横浜 コーディアル司法書士 所博之

LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

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司法書士/所博之のブログ-事務所のロゴ

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三寒四温を経て『木の芽どき』となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年は、桜も雨の影響もなかったですし、おかげさまで娘は希望する国立大学への進学となり、サッカー部もあるため、学業との両立での新生活を過ごすことになりました。
息子も相変わらずのサッカーですが、念願の校内の人工芝グランドも完成し、練習のため遠方のグランドまで行かなくてよい環境となりました。
4月からはリーグ戦が始まるため応援にも忙しくなりますが、何とか全国大会出場を果たして欲しいと願っています。

 
さて、木の芽どきは、精神的に不安定になると言われていますが、私が後見人をしている被後見人(以下「本人」という。)さんにも、脱走騒動がありました。無事に保護されたのですが、800キロを超える脱走にも及び、まさに大脱走です。

私に、入居している施設の担当者から本人が見つからないので、警察へ捜索願を出しているという連絡が、その日の午前中にありました。その後、本人の○○在住の兄(以下「兄」という。)から施設へ電話があり、現在本人は新幹線で○○へ向かっているようだが、新幹線代を払えないため、○○駅まで迎えに来て欲しいという連絡があったと、私にも報告がありました。
 
本人には、子ども達がいるのですが、今までの経緯から見放され、本人からは連絡しても何の応答もないため、理解を示してくれる唯一の兄のもとへ脱走した次第です。本人は○○駅の鉄道公安警察で無事に保護されたのですが、結局、施設長がその兄には会わせず、同行した施設職員2名と一緒に本人を連れ帰りました。
これは、その兄も本人の面倒をみることはできず、一度でも会えば兄弟の情がわき、そのまま帰らなくなってしまうのではないかという施設長の判断であり、その兄も納得されたようです。もともと本人はアルコール依存症と認知症で精神病院に隔離入院していましたが、その依存症も治癒し、施設へ入居中でした。禁酒、食事や薬の管理など、節制した生活が必要なため、一人での生活はもとより、その兄の元での生活となれば、またもとのアルコール依存症に陥り、精神病院生活に戻ってしまうためです。
 
それでは、どのようにして施設を脱走したのか。
施設担当者も、どこから脱走したのか不明だったとのことですが、本人の話によれば、随分前から施設には鍵がかかっていない倉庫があり、その出窓が開けられることが、観察によって判明していたと。
そこで、計画的に小遣いを少しずつためて、脱出の機会を伺っていたとのことです。脱走当日の早朝、誰もいないことを確認し、その倉庫内へ侵入し、出窓から椅子を使って、必死の覚悟で窓の外へ出て、その窓から配水管を伝わり道路に降りたところ、偶然にも通りかかったタクシーで最寄の駅まで乗車。そこから、新幹線の駅まで向かい、新幹線の改札も、入場券を購入し、自由席に乗車。駅員の切符改札で、「新幹線の○○駅までの乗車賃はないが、兄がその駅まで迎えに来てくれることになっている。」と言って、そのまま○○駅まで乗車したとのことです。
 
○○駅で施設長や職員2名と顔を合わせると、自然と涙ぐみ、お互い抱き合ったということで、今回の脱走騒動では、以前より、より絆が深まったと施設長は話していました。
木の芽どきとは、本当によく言ったものですが、春になると不思議な行動が増えるものだと、あらためて思った次第です。

 

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先週末、嬉しいことに、私のクラス出身の司法書士が2人、近況報告を兼ねて、私の事務所に遊びに来てくれました。今年の開業に向けて、準備を着々と進めているようで、頼もしい限りです。
 
やはり、登記中心の決済事務所での実務は、司法書士としては経験値が上がらず、仕事の醍醐味も少ないため、独立に向けて舵を切るけじめがついたようです。司法書士の仕事は、組織的にする仕事ではなく、各司法書士の責任において、依頼者のためにする仕事だからでしょう。私自身もそうであったように、多くの実務経験値がなくても、依頼者のための仕事はできますし、何よりもその独立しようとする心意気を私は評価したいです。
 
 
受験講師時代にも言い続けていましたが、あまりに条件のよい事務所に入ってしまうと居心地の良さから、独立への意欲が減退し、本来自分のやりたかった仕事への取り組みが、必然的に少なくなります。そういった事務所では、いろいろな業務が分業化されていますので、司法書士が担当する仕事には偏りがあり、全体の経験値があがらないという弱点もあります。
 
むしろ、少々条件が悪い事務所の方が、司法書士としての経験値も上がり、早く独立したい意欲が湧きますので、お勧めです。
確かに経済的に早く自立したいとう現実面との折り合いを付けなければならないですが、望みもしない仕事を依頼者の言いなりになって受ける仕事ほど、辛いものはないです。
 
安いサービスで顧客を獲得するのは、自分だけでなく、業界全体の評価を下げるだけですので、安さを求める合見積依頼があっても、大抵は「今、ご依頼又は検討中の司法書士の報酬は良心的なので、そちらの方がよいですね。」といって、応じないようにしています。
 
司法書士を安さだけの尺度でしか評価しない依頼者とは、そもそも信頼関係が構築されていないので、仕事を引き受けないようにしています。
 
独立していれば依頼者のためにする仕事、自分の意思でする仕事の割合が圧倒的に多くなります。無理をして引き受けるべき仕事か否かも、自分で判断し、選別できますので、厄介な依頼者を、うまくかわすことも可能となります。
 
また、司法書士の場合、損害賠償訴訟などに巻き込まれた場合、業務上の保険で賄うことができます。
司法書士が正当な業務のもとで、依頼者に利益をもたらしたり、裁判等を有利に導けば導くほど、依頼者の相手の弁護士を通して、腹いせや嫌がらせで内容証明が届いたり、損害賠償請求訴訟を起こされたりもします。
その場合、相手の主張を退け、請求棄却判決を裁判所から得るのは容易ですが、訴訟ともなれば、弁護士費用がかかります。
ですが、司法書士保険は、その際の弁護士費用を保険で賄ってくれることがありますので、安心して依頼者からの業務に取り組むことができます。
 
司法書士として依頼者に寄り添うことの大切さはいうまでもないですが、その一方で、そういった依頼者の相手の何も出来ない悔しさや、全くの言いがかりにも向き合わなければならないこともあります。
 
そんな場合でも、依頼者のために毅然とした態度で業務に臨むべきで、司法書士としての心意気をしっかりと保つべきだなどと、私の想いを伝えました。
その一方で、独立して1年目の仕事が殆どなかった頃の苦労話もしながら、まもなく開業から丸5年を迎えられる喜びをかみしめています。
 

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平昌オリンピックも終わり、多くの感動を感じることができました。かつて、私のクラスだった方も、オリンピックを観たことがきっかけで、サラリーマン生活に終止符を打ち、司法書士へ転身されたことを思い出しました。
 
過去のブログで、私のルーツは岐阜県大野郡(当時、現在は「揖斐郡」)にあり、所郁太郎(緒方洪庵の「適塾」出身、井上馨の絶命の危機を救った長州藩の医師、高杉晋作の参謀)が祖先とつながりがあると載せましたが、今回のカーリングの発祥地「常呂」も、嬉しいことに私の祖先とつながりがあります。
北海道開拓団として、岐阜県大野郡から有志等が移住したのが「常呂」です。その常呂には移住した地名「岐阜」があり、親戚なども含め20軒ほどが移住した地域の地名が「岐阜」になっています。何年かに1回、祖先を偲ぶ行事として、トラクターで北海道常呂町まで行くことがあるという話しを生前の祖父から聞いていました(現在はその行事があるのか否か不明です)。
 
30年以上も前の私の受験時代、北海道を1人で一周する旅に出ましたが、その際にも、常呂町に寄って祖先を偲んだ記憶があります。今回の平昌オリンピックのカーリング娘達の活躍で、常呂が有名になったことは、私もとても喜んでいます。
 
 
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さて、市民公開講座や特別研修も無事に終わり、ホッとしていますが、つい先日弊所へ、安定したサラリーマン(大手商社の法務部)生活を捨て、司法書士業へ舵を切るという私のゼミ出身者が訪ねてくれました。その彼とも30年来の付き合いがあるのですが、かつては受験時代、そのゼミのメンバーが先に合格してしまい、取り残されたことで、彼は上高地のホテルにこもりバイト生活を送っていました。
 
そのホテルの職場から、「ケーキ作りは実に奥が深い。ケーキ職人の道も悪くない。」と、あたかも方向転換するかのような手紙を私に送ってきたことがあります。
そこで、「それが本心とは思えない。司法書士への志を忘れてしまったのか。」などと、私なりに彼を説得する手紙を書いて送りました。
 
すると、その彼は当時私が住んでいた福岡まで会いに来てくれ、司法書士への再チャレンジを誓って、彼は自宅のある東京へ戻り勉強を再開しました。すると翌年の試験に見事、合格したことを覚えています。合格後も福岡にいる私に会いに来てくれたり、私の小さかった子どもと一緒に遊んでもらったりと、付き合いが続いていました。
 
そして、私が誰にも言えずに伊藤塾に移籍後、なんと伊藤塾で再会するということに。
それからは、ゼミのメンバー達と今でも毎年のように新年会を開催しています。
その彼が、司法書士業へ舵を切りたいと昨年、私の事務所を訪れ、彼は社会人大学院へ進学。ようやく、開業に向けて準備が整ったということだったので、私からは、彼の事務所にふさわしいロゴのデザインをプレゼントすることにしました。
 
ロゴデザインのプレゼントといっても、私が作成するわけではなく私から彼の事務所にふさわしいプロのデザイナー(大手広告代理店勤務でしたが独立した方)の紹介です。そのデザイナーとは、娘のサッカーが縁で仲良くなり、私の事務所「コーディアル」のロゴもそのデザイナーに作成してもらったものです。
 
私の事務所も、そのロゴのおかげで、まもなく丸5年を迎えます。彼にも、きっと舵を切って良かったと心から思ってもらえるロゴになることを願い、ロゴに寄せる私からの想いを感じてもらえればと思っています。
 

 

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以前、このブログで方向転換の話しを載せましたが、それを読んだ方から、「今まで勉強できたのに、しなかった人」「5年以上も環境のせいにして全科目を本試験までに準備できない人」は、まさに自分のことだと思い知らされ、これからどうやって生きて行けばよいのか分からなくなり、涙が止まらなかったという人からメールが届きました。
 
今は、そのときのショックも収まり、今までの自分を受け入れて方向転換の決意ができたという感謝のメールでした。
ブログ掲載後、「今は受験指導をしていないあなたは口を封じなさい。」などと、厳しいメールも届きましたが、私の方向転換のブログの内容を読んで、「全くの誤解でした。」とお詫びのメールが届くこともあったのを思い出しました。
 
「方向転換」という言葉に過敏に反応し、絶望的になった方も大勢いたようでしたが、その後試験に合格された方もいました。当該メッセージは、決して自分をあきらめることではなく、どこかで区切りをつけることの大切さに気づいてもらえればと思ってのものです。
 
 
 
さて、今は簡裁代理権取得のための特別研修の真っ最中です。今年も、特別研修のチューターをするのですが、先日、裁判傍聴の引率に裁判所まで出向き朝10時から夕方4時まで1日中、傍聴しました。偶然にも、簡裁では、私の仲良くしている弁護士が口頭弁論をする交通事故の裁判に遭遇し、お互いがびっくりした次第です。
簡裁裁判官は、とてもフレンドリーな方で、空き時間に、研修生の幾つかの質問にも丁寧に、答えてくださいました。
午後の地裁での当事者尋問では、模擬裁判に役立つ内容がてんこ盛りで、貴重な傍聴ができたのではないかと受け止めています。
 
裁判を実際に担当してみたいと強く思ってくれた方が殆どで、彼たちの思いをこのまま現場で発揮し、実現できるような環境を作りたいと願っています。合格後の多くの司法書士は実務経験を積むために司法書士事務所に就職するのですが、その事務所の殆どが、いわゆる登記を中心とした決済事務所です。そのため、裁判事務を扱わないまま、裁判への苦手意識が強くなり、ますます裁判離れが起きているのが現状です。
 
司法書士が扱う裁判事務は、(かつての過払い事件を除いて)報酬が少ないため、法律家としての矜持が問われると同時に、スキルも必要となります。ですが、いつのまにか簡裁代理権を実際には使わないまま、ペーパードライバー化しつつある現状に危機感を感じています。
 
思い起こせば、私が司法書士を志した頃には、簡裁代理権もなく、司法書士と言えば代書人というイメージが強く、今以上に認知度は低かったです。ですが、その頃に私が思い描いた司法書士は、法律家としての司法書士であり、裁判業務も出来て当たり前の司法書士です。
 
それを実現するために、長年受験界で、これからの時代を担う司法書士となる人材育成に取り組んできました。しかし、それが実現したのも束の間、楽な状態に戻ろうとしていることは悲しいことです。
 
確かに遺産承継業務、成年後見業務など、法律家として人の財産を扱うことは増えていますが、裁判、和解、調停など、人の紛争にも関与できる司法書士となることも、法律家として大切だと受け止めています。
 
裁判傍聴をした合格後の彼たちが、司法書士の現状を憂い、これからの司法書士像をもっと広げ、大きく羽ばたいて欲しいです。
合格するまでに多くのことを犠牲にして勉強に取り組んで来た、この資格にかける今までの情熱があれば、それは可能なはずです。
それなりの事務所に就職したことに甘んじることなく、これからの司法書士のあり方に真剣に取り組んで欲しいと強く願っています。
 

 

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首都圏では4年ぶりに大雪となり、久々に長靴を履く機会がありました。

思い起こせば、講師から現場への舵切りを決断した最後の年にも大雪が降り、その長靴を履いて講義をしたのを思い出しました。

 

現在、私は神奈川県司法書士会で、多くの会務(委員会としての仕事)を抱えています。

できるだけ誘いを断っているのですが、断り切れないものもあり、結構大変なのですが、司法書士の可能性を広げる領域に携わることもできています。

その中でも、最も長く続いているのが、労働問題ワーキングチーム(旧称「労働問題対策委員会」、以下「労働問題WT」という。)で、現在そのチームのリーダーをしています。
 
いうまでもなく、この労働問題WTでは、労働者の方々の様々な労働問題を扱い、残業代や賃金未払いだけでなく、不当解雇、パワハラ、セクハラなどにも、積極的に取り組んでいます。
関東8都県(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、長野、栃木、茨城)では、労働問題専門の委員会なりチームを置いて取り組んでいるのは神奈川県だけのため、私たちメンバーには自己研鑽も求められます。
 
ただ、弁護士に依頼すると、着手金や成功報酬で費用が多くかかることも多いのですが、私たち司法書士だとその1割~2割程度の費用で解決につながることも多く、民事交渉などによる裁判外和解等で、裁判にかかる時間と費用をかけずに140万円以内での賠償額で解決に至るケースもあり、多くの方に感謝され、司法書士としての醍醐味も味わうことができています。
 
 
このブログでも既に伝えましたが、2/17(土)には、横浜市大金沢八景キャンパスで、『若者・こどもたちの「こころ」は今』というタイトルで市民公開講座(シンポジウム)を開催しますが、そこでも私たち労働問題WTでは、予期せずして「学生のための働き方講座」を担当する機会に恵まれて、今までの取り組みが評価された側面もあり、喜んでいます。
多くの人数を集めることができなくても、私たちの成果の発表の場があること自体に感謝しています。
 
あわせて労働問題WTの新メンバー(委員)として、私のクラスだった司法書士も入り、最近、歓迎会をしたばかりです。
年末年始に横浜寿町で越冬生活相談員だったクラスの司法書士とは別の彼です。
その委員となってくれた彼は、特別研修の際、私がいる控え室に勇気を振り絞って挨拶に来てくれたのですが、受験時代は、インターネットで私の講義を受けていたため、未だに私と一緒にいることが信じられないと話しています。
 
その彼は大学在学中から勉強を始めたのですが、在学中には合格できず、そのまま就職せずに卒業して勉強を続けただけに、「もしあのまま就職をして勉強を止めてしまっていたら、こんな嬉しい場面には遭遇しなかった。本当に苦しかった勉強を続けて良かった。」と、しみじみと話してくれました。
 
「辛かった受験時代があったからこそ、今の自分があり、あそこで頑張れた自分が、今の誇りでもある。そこで、自分のすべてを出し切ったからこそ、今の自分があり、そこで頑張れた自分が、今のすべてでもある。」
「受験時代に嫌な自分に向き合い、逃げなかったことが、自分の糧となり、今の活力につながっている。」
 
そういった思いは、お互い言葉に出さなくても、心で感じ合うことができているのが、私も嬉しくて…。
お互い、その当時は、一緒に仕事をすることがあるとは思いもしなかっただけに、私もその思いを抱きしめながら、労働問題WTで一緒に会務に取り組めることに感謝しています。
 
実は、彼は他の労働問題WTのメンバーから誘われたときは委員となることを断っていたのに、私から誘われたら委員となることを決めたようで、労働問題という受験時代には勉強したこともなく、殆どの司法書士が苦手にしていて難しい分野であるということよりも、受験時代のいろんな思いがよみがえって、思わず委員となることを快諾してくれたのではないかと受け止めています。
 

 

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新年あけましておめでとうございます。

年賀状をいただき、このブログの意外な隠れファンの方もいることが分かり、今年も続けて行ければと思っている次第です。

 

昨年末は、私のなかでは恒例となった横浜寿町での越冬生活相談も無事に終わり、1人でも多くの路上生活者を救うことができたことに、司法書士として現場へ舵を切ったことへの想いを再確認することができました。

 

あわせて、伊藤塾講師時代の当時は大学生だった私のクラスの方が、同じ神奈川県会の司法書士となっており、10年ぶりに再会できたのが、この越冬生活相談だったのも感慨深いものがありました。私の想いを今も大切に、それを行動に移してもらえる姿勢に、しみじみしています。

 

私のように長年の講師生活から現場へとなると、私を知らない他の司法書士は、金儲けのことを絶えず考えているのではないか、とか、一般の方々には上から目線での対応で、使えない司法書士ではないか、という誤解があるようです。

 

これは、他の司法書士受験指導校の講師から、そういったイメージを描いているのでしょうから、残念な思いもあり、私も反省しなければならないと思いますが、私と一緒に仕事をしてもらうと、その誤解も随分と解けているようです。

 

 

さて、年末は娘のサッカー選手権全国大会で、開催地の神戸に応援のために観戦に行きました。残念ながら2回戦敗退となってしまいましたが、大学時代の友人が応援に駆けつけてくれました。その彼とは東京への単身赴任中にも、仕事上で付き合いがあり、そして彼が神戸へ戻った後も、娘のサッカーのおかげで、昔を懐かしみながら彼とは楽しいひとときを過ごすこともできました。

 

学生、社会人と過ごした神戸の街。

締めは、その彼と喫茶店でのコーヒーです。私は、今もお酒よりコーヒーの方が好きですが、親父になった二人が向かうのは、スタバではなく、昔ながらの喫茶店。神戸では老舗の喫茶店で、老若男女を問わず、いつも二次会等で賑わっているのが、この喫茶店の特徴です。

 

その彼とは学生時代、無理してタバコをふかしながら、大好きなコーヒーを一緒に飲んで、いつまでも語り合ったのですが、今では、お互いタバコもやめて、子供たちや家庭の話題となっていました。

 

このままコーヒーブレイクが続き、いつまでも「このコーヒーが冷めないように」と心のなかで祈りながら、お互いの健康を気遣い、またの再会を心から願える大切な時間を過ごすことができました。ちなみに、最近読んだ「コーヒーが冷めないうちに」という本の内容とは何の関係もないです。

 

ただ、学生時代を懐かしむツールがコーヒーであり、それが今も私の生活に根付いていることが、嬉しいと感じていました。コーヒーブレイクのおかげで、昔の思い出が蘇ってきてくれます。

 

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先週末は、福岡時代の私のクラスだった方が、東京でのリーガルサポート(成年後見)の会合があるとのことで、私の事務所を訪問してくれました。

高齢者や被後見人等の経済的虐待など興味ある事例を幾つか教えてもらうことができたので、今後の私自身の業務にも生かすことができそうです。

 

そして、前回お伝えした裁判事務受託推進委員会の「裁判事務ペーパードライバー(ここだけの話し)研修」も、盛況のうちに終わりました。

やはり、参加者は若い司法書士又は開業間もない司法書士が多く、簡裁代理権が債務整理による過払い請求だけのための資格ではないと、あらためて思い知ることができました。

ますます私たちの自己研鑽が必要となる分野だけに、これからの委員会のあり方も工夫と姿勢が問われると感じました。

 

また今年も、反貧困ネットワーク主催の年末相談会(場所は、横浜関内駅近くの「大通り公園」)に行ってきました。

これは、人間らしい生活と労働の保障を実現し、貧困問題を解決するために、弁護士、司法書士、年金等の専門家や医師、看護師にも来てもらい、生活保護、労働問題、借金・債務整理、住所、医療等の無料相談をワンストップサービスで行うものです。

 

この相談会では、毎年、炊き出しのカレーを提供するということもあり、多くの行列ができますが、私も炊き出しのカレーを楽しみにしている一人になっています。本当に、お世辞抜きでとても美味しいカレーです。毎年、私はお代わりをしているほどです。

相談では、ヤミ金からの取り立てをどのように回避するかなど、生活保護者の方からの相談も結構多いです。

 

 

さて、来年2月17日横浜市立大学での神奈川県司法書士会シンポジウム「若者と子どもの心は今」があります。

ここでは、私の所属する労働問題ワーキングチームでは、「学生のための働き方講座 13:00~」を担うことになっていますが、そのテーマは「就活に向けて適切なバイトのあり方」にしています。

 

ここ最近は売り手市場のため、学生の方の就活はあまり苦労しないという話しも聞きますが、今回のテーマで取り上げる事例は、学生のバイトから、生活費と奨学金返済を考慮して、そのままバイト先の正社員になったものの、パワハラ等によるうつ病を患い、自死に至ったケースにしています。この事例を題材として学生等にワークショップ形式で検討する予定にしています。

 

この事例は、パワハラによるうつ病の因果関係が認定されれば、自死までの因果関係を立証できなくても、死亡したことによる損害賠償までを請求できるという実例に基づいたものです。その後、ブラックバイトの対処法やワークルールをレクチャーして、バイトに振り回されない、充実した学生生活を過ごしてもらうような内容にしていくつもりです。

 

また年末にはドヤ街、横浜市中区寿町での年末年始相談会を控えています。この寒さの中、どこにも行く場所がなく、路上生活を強いられ、ようやく相談会のチラシを見つけて来てくださったという、50代の女性の方が昨年はいらっしゃいました。

こういった女性の方も生活保護や住居等の相談が安心してできるようにと、女性スタッフも配置して控えています。

 

一人でも多くの方の貧困拡大を防ぐことができればと、毎年のように願っている次第です。

 

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年の瀬も迫り、忙しいこともあり、ブログの更新もできなくなっていましたが、いかがお過ごしでしょうか。

おかげさまで、娘のサッカー部は選手権全国大会へコマを進めましたが、残念ながら息子のサッカー部はPKでの予選敗退となりました。息子には、この悔しい思いをバネに、新チームでの活躍に期待したいところです。

 

業務では、警察や家裁まで巻き込み、家族が誰ひとりとして身元引受人となってくれない方の後見業務もようやく目処が立ち、落ち着きつつありますし、人証として尋問を経験した損害賠償訴訟では当方の主張を全面的に認めた勝訴判決を得ることもでき、裁判業務での貴重な経験をまた積むこともできました。

 

また、今年の年末年始も、横浜公園での医師や弁護士等と連携した「反貧困年末相談会」、横浜市中区寿町生活者のための「年末年始法律相談会」へ参加予定のため、生活保護などを含めた、さまざまな法律問題に絡む相談を受ける予定でいます。前回の寿町での法律相談には、思いがけず山本太郎参議院議員も駆けつけてくださり、ご挨拶や名刺交換などをさせていただきました。

 

さて、12月4日には、有期雇用契約者の2018年問題をテーマにした労働問題ワーキングチームでの講義も無事に終えることができ、ホッとしているところですが、来週には司法書士会の裁判事務推進委員として、「裁判事務ペーパードライバー(ここだけの話)1回」も企画しています。

 

これは、平成28年度簡易裁判所取扱事件数32万9379件のうち、司法書士が代理した事件数が全体の1%にも満たない状況で、司法書士の簡裁代理権等関係業務は存亡の危機を迎えていることに鑑みての企画です。

 

この状況において、私自身も労働問題ワーキングチームの委員長、そして簡裁代理権取得のための特別研修委員(チューターなど)を担当していること及び多くの解決した裁判事例を持つこともあり、裁判事務推進委員に任命された次第です。

 

この委員会の活動の一環として、司法書士向けの裁判事務に関連する研修会を定期的に開催し、今更他人に聞くことが憚れる基礎的知識から各事件の諸論点、実務上の技法、依頼獲得の手法、担当した司法書士の報酬内容やその基準など、いわゆる教科書には載っていない部分にも目を向け、あくまで司法書士の視点での講義をすることになっています。

嬉しいことに100名の定員でしたが、すぐに満たし、応募は締め切りとなっています。

 

今、合格者の多くが成年後見業務に関心を持っていますが、折角の特別研修を経て簡裁代理権を取得しても、裁判事務の経験を積むことや情報共有及び情報提供が難しいこともあってか、裁判離れは進んでいます。

 

こういった状況下で、若手の司法書士が、この企画をもとに、裁判事務にも関心を持ってもらい、ペーパードライバーで終わることなく、経験値の高い司法書士との共同受任や報酬等の助成を検討し、裁判事務も受任してもらえるようにしていきたいと願っています。

かつて簡裁代理権取得に向けて、法律家としての高い志を持ったあのときを思い出せるように。

 

 

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この週末は、幸いにも親戚がスタメンで出場したJリーグの試合を競技場で観戦することができました。子供たちも、選手権全国大会出場に向けての大事な試合が続く中で、私にとってはとてもよい刺激となりました。

 

また、所属するライオンズクラブ(以下「LC」という。)が主催する障害者支援としての「第5回 横浜ラポール寄席」も、台風の中で実施しましたが、ほぼ例年並みの来場者があり、無事に終えることができました。

 このラポール寄席が我がLCのメインのイベントですが、例年、私たちのLCでは、横浜マリノスの選手と一緒に、地元「新横浜」の町を清掃する活動もしており、今後も、地域に根付いた障害者支援と地域貢献を続けていければと願っています。

 

 来年には、私たちのLCで、地元幼稚園に出向き、「マジックショー」をすることも決まっており、今から楽しみにしています。これも、幼稚園を通じてLCの存在を認知してもらう、地域貢献の事業の一環です。

 

 

 

そして、司法書士の業務としては、来年の2月17日開催の横浜市大の市民公開講座(シンポジウム)で、分科会を担当することになりました。

タイトルは「若者・こどもたちの『こころ』は今」です。

 

このシンポジウムの第二部で「学生のための労働講座」を、神奈川県司法書士会で私が所属する「労働問題ワーキングチーム(以下「労働問題WT」という。)」で担当します。横浜市大では、以前から学生の自死問題に本格的に取り組んでいて、かねてから私が委員長を務める労働問題WTともつながりがあるために、今回の企画となった次第です。

ちょうど昨年の今頃には、神奈川大学でのブラックバイト出張相談会を実施しましたが、その相談会も労働問題WTでは継続していく方向です。

 

また、この連休中には、群馬県、千葉県、長野県の労働問題を扱う部署の担当者等に、神奈川県司法書士会にまで来てもらい、私たちの労働問題WTと一緒に意見交換会及び中華街での懇親会を終えたところですが、各会の実施している制度などを取り入れ、神奈川県司法書士会でも、若手がもっと労働問題を前向きに取り扱えるような環境を作りたいと検討しています。

 

さらに12月4日には、横浜東支部から私たちの労働問題WTに労働問題についての研修講師の派遣依頼があり、来年4月から実施される有期労働契約者の「無期転換ルール」の影響等や相談実例などについても、司法書士向けの研修講義をする予定です。

 

神奈川県司法書士会でも広報委員、大学同窓会でも広報(HP担当)、子供のサッカー部でも広報委員のため、HP作成、DVD作成、カメラ撮影などにも、以前にも増して取り組まなければならず、忙しい時期が続きそうです。

 

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この週末、かつての私の司法書士入門講座(所クラス)出身者が、合格の挨拶に来てくれました。

その合格者は、司法書士試験に3回挑戦してもダメだったのですが、司法試験には1回の受験で合格できたという人です。

 

過去に私のクラスで同じように司法書士試験不合格で司法試験合格を果たした人もいましたが、圧倒的に少数。殆どは、司法書士試験合格後に、司法試験合格のパターンなだけに、今回の合格の報告は私にとっても、とても嬉しいものとなりました。

 

その合格者は、大学2年の春から私のインターネットクラスを受講し、司法書士の勉強を開始。在学中合格を目指して必死に勉強し、大学4年時も、就活をせずに頑張ったが不合格。

卒業が迫り、アルバイトでもしながら合格するまで勉強を続けようと思っていたところ、学校での成績も良かったこともあり、ゼミの先生の薦めで、ロースクール進学(未修クラスの3年)を検討。

 

しかし、私立大学から私立のロースクール進学となると学費のこともあり、親にはなかなか言い出せないでいたところ、思いがけず親の方からロースクール進学を勧められたという。無事、ロースクールへの進学も決まり、幸いにも学費半額免除と支給奨学金で、ほぼ経済的な負担を親にはかけないで済んだ。そのまま司法書士試験3回目を受験も、あと5点足らずに不合格。

 

 

そこから、ロースクールでの司法試験合格をめざし方向転換。未修クラスで入学したのは40名。そのうち、1回目の司法試験で合格できたのは、その合格者を含めて4名だった。

 

司法試験に1回で合格できた要因を振り返ると、やはり司法書士試験での勉強が大きかったという。法律の基礎知識習得はいうまでもないが、法律の勉強に取り組む姿勢など、ロースクール入学後も、私の入門講座終了後に配布した私からの手紙を壁に貼り付け、いつも励まされ、生活面や人間性も向上させることができ、貴重なロースクールでの3年を過ごせたという。

 

ロースクールでは司法書士試験に3回落ちたという屈辱を胸に刻み、たえず謙虚に、そして感謝の気持ちを忘れなかった。少々周りより成績が良くても浮かれず、絶えず慎重に、上を目指し続けた。そして、いつも浮かんできたのが、私のモットーである「苦しければ最高、苦しくなければ最低」だという。いつのまにか、司法試験に合格して私に報告に行くことが大きな目標になっていたと。

 

嬉しいことに、私の講座で学んだことのすべてが司法試験合格に役立ったというその合格者。トータルで6年かかっての司法試験合格は、遠回りしたようだったが、司法書士試験での3年の勉強も必要な過程だったという。平成29年の司法試験の論文試験では、司法書士試験の勉強内容がそのまま役だった問題が多かったことも、幸いした。そして、今年度から修習生には給与が支給されるというタイミング。

この司法試験合格は、偶然ではなく必然だったと受け止められる。

 

いつの日か、現場で一緒に仕事ができることを誓い合い、合格を心から祝うことができました。

 

 
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