マイアミは明るい南国の保養地のイメージとは裏腹に、マイアミ・デイド郡一帯は全米でも最も犯罪発生率が高い地域のひとつです。
2005年
のモーガン・クイットノー
社の調査では、マイアミ・デイド郡は全米でワースト5位にランクインしてしまいました。
ですので、今回はマイアミで、楽しくプラス無事に過ごすためにも治安が悪く、部外者は行かないほうがいい場所をアップしますので参考にしてください。（なお、こちらの情報は個人的な意見もありますので、くれぐれも自己責任で最終的には自分の五感を頼りにおねがいいたします。）
リバティ・シティ (Liberty City)
エリアはNorthwest 79th Street から 27th Avenue , Northwest 41st Street から南, Interstate 95 の東近辺。マイアミ支店があるNorth Bay Villageから橋を越えるとある別世界のエリア。商店、住宅等の大半が鉄格子等で厳重に囲まれていて、イミグレーションオフィスがあり、昼間車で通過しても、ちょっと部外者は怖い感じです。車のドアは必ずロックして通過しましょう。
リトル・ハイチ (Little Haiti)
リトルハイチは、中米の島国ハイチ
の土着言語であるクレオール語
が主流の地域。ハイチ人ギャングが幅を利かせる地域。粗末な建物が多く、リトルハバナに比べて貧困層が多く危険ですので昼間でも怖いもの見たさで行くのは命取りになります。
ハイアリア市 (Hialeah)
ハイアリアは全米で最もスペイン語
の使用率が高い都市。ハイアリア市民の85%がヒスパニック
系またはラテン系
で、92%がスペイン語を母語です。特にキューバ
系が多く、市の総人口の62%がキューバ人。ハイアリアは郊外都市
であるため明確なダウンタウンがなく、市域全体にわたって住宅地が広がっています。また住民の大部分は貧しいヒスパニック
系であるため小さい家が多く、人口密度が高いです。
リトル・ハバナ (Little Havana)
カストロがキューバを支配して以来マイアミに亡命してきたキューバ人が一時集中した街です。今でも多いですが、キューバ系以外のヒスパニックの人も住んでいます。スペイン語の看板をちょこちょこ目にする異文化の世界です。昼間なら車でうろついても平気でした。
マイアミ ダウンタウン (Miami Downtown)
マイアミのダウンタウンの夜は好みません。夜はダウンタウンの中をうろつかないことをお勧めします。（ベイサイド・アリーナ側は問題ないので安心してください。）
オーバータウン (Overtown)
エリアはNW 5th Streetから南, NW 20th Street から北, the FEC Corridor とNW 1st Avenueから東, NW 7th Avenue から西。
マイアミで有数の貧困集落。２０００年ぐらいから中層階級に住宅も増え続けていますが、部外者は車でも行かない方がいいです。昨日、白人の女性が車で散策中、あまりの怖さに巡査中の警官に助けを求めたほどです。Ｉ－９５から見える掲示にはHistoric Districtとあるので、ちょっと興味本位で行ってみようかなと思いがちですが、間違いです。
（http://www.miami.us.emb-japan.go.jp/tebiki2008.doc
）