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筆跡診断士の吉野です。
前回、『「見」の左上が離れている人は柔軟』という記事をアップしたあと、以下のようなコメントをいただきました。
「見」の左上はくっつけて書くのに、「中」の左上は離して書きます。これは何か意味があるのでしょうか??
とても鋭い質問です。
今日はこの質問について、詳しく書きます。
例えば「中」「口」「田」「日」にも、「見」の左上と同じような縦線と横線が接する部分があります。
「見」一文字で、簡単に診断が出来るように、これまでの記事で説明してきました。
が、
筆跡診断では本来、一文字だけでなく、
複数の文字から総合的に診断します。
精度の高い診断をする場合に必要な文字数は、ハガキの表面に書かれているくらいの文字数です。
(漢字30文字くらいです)
一文字だけだと、どうしても診断の精度が下がります。
例えば、「福岡市中央区天神」と書いた場合、
「見」と同じような縦線と横線が接する部分は、
全部で8ヶ所あります。
分かりますか??
この8ヶ所、それぞれくっついているか、
離れているかをチェックします。
くっついている字が多ければ真面目型です。
離れている字が多ければ柔軟型です。
どのくらいが「多い」となるかですが、
上の画像の8文字の場合なら、6個以上が「多い」となります。
上の画像は全て離れているので、柔軟型となります。
では、
くっついているのが5個で、離れているのが3個の場合、あるいは4個と4個で同数の場合は、どうなるのでしょうか。
この場合は「混合型」といって、両方の性格を持っていると診断します。
「見」の左上について、これまでかなり詳しく書いてきました。
「見」の左上のような、縦線と横線の接する部分を、筆跡診断では「接筆」と呼んでいます。
「接筆」をチェックするだけでも、
書いた人がどのような性格か分かります。
自分を知るため、相手を知るために、覚えておくといいですね。
「私は真面目タイプ??それとも、柔軟タイプ??」
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