ダライ・ラマ効果 | 岩崎浩之のブログ

ダライ・ラマ効果

ダライ・ラマ効果とは、「現在のチベット仏教の最高指導者のダライ・ラマ14世に国家元首や首相が会うと、その国の翌年の対中輸出は平均8.1%落ち込む」というものです。

ドイツのゲッティンゲン大学の研究者たちが、世界159カ国の貿易統計を1991年から2008年まで調査したうえでの結論で、これには信憑性を高く感じます。

この効果は、2001年に中国が世界貿易機構(WTO)に加入後、2002年に胡錦涛国家主席が最高指導者になってから始まったとされ、それ以前はこのような現象はなかったそうです。

ちなみに、日本の歴代首相はダライ・ラマと面会していません。
そして、先日広島市で行われたノーベル平和賞サミットに参加していたダライ・ラマに菅直人首相は会っていないハズです。