私たちは、生活するにあたって
「衣・食・住」に関しては
まだまだお金が必要な様です(笑)
お金を得る為には
仕事をしなくてはなりません。
また、外で働いていない方でも
日々、家の掃除や洗濯などの家事を
行いますね。
ちなみに
仕事が全く無い人はいません。
この世で生活するにあたって
私たちには、いつも何かに仕えている事があります。
この仕事のことを
「外なる仕事」と言います。
みんな、なんらかの形で
仕えているのです。
皆さんこの、外なる仕事に一生懸命で
いっぱいいっぱいで
本来の「内なる仕事」を忘れてしまっている方が
ほとんどなのではないかと思います。
外なる仕事とは
この世で生きる為に必要なお仕事です。
例えば、お金を得る為の仕事もそうですし
学校で学ぶ事や掃除や洗濯や食事など・・・。
それらの目先の生活だけの仕事だけに
意識が向いたままですと
だんだんと苦痛になってきます。
その中に真の仕事への意識が無ければ
あまり楽しみも見つけられなかったり
人間関係、雇用の心配
お金の心配やら、肉体的な疲労やらで
やがて、人生に疲れ果ててしまいます。
真の仕事とは
「内なる仕事」のことです。
これは、神に仕える意識状態のことです。
ほとんどの人が忘れてしまっているけれど
これが本当の仕事。
つまり、「愛の実践」
真理の実践を言います。
これは、決して外なる仕事を
いい加減にしろと言う意味ではなく
外なる仕事の中に、愛の実践がされているのか?
と言うことです。
何かをする時には
イヤイヤ働いていませんか?
愚痴を言ったり怒ったりイライラしたり
誰かを嫌いだな~!などと思いながら
仕事はしていませんか?
これでは外なる仕事だけでおしまいです。
本来の私たちの御役目は天の遣いです。
私たちのひとりひとりは
完全なる愛の顕現が出来るまで転生し続けますから
ぜひ、外なる仕事から内なる仕事(愛の実践)へと
繋げて欲しいのです。
日常生活の中ではたくさんの仕事があります。
それらを、その他大勢の兄弟姉妹である「私」へ
思いやりと優しさ、温かい奉仕の心で与える事で
内なる仕事になるのです。
宇宙の法則である真理は
遥か彼方にあるものではなく
日常生活の中に存在しているものです。
外なる仕事も内なる仕事も
表裏一体です。
人それぞれ、意識のレベルが異なりますが
外なる仕事の意識状態は
今までの内なる仕事の現れです。
内なる仕事の意識状態は
即、外なる仕事にも現れてきます。
目先にある自分の為だけの幸せではなく
他の人の為になることの喜び。
笑顔で「ありがとう!」と喜んでもらえる事の嬉しさ。
人間だけではなく動鉱植物
地球を含む宇宙全体の幸せ・・・。
仕事をしていて楽しい。
幸せなのだと・・・。
これらを仕事の中で実感できれば
愛の実践の一例だと思います。
「与えよさらば与えられん。」
与える者は天から与えられます。
今生は、外なる仕事だけで終わらせないで
内なる仕事へと繋がるように
本来携わっている、誇り高き愛の精神で
日々お仕事をなさってみて下さい。
善き変化が訪れると思います。
翡翠