書籍「言葉相」を読んだ感想文 | IT系の仕事している人のブログ

書籍「言葉相」を読んだ感想文

本日は、千葉 修司さん(チアリードエンジェル株式会社 代表)の著書の「言葉相」感想文です。

掻い摘むと、「言葉相」とは著者の造語で、手相や人相の「相」と同じように、その人の話す言葉の「相」がその人の運を左右し、話す言葉を変えることで「運」を変えるという内容の書籍です。

言葉相 (ことばそう)/現代書林
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書籍「言葉相」の感想文の前に


まず、これは私にとって大切な方からプレゼントとしていただいた本です。私の叔母で私の名付けをされた方です。今後も大切に何度も読むつもりです。

まず、一度だけ拝読しました。一度だけなのでこの本の何%を理解できているかはわかりませんが、一度目の感想を書いていこうと思います。

成功哲学の本って

まず、この手の成功哲学や物の見方、考え方に関する書籍は巷に溢れていますが、まず書店で平積みされていても手に取ることはありません。

まだ35歳の若輩ものですし、私自身まだまだ成功や幸せとはほど遠いにしろ、それなりに真剣にビジネスに取り組み人生経験もあります。

おこがましいですが、今こうしてプロとしてビジネスを生業とし生計をたてていて、ほんの少しばかりの知見が既に形成されてしまっているのです。

20代前半の営業職時代には、3月とか4月になると電車の中吊り広告とかに出てくるような著名な成功哲学の本はひととおり読みました。(当時の上司から半強制的に笑)

ちょっと記憶にでてこない(;´Д`)
ナポレオンヒルとかだったかな?

100%偏見ですが、この手の書籍って上司が新入社員や部下に勧めるような書籍だと思っていて、普通の企業に勤めている同年代は中間管理職をやっていたり、中小企業だと経営者なので読まないし私も読みません。

これからも縁のない書籍と思っていました。

本のプレゼント

このような機会がない限り一生無縁と思えるような書籍を手にできたのは、ラッキーなことです。

もしも、私と同年代のビジネスマンも初心に戻ったり忘れていることを思い出す良い機会なので、偏見を持たず、成功哲学の書籍を読むことは良いことかもしれません。

ビジネスマナーの書籍とかもそうですね!


感想文を書くにあたって、ふたつの選択肢に悩みました。

1、当たり障りない感想文にして波風たたないようにする
2、正直な感想文を書く

悩んだ結果、前者はプレゼントしてくれた叔母さんにも著者の方にも失礼と思い、後者のスタンスで感想文を書くことにします。

では、前置きが長くなりましたが。



書籍「言葉相」を読んだ感想(一度目の通読から)


全体的な感想

まず、著者の方が言うように、人がどのような言葉を口にするかは、その人の運は左右されることは事実です。私の経験上からも、そう感じます。

なので、まともな人間であれば、コミュニケーションでは慎重に言葉を選びます。
もちろん、今このブログ記事を書いている最中も慎重です。

それでも、この本を読み、改善の余地があると感じ心に響いた部分が沢山あり素直に勉強になりました。

また、通読し少し意識した結果、すでに良いことも実際起きています。

「科学」を謳うからには

著書に書かれている大部分が、著者の経験や成功者の例え話でした。
社会実験や社会学的・心理学的な研究による実証を挙げるアプローチがないのは少し残念でした。
「右脳」「左脳」の話もありますが、脳神経科学的アプローチも一切ありません。

そのような科学的な論拠があれば、より説得力もあり読者が他の人と議論をする題材として役に立ちそうな気がしました。

もしかしたら、読みやすさにより重きを置いて割愛されただけかもしれませんが、書籍を一度通読しただけでは、そう感じてしまいました。

ちなみに、サッとネットで検索しても、そのような科学的実証には容易にたどり着けませんでした。どうしても成功哲学系の教材が上に来てしまいます笑(そうなってしまう理由は分かりますが、google先生もう少し頑張って!笑)

何時も、そんなに全員が幸福である必要があるか

もう、ここまで来ると価値観の問題です(>_<)
これは私の経験からの持論になってしまいますが、人の感情には波があります。
トラブルや嫌なことは得てして重なるし、反対に良いことも同じです。

常に幸せを感じていられるということは、まず、あり得ません。
また、何かがきっかけでポジティブとネガティブが切り替わることもあります。
個人的には、心が病んでいる時には愚痴を言ってもいいと思います。
ただし自分の社会的な立場を著しく棄損しない、または人間関係を壊さない程度であればの話です。

ですので、、、

取引先はもちろん、上司・部下・後輩に愚痴は御法度です
恋人や友人も度が過ぎると嫌われますよね


個人的に愚痴を言うお勧めの相手はバーテンダーやスナックのママです。
叱り飛ばされて、自分の悩みが大したことないと気づくこともあれば、聞いてもらうだけですっきりすることもあると思います。(お酒が飲めるのが前提ですみません)
2chなどの匿名掲示板も良いかもしれません。(ただ、無責任な書き込みが多いので、更に傷を深めてしまうこともあるかもしれない)

ポジティブになれるタイミングは自然にやってくるので無理せずに、その時を待つのもひとつ方法だと思っています。

その時に、この本に書かれているようなことを実践すれば良い。

実際、この著者自身も無職時代があり、ある事をきっかけに変わったというエピソードが書かれています。(が、その経験から「つべこべ考えずスピーディにやる」という考え方を首尾一貫して主張されている)

注:愚痴に関してはこの本に書かれていることの一部でしかありません

志とか夢とか欲について

これらも、個人的にはあってもなくてもいいと思います。

「うまいものが食べたい」

これも「欲」ですが、旨い寿司だって毎回食べてれば、すぐに飽きます。
逆にパンにマヨネーズ塗って焼いたものが死ぬほど旨かったりしません?

「欲」は、その人の持っている価値観や物差しで十分ですし、「欲を持ちなさい」というようなことは人に勧めることではないと思います。

私は「夢」も「野心」もありますが、ない人に対して「持ちなさい」と人に押し付けるものでもないと思っています。

ちなみに私の夢は、、、

新宿パークハイアットのニューヨークバーを貸し切って、音楽仲間とJAZZパーティを開き、ドレスアップされた華やかな女性に囲まれながら演奏したり、美味しいお酒・食事・会話を楽しむパーティを開くこと(場所は、映画「ジョーブラックによろしく」のラストシーンのような場所ならなお良い)

そのためには、経済的にも成功しなければいけないし、JAZZの演奏も磨かなければいけない(>_<)



「志」これは、ちょっと分からないなぁ笑
愛国心とかって話になってたけど、うーーん笑