条件になるような気もします。
しかし幸いにして5月上旬にレコ発が控えているので、このあたりの懸念は早速払拭される気配が漂っています。
石戸なつみとの同事務所対決もだいぶ頂上決戦に近い形になってきました。
今は高いレベルでのライバル争いを演じながら、再び頂点を目指す。そんな姿勢で頑張っていけば、返り咲きも遠くないような気がします。
これからも頑張って欲しいと願います。
以下、ベスト3以下の出演者も簡単に見て行きますと……。
4位のMicA。停滞気味のジレンマに陥っている感を感じます。
とにかく毎回、何かしら工夫を凝らして、ステージに出してきている。
非常に頑張っている姿勢は誰もが認めるところ。だからこそ直近の中位安定に繋がっていると思う。
しかし……上位に抜けるには、何かが足りないのもまた事実。
恐らく自分がこのレポートで言わなくても、本人もその壁にぶつかっている事には気付いていると思います。
ただここで攻めの姿勢を崩したら、ジリ貧に陥ってしまう可能性は大。
今が一番苦しい時期とは思いますが、ここは頑張って欲しいところ。
今回の桑名美沙子、もしくはまかべまおのように長い時間をかけて優勝を狙っていくのも悪くは無いので、まずはしっかり地に足つけて自分のスタンスを大事にして欲しいと思います。
5位のまかべまお。真壁くん、カッコよかった。
前回の着物まおまおも良かったけど、こうした変化球的なよさを出せる点流石だと思う。
前回まで出場していたみく16歳がこの手のフィールドは得意としていた部分はあるけど、今回はまおまお魅せてくれました。
また「PERFECT HUMAN」を持ち込んだ点とかね(笑)
ヲタの最新トレンド(?)の発信基地みたいなところの感性もしっかりしてて面白いと思います。
今回は久々に中位に戻ったことだし、また徐々に上位で見ていたいと思わせてくれるステージを続けていけば、久々の優勝も期待したくなります。
6位のデカシャツ喫茶。ただ一言……そこには二人がきちんと居たよ……。
……それしか言えないですね。
ヨツイミワが一人だけど、一人じゃない……デカシャツ喫茶としてステージ立つ時には、常に彼女の側にシノンがいるというのを、我々客層に教えてくれた……そんなステージでした。
このレポートを執筆している現在、シノンの病状についても情報が少しずつ入ってきています。
このイベントのファンとして、今、願いがあるとすれば……シノンが無事にステージに戻ってきてくれる事を願ってます。
そしてヨツイミワ、シノンのデカシャツ喫茶で……二人でこのイベントを盛り上げてくれる事を信じて待っています。
7位のBevitrice e Goloso。ますます洗練されたコントとステージから目が離せない!
毎回、コントの質が上がっているし、また曲のつなげ方も上手い。
15分のステージにおける使い方が、回を追うごとに洗練されてきている。
昇格当初こそネタユニットの位置づけが強かったが、それも回を追うごとに薄れてきている。
それが今回初めて7位という順位に評価として現れたと思います。
正直、このイベント限定のユニットというのがもったいなくなりつつあるので、外部のイベントでも二人のステージを拝見したいところ。
とにかく異色ユニットの挑戦はまだまだ終わらない……そんな印象を受けました。
8位の大和撫子。……正直、今回の決断は、イベント史上でも重大な決断だと思います。
これまで勝ち上がった経緯から、メンバーが増えても五人体制になっても「元祖」での……三人での挑戦を続けてきた牡丹、芍薬、百合。
このイベントで5年以上もの月日を戦い続けてきた三人にとって、今回の決断はただならぬ事態でない事は誰もがわかるだろう。
ただ……4月で楓が抜けて、今後、四人体制になる事を考えたら、現在、このイベントに出演していない椛一人だけをイベントに参加させないのも、好ましくない状況だった事は明白である。
今回の決断……これからの大和撫子というグループの事を考えたら、こうする事がこの上ないベストのタイミングが今だった……と見ている。
結果的に今年に入って順位的には低迷している大和撫子にとって、四人での挑戦表明はこの上ない「テコ入れ」にはなったが、決して「元祖」でのステージパフォーマンスが限界ではなかったと思っている。
いずれにしろ今回まで出場:32回、優勝:14回という立派な成績を彼女たちは三人で築き上げてきた。この成績に敬意を表したい。
そしてこれまで「元祖」大和撫子として戦ってきた牡丹、芍薬、百合の三人には、まずは今回の三人での「卒業」を一区切りとして「お疲れ様」という言葉を贈りたいと思います。
次回からは四人での挑戦、四人での初優勝……大和撫子として通算15回目の優勝を目指し、頑張って欲しいと願います。
9位とばして10位のりゅうきいずむ。どうしても下位安定なのかな……。
まるでMa:rchen-holic*を見ているような、初ランクインの順位……デジャヴにしか思えない。
前回もそこまで悪くなかった……ものの、やはり多くの客層にはMa:rchen-holic*と、りゅうきいずむの区別がいまいち浸透していないように思う。
また今回の映像を交えた手法が、どうしてもMa:rchen-holic*での手法に似たりよったりに感じる。
りゅうきいずむソロオリジナルはあるものの、恐らく古くからの客層の多くはMa:rchen-holic*との差を見出せずにいると思う。
それ故、りゅうきいずむの固定ファン層はそれなりにいるものの、客層がMa:rchen-holic*時代とあまり変わらない(むしろ被っている)ため浮上できていないのが原因に思える。
そういう意味では同じMa:rchen-holic*メンバーの桑名美沙子と比べると差は明確である。
もっともりゅうきいずむの場合、Ma:rchen-holic*のリーダー、ブレイン的な立場なので、ソロになってもMa:rchen-holic*との差異を出すのが難しい点はあるが……。
恐らく彼女の場合、劇的に世界観の変化は無いと考えるので、今回も前回と同様の支持しか得られない場合はしばらくこの辺りの順位かも知れない。
まずはこのイベントの客層に、りゅうきいずむが標榜する「鬱ぽっぷ」の世界観をしっかり認識してもらうところからの勝負になると思います。
昇格組の清水舞美。昼と夜で差をつけてきたという印象。
昼のゲストステージがカヴァー交えての構成に対して、夜はオリジナル一本。昇格組としては正攻法で来たという感じです。
ただ初出場だから凄いインパクトを残したか……というと、言い方は悪いかもしれないけど無難……という感じ。
もっとも初回だからアレでいいのかも知れません。
今回のステージが2回、3回と出場を続けていくうちにどういう変化を生み出してくるのか……そこは非常に楽しみな部分でもあります。
今回はまずお披露目という事で。
「ぢゃ☆ベストテン」のステージを大いに満喫したのであれば、いいと思います。次回の初ランクイン楽しみにしています。
そして今回9位で脱落したMINO+。
2,340点……相当、低い点数で終わりました。
これまできちんと計算した訳じゃないですが、脱落(11位)の点数は大よそ2,000点台後半から3,000点台が相場。運が悪いと4,000点台前半の点数でも落ちる事がある……と言ったところ。
残念ながら今回の11位相当で脱落だったみく16歳も3,500点台は取っています。それを考えると、いかにこの点数が低いか分かります。
でも今回のこの結果、個人的な見解ですが非常に納得がいく結果でした。
3回連続欠席で既に心象が悪い客層も多かった状況で、今回の平均点なパフォーマンスでは、残って欲しいと思う客層もほとんどいなかったと思います。
唯一、今回評価するなら、与えられた15分のステージをほぼ時間内でこなした点のみ。
以上となります。
……という事で、今回も色々ありましたが、今回遂に桑名美沙子が初優勝を飾りました。
一方、2位につける石戸なつみ、3位の江織杏と「M-Infinity」勢の勢いも凄まじく、虎視眈々と優勝の座を狙っている……。
果たしてこの三つ巴の構図は次回も続くのか……。
一方、中位、下位グループは誰が抜け出すのか……。
混沌とした状況となりつつある昨今、新しいヒロインが誕生するかもしれない予感が漂っている……。
しかしそれ以上に昼から勝ち上がってくる、華原ひよ美の存在が……不気味で仕方がない……。
こうした中、迎える次回は記念すべき50回目の戦い!
東高円寺ロサンゼルスクラブの代替開催も次回でラスト!
果たして東高円寺ラストにして、記念すべき50回の栄冠を勝ち取るのか!?
次回、2016年5月21日。
「ぢゃ☆ベストテン vol.50」
何が起きるか分からない節目の50回!
目の当たりにするのは感動か、奇跡か!?