※前回からの引き続きになります。
鳥取に着いてから
２番目にお参りした神社の御紹介です。
売沼神社（めぬまじんじゃ）
です。
大国主命と１番最初に御結婚されたお姫様で
八上姫命が祀られている神社になります。
その仲介をされたのが
白兎だと言われています。
白兎神社と売沼神社ですが
以前からとってもお参りしたい神社でした
大国主命と八上姫命と白兎神は
とっても大好きな神様なのです。
今回は念願のお参りなのです
こちらの売沼神社ですが
神主さんがいらっしゃらないのです・・・。
代わりに総代の方が神社を管理して下さっています。
今回は、総代の方の許可を得まして
立会いのもと
神社の御拝殿の中と御本殿の外側を
お掃除させて戴きました
境内の清掃かと思っていたのですが
御拝殿を開けて下さり、中までお掃除を
させて戴けるなんて夢にも思っていませんでした。
しかも御本殿の外側までも
掃除機をかけたり、水拭きをしたり
掃き掃除を行って来ました。
何時間経過していたのか覚えていません。
始めはとても寒かったのですが
途中から寒さを忘れていました。
ぽかぽかと心が温かかったのです
とても優しい気持ちになりました。
売沼神社にいると心が落ち着くのです。
貴重な経験をさせて戴きました。
本当に感謝しております。
総代の方からも
とても親切にして戴きました。
また、お参りに来ます。
【売沼神社】
御祭神 八上姫命（やかみひめのみこと）
鎮座地 鳥取県鳥取市河原町曳田字上土居１６９
由緒
「延喜式神名帳」に「八上郡賣沼神社」
とある神社でありまして
中世より「西日天王」といっておりましたが
元禄年間よりもとの賣沼神社
という名にかはりました。
御祭神は「八上姫神」でありまして
御祭日は十月一日を大祭としております。
「古事記」の伝えるところによると
出雲国の大国主神は八上姫神をオキサキになさろうとして
この因幡国にお出になりました。
途中で白兎の難をお救いになりまして
この白兎神の仲介で八上姫神と御結婚になりました。
この神話伝説は
漂着した外地の舟人たちが千代川をさかのぼって
まずこの曳田郷をひらいたことに間違はありません。
対岸山麓の前方後円墳を神跡とするのも
決して単なることとは云えないようであります。
東側の土手は八上姫公園になっています。
売沼神社の鳥居
稲羽八上姫命
売沼神社と書いてあります。
売沼神社
御神酒と白百合をお持ちしましたので
御拝殿にお供えしてきました。
白百合・・・綺麗ですよね。
１番好きなお花です
こちらの御神木ですが
手を当てると温かいです。
少し御神木から手を離した位置でも
温かい気を感じました。
御神木から空を見上げると
こんな感じです
子供の頃によく作りました
こうやって雪うさぎを作るのは
何年振りのことでしょう・・・。
八上姫にお見せしたかったのです。
雪うさぎです。
雪がちょっと固くなってしまっていたので
形がイビツです
売沼神社の東側には八上姫公園があります。
八上姫公園
八上姫公園の前には広場がありました。
大国主命と八上姫の神話にもとづいて
この様な石に彫られた絵がたくさんあります。
少しアニメチックなのですが
嶽古墳について
嶽古墳ですが鳥取市指定史跡です。
八上姫公園の奥にひっそりとある古墳で
八上姫の古墳、もしくは八上姫を中心とする
地方豪族の古墳であると
言い伝えられているそうです。
今回、鳥取に来て神社を３ヶ所お参りしましたが
売沼神社に居た時間が一番長かったです。
とても優しいものを感じました
時間を忘れてしまいました。
深い愛を感じて、涙がホロリとこぼれました。
「いつも、こんなに穏やかで
優しい気持ちを持ち続けられたらいいな。」
そう思いました。
次回は宇部神社について御紹介致します。
翡翠
