横浜 コーディアル司法書士 所博之

LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

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遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
年末年始、いろいろな出来事があって、更新が追いつかなかった次第です。
昨年末は、横浜寿町での「越冬相談会」に参加し、様々な相談を受けました。相談者は、炊き出しを待つ間に私たちを見つけ、過去の経験や世間話をしに来る人が多いのですが、それはそれで、私たちが待機する意義があると受け止めています。
 
相談者の殆どの方が生活保護を受給中ですが、ここで生活を立て直し、故郷に帰る旅費が貯まり次第、その故郷に帰って生活を送ることへの抱負を語るのを聞いていると、私たちの心までが温まり、外での相談も苦にならなかったです。
気がつけば、参議院議員の山本太郎氏も炊き出しの手伝いに駆けつけてくださって、私などとも、気さくに名刺交換をしていただきました。
 

 
また、新年は、山口湯田温泉で、20年以上ぶりに再会したクラス出身司法書士との新年会がありました。
当時彼たちはまだ社会経験もない、大学受験勉強しか知らない学生でしたが、司法書士の魅力や可能性を説いていた私としては、実際には就活をしないで卒業後も司法書士の勉強を選択したことが正解だったかどうか、また、どういう気持ちで今の業務に取り組んでいるのか聞いたところ、、司法書士になったことは正解だったし、今はとても充実していると話してくれました。
 
とても優秀な大学を卒業していただけに、果たして司法書士になってどんな心境なのかを知りたかったのですが、嬉しいことに、彼たちは、大学時代の同窓と会って、現況の話をすると余計に「司法書士になって本当によかった。」ということを実感するとのことでした。
再会が嬉しかったことも相まって飲み過ぎたようで、「もっと先生とゆっくり話がしたかったぁ。」と、話してくれたのが印象的でした。
 
そして、先週は、なんと一度に合格者6名が合格の挨拶に弊所を訪ねてくれました。
ブロック研修の帰りに、私のクラス出身者が同じ所クラスの合格者に声をかけて、皆で挨拶に来てくれたのですが、6名全員、私は名前と顔も一致し覚えていましたし、私の小さな事務所が合格者であふれんばかりになって、こんなに嬉しい日が訪れるとは、思いもよらなかったです。
 
結婚後も働きながら勉強していた人、受験生時代に自分の決意をしたためた手紙をもらっていた人、機会あるごとに何かと連絡をくれていた人がいて、合格までに至る背景など、一人ひとりに実にさまざまな思いが巡りました。
 
私からは、現場での充実した司法書士の業務の話をすることが彼たちへのお祝いだと思い、多くの体験談を話しました。

実際には大変なこともあるけど、それ以上に充実した業務に取り組めることができるという司法書士の魅力を伝えました。
 
私の場合、講師業が長かったこともあり、小さな事務所にもかかわらず、こうして合格者が挨拶に来てくれることも、同じ司法書士として、司法書士冥利に尽きるのを感じた次第です。
 
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残念なことに25年間活動をしてきたSMAPが、結局は解散してしまいました。
25年といえば、四半世紀。私も同じ期間講師を続けてきましたので、その期間の様々な想いは、少しは実感できます。本当にいろいろなことがあったんだろうなって。
でも、SMAPの各メンバーは芸能活動を止めるわけではないので、これからもそれぞれの活躍を楽しみにしたいです。
 
25年の講師業を終えた私はといえば、タイミングの良い現場への舵切りによって、年々、充実した業務に携わらせてもらっています。今までの受験生だけが対象の世界とは異なり、幅広い世代の多くの方と知り合う機会に恵まれ、予期せぬところで、思いがけない大きな仕事の依頼もあります。
気がつけば業務も安定し、講師時代に伝えてきた司法書士の魅力以上のものを、現場で実感しながら仕事をしています。
 
先週の「反貧困相談会」では、生活保護の同行申請依頼や過去の借金の返済についての相談などを受けています。年末には、いわゆるドヤ街の「寿町法律相談会」にも参加することにしています。
今年新しく試みた大学での「ブラックバイト出張相談会」では、塾の講師としてバイトをしているが、あくまで講義時間だけの時給支給しかなされないことに納得がいかないというものでした。おかげさまで、来年には、また別の大学でのブラックバイト出張相談会も実施できる運びとなっています。
本当にいろいろなことに取り組めていることに感謝しています。
 

最寄りの師岡熊野神社の御社紋
  「八咫烏(やたがらす)」
 
そして、なんといっても私のクラスだった司法書士が活躍している姿を、同じ司法書士として、同じ現場で実感できるのも嬉しいものです。それは、ちょうど、講師時代に播いた種が、芽を吹き花を咲かせているようで、私の想いが目に見える形となって現れているようです。
 
先週すべての講座が終わった月1回の民事信託では、群馬から通っていたクラスの司法書士がいて、懐かしい再会とともに、あらたな交流が深まりつつあります。
また、久しぶりに妻の実家のある山口に帰省する年始には、福岡時代のクラスの司法書士二人が、今はそれぞれの実家である山口で開業しているため、恒例の湯田温泉での新年会に駆けつけてくれます。
 
私のクラスだった方には、合格には届かない受験生の方もまだ大勢いますが、私が現役を引退するまでには、同じ現場にたどり着いて欲しいと心から願っています。
そして、今まで伝えてきた司法書士の魅力、私の想いを同じ現場で実感して欲しいです。
 
こんなにも多くのことを犠牲にしてまで自分が目指したものは、自分が思った以上に素晴らしいものだったと心から思える日、確信に変わる日が1日でも早く訪れることを祈っています。
そう、司法書士の業務って、なかなかいいものだなって。
 
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先週は、日司連の法教育プロジェクトチームで、現在作成中の教材につき完成に向けて、大分まで出向き学生を対象に試行をしてきました。
先月は、弘前大学での『法律相談者と法専門家の関係性の再構築をはかる法教育-「相談のちから」の開発-』について、「日本社会科教育学会」で発表を終えたばかりでしたが、今月の大分での試行といい、まさか法教育プロジェクトチームで遠出をするとは思いもよらず、貴重な経験ができていることに、いつもの本来的業務とは異なった刺激を受けています。
 
平日2日間をほぼ費やしての大分行きでしたが、途中、杵築城や杵築城下町をわずかながら散策、宿泊先のホテルでは展望露天風呂があり、観光ができない分、温泉をゆっくりと堪能することができました。
 

        杵築城
 
当該試行では、学生が65人ほど参加。私たち専門家は6名、引率の先生が1名の7名で対応しました。その内容の詳細は完成後、お伝えできると思われますが、10月の別の学校での試行とあわせて、どちらも無事に終えることができました。
参加した学生の方も「楽しかった。」「またやりたい。」「もう少し時間が欲しかった。」と、手応えを感じるとともに、完成に向けて新たな課題も見つかり、とても意義のある試行となりました。
 
 

サンドイッチ型城下町「杵築」
 
羽田から向かったのが、私を含め3名(うち1名が私のクラス出身)で、現地で応援に来てくれた司法書士が3名(うち未登録者1名)ですが、その3名ともに、私のクラスだった方々のため、私としては嬉しい再会を果たすことができました。当初、近場の法教育メンバーにも声をかけたようですが、平日の昼間ということもあり応援かなわず、法教育メンバーではない私のクラスだった方々に、声かけの矛先が向かった次第です。
 
ですが、大分のクラスの方々が、関サバや寒ブリで有名なお店での懇親会を開催してくれるほど、皆喜んで試行に参加してくれました。
結局、試行に参加した専門家は1名を除いてすべて私のクラスだったわけで、こんな形で再会を果たすことができ、言葉にはならないほど、心が通じるものを互いに感じていました。
 

宿泊したホテルの展望露天風呂
 
LEC時代のクラスの方は、一度は挫折し、バックパッカーとして海外を1年以上放浪していましたが、帰国後、ある日、ひょっこり私を訪ねてくれました。また私のクラスで勉強したいと再受講して合格を果たしました。全青司の副会長も歴任し、今では事務所を法人にするほどに活躍しています。
 
伊藤塾時代のクラスの方は、京都のビデオクラスで受講してくれていましたが、京都校で私の説明会があると必ず会いに来てくれました。将来は実家のある大分で司法書士として開業したいと話し、学生の頃から勉強に取り組んでいましたが、今はその夢を叶え、大分の若手司法書士として活躍しています。
 
東京で学生時代から受講していたクラスの方は、在学中には合格できず、卒業後は実家のある大分に戻り勉強を続け、合格を果たしました。卒業後は、大分での寂しかった受験時代だっただけに何度も私にメールを送ってくれていましたし、、我が家が家族旅行で大分を訪れた際、わざわざ宿泊先のホテルまで会いに来てくれたことを思い出しました。
 
本当に、一人一人の受験時代がよみがえり、懐かしいのと同時に、彼らが大きく成長している姿を垣間見て、胸が熱くなるのを感じていました。
私のクラスの方々と一緒に仕事ができる機会が、こんな形で訪れて、私としても感激した大分での試行でした。
 
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東北よりも先に積雪を観測した関東エリアですが、いかがお過ごしでしょうか。

先週は、大阪から、私のクラスで今年の試験に合格した女性3人組が事務所を訪ねてくれました。その3人は、同じクラスではなかったのですが、合格後に打ち解け、仲良くなったようです。

わざわざ新幹線で弊所へ合格の挨拶に来てくれました。

もう止めてしまったと思っていた方、あきらめそうになっていた方もいましたが、続けていたことで、念願の合格を果たし、私も講師時代の思いがよみがえり、とても嬉しかったです。

 

また、先週末は仙台、弘前を巡ってきました。

先月、弘前大学での学会発表の際、会えなかった私のクラスの方から連絡があり、思いがけず会う機会に恵まれたからです。ちょうど、その週末は別件で仙台へ行く予定もあり、弘前まで足を伸ばしましたが、弘前を案内していただきとても貴重な時間を過ごすことができました。彼は、学生時代を神奈川で過ごしたこともあり、親戚も横浜在住ということで、今度は私が横浜を案内できればと思っています。

 

 

今回は、その仙台行きの件です。

仙台でのがれき除去のボランティア活動が終わって早いもので3年ほど経過しますが、私にとっては、大きな舵を切るきっかけとなった東日本大震災でのボランティア。

その際のボランティア団体は正式に法人となって、今も違う形で地域の方々の復興に携わっていますが、私は今でも年に3回は仙台に行き、当時のボランティア仲間と交流し、私のクラスの受験生を少しでも激励できればと思って、短い時間でも会うことにしています。

 

今年は、私が仙台を訪れることをきっかけに、そのボランティア活動での仲間が大勢集まってくださり、法人の代表を始め懐かしい方々と再会を果たす機会となりました。

寒さで地面が凍ったなか、スコップを入れてもなかなか地面に入らず苦労して掘り起こした記憶、荒浜の強風の中で吹き飛ばされそうになって作業したこと、炎天下のなかで持参した水が直ぐになくなり、体力の限界ギリギリまで作業をしたことなど、どれも今では信じられないほど、ひたむきに取り組んでいた姿が思い浮かびます。

 

ここでのボランティアが縁で結婚したカップル、大阪や群馬、埼玉から移住した方、当時富山から大学のために仙台に来ていた女学生が、本格的に仙台市若林区の地元で就農することになり、まさに人生を変えるきっかけとなっています。

 

中でも印象的だったのは、最初は東京から親と一緒にボランティアに来た中学3年生が、そのボランティアでの作業が忘れられず、今度は友達を連れて夏休みに二人きりで来て、がれき除去の作業をしていました。

 

ペース配分も分からないため、午前中から一生懸命に取り組んでいましたが、午後にはエネルギーが切れてしまい、帰る頃にはぐったりして、駅まで送る車のなかで精根尽き果てた状態になっていた中学生。

ひょっとしたら、これに懲りて二度とボランティアには来ないかもしれないと思っていました。

でも、嬉しいことに、そのときの中学生が、今は大学生になって、またこのボランティア団体に携わっているのです。

 

まさに自分を変え、人生を変える経験が出来たボランティア。

そういった若者がいることに、日本はまだまだ捨てたもんじゃないと、独りごちています。

 

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紅葉真っ盛りですが、いかがお過ごしでしょうか。

私の方は、11月5日司法書士会が主催するイベントを終え、そのまま向かった青森の弘前大学での学会発表も無事に終え、ホッとしています。学会での発表も現在取り組む法教育プロジェクトの完成に向け大きな成果を得ることができました。おかげさまで、来月の大分での試行にも弾みがつきました。

 

あわせて、先週末は私のクラスだった新郎新婦のパーティにも参加し、多くのクラスの方たちと再会を果たすことができ、懐かしい面々との会話に花が咲きました。いろいろな方面で活躍するクラスの方々は、本当に頼もしいです。

 

 

さて、私が現在所属する神奈川県司法書士会、労働問題対策委員会では、来月12月15日大学での「ブラックバイト出張相談会」を開催致します。

 

今までの、司法書士会での毎週水曜日13:00~16:00までの常設労働電話相談に加え、今回は司法書士が直接大学に出向いて、学生のためのブラックバイト相談を開催することになりました。

 

学生時代のブラックバイトが原因でうつ病を罹患し、就活もままならないため、そのまま正社員となってみたものの、責任を押しつけられる店長にさせられ自死に至ったケースなどもあり、学生のバイトを取り巻く状況は深刻です。

 

さらに、社会経験の浅い学生は、使用者に対抗し得るだけの十分な法的知識や労働者の権利を守るための公的制度の知識も乏しいため、誰に相談したらよいかも分からず、一人で抱え込むケースも多いのが実情です。

 

この相談会では、、バイト代未払いはもとより、休みを取らせてもらえない、無理やり辞めさせられた、バイトを強要されて単位を落とした・留年してしまったようなケースなど、バイトをめぐる法的問題に悩まされている学生に対し、相談窓口が身近に存在していることを知ってもらい、より多くの学生に法的手段により解決出来る方法があることを理解してもらうためのものです。

 

学費や生活費を捻出するためにバイトをせざるを得ない学生の窮状の手助けとなり、泣き寝入りしないようにするにはどうすればよいのか、学生であれば最低限押さえておきたい「働く上で役に立つ法的知識」のレクチャーも予定しています。

 

次世代を担う学生の方をできる限りサポートできればと、私たち委員は願っています。

 

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おかげさまで、前回掲載した「ラポール寄席」、盛会のうちに終えることができました。会場には小学生の方も来てくださって、噺家さんの落語に敏感な笑いで反応し、とても楽しそうに聞き入っていたのが印象的です。落語が好きな小学生、とても将来が楽しみです。

 

また、早いもので、昨年の神奈川県司法書士会が主催した「ロザン、トレンディエンジェルの法律お笑いトークライブ」のイベントでとても緊張した解説者としての登壇から1年が経過しようとしていますが、今年は、私が所属する広報部でFMヨコハマの番組を制作している司法書士の「スマイル法you」とタイアップしてDJ光邦さんをお招きして小学生高学年を対象とした「紙芝居で法教育」を開催いたします。私は第1部の「人生すごろく」では、クイズの解説者、第2部の「紙芝居で法教育」ではチューターの担当予定です。

 

そして、私は現在「日本司法書士会連合会の法教育プロジェクトチーム」にも所属していて、この紙芝居「解釈のちから」の続編を制作中です。その続編について、11/6、青森にある「弘前大学」での法教育の学会での発表会にも参加するため、11/5は、イベントが終わり次第「青森」に向かう予定です。

 

 

さて、司法書士試験の方は口述試験も終わり、弊所まで挨拶に来てくれる合格者の方とも、お話しする機会も増えてきました。

合格までは成績表を携えて、自分の弱点を正確に把握し、真摯に不合格を受け入れ、私にさえアドバイスをもらうおうとする姿勢があったからこそ、合格をつかむことができたのだとあらためて感じています。この試験は、長期間に及ぶこと、試験の難しさや目先の費用対効果に見合わないこともあり、途中で投げ出してしまう人も多い試験です。

 

自分にとって受け入れたくない試験結果もおざなりにして、とにかく「がむしゃらに勉強すれば合格するだろう」という思い込みだけで、新しい勉強やレベルの高い講座などに手を広げてみたものの、結局は自分の弱点に目を背け、たいして反省することもしないまま、今度こそはうまくいくと思い、「勉強、勉強、勉強で押し切ろう」としていては、無駄な費用と時間を費やすだけです。

長い年月を経て「こんなにも難しい試験だとは思わなかった」と気がついた頃には後の祭りです。

 

そのために、私も受験指導を通していろいろなアドバイスをしてきましたが、長年かかっても、そのアドバイスを素直に受け入れ、愚直に実践できるタイプの方々が最終的には合格を果たしているのですから、私の受験指導も報われていることを改めて感じています。本当に嬉しいです。

 

私は、今年の合格者の方々とは、簡裁代理権取得のための第16回特別研修で、神奈川会場でのチューターを担当することも決まっています(昨年は試験委員に内定していましたが、ロースクール教授の不祥事を受けて取り消されたこともあり、この特別研修のチューターもまだどうなるのかわからないですが。)ので、合格者と一緒に学び、会える機会を、今から楽しみにしています。

 

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来週10/16は、私の所属する新横浜ライオンズクラブが主催する年1回のメインイベント、「第4回ラポール寄席」が開催され、その準備で忙しくしています。浅草演芸ホール等で活躍されている噺家さんを招いて、普段「寄席」を聴くことが難しい身体障害者の方々を招待して、楽しんでもらう企画です。

 

今年は、笑点を卒業された「桂歌丸」師匠の一番弟子である「桂歌春」師匠がメインです。もちろん、この「ラポール寄席」は、一般の方々も観覧できますし、私たちクラブのメンバーも、毎年プロの噺家さんの生の落語を楽しみにしています。

 

 

ところで、平成28年度の司法書士試験の合格発表があり、全国から多くの吉報が届く反面、残念な報告も受けています。ですが、毎年、感じているのは、残念な結果でもきちんとその報告が私に出来ている人は、やがては合格を果たしているということです。

 

またあの苦しい受験生活を1年繰り返すのかと思うと気が狂いそうになりますし、合格できなかった悔しい気持ちは計り知れないですが、自分自身から逃げずに向き合わなければ、自分が落ちたという報告はすでに講師を辞めた私にはできないため、勇気を持って報告をするその姿勢には毎年感心しています。今年も「あなたなら必ず合格できる」と、私が信じ続けた人からの合格報告は、涙が出るほど嬉しかったです。

 

確かに、働きながらの勉強の場合、合格まで10年前後かかった人も多いですが、今年も、働きながら合格を果たした人が、合格まで仕事を辞めなくて本当に良かったと話してくれています。

 

この試験では、目先の合格を焦るあまり、勉強時間確保のために、今の仕事を辞める人が多いのですが、私は自分自身の反省を踏まえ、安易に辞めることは進めない方針です。勉強への現実逃避など、いろいろな理由が挙げられますが、一人身や経済的に支えてくれる人がいる場合はともかく、自分が経済的に支えなければならない立場で仕事を辞めてしまうと経済的に行き詰まり、家庭崩壊する場合が殆どだからというのが大きな理由です。

 

一家の大黒柱が無職かそれに近い状態になって勉強をするということは、相当な家族の理解と覚悟が得られていれば、より絆を深めることになりますが、現在の仕事が単に嫌だからという理由で辞めてこの勉強に打ち込むという安易な発想だけだと上手くいかないことが殆どのため、慎重になった方がよいとアドバイスをしています。

 

現場に出るとよくわかりますが、早く合格を果たした人が、早く独立し、司法書士として大成しているわけでもなく、長年苦労して合格した人の方が、早く独立を果たし、大成しているケースの方が多いです。前者は勤務司法書士が多くなり、なかなか独立に踏み切れない人が多いのですが、後者は早く独立して自分のやりたい仕事に取り組んでいる人が多いです。今の時期、合格できなかった人の「自分だけが取り残されていく‥」という悔しい思いは、一時的なもののため、気持ちの切り替えが大切です。

 

水戸黄門の2番の歌詞「人生勇気が必要だ くじけりゃ誰かが先に行く あとから来たのに追い越され 泣くのがいやならさあ歩け♪」ではないけれども、自分の進む道に迷うことなく、コツコツと歩むことで、この試験の合格にはたどり着けます。

 

合格後に、先に合格した人たちを追い抜くことも多いのですから、これからの人生で、いくらでも挽回可能です。合格後までをトータルで見据え、合格はもとより、自分自身をあきらめない、人生をあきらめないことを願ってやまないです。

 

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先週は、司法書士試験の筆記試験の合格発表があり、全国から着々と報告が届いています。私などを未だに講師として慕っていただいていることに感激もありますが、私の元に届く吉報は、さすがに講師をやめた今でも嬉しいです。本当におめでとうございます。そして、すっかり恒例になった新米が、わが家に届き、家族全員が大喜びしています。

 

また、息子の体育祭もあったのですが、恥ずかしい話、息子が体育活動優秀生徒として選手宣誓をすることを、開始15分前になって知った次第です。競技が始まる頃に行けばよいと思っていたら、そんな時間に行ったら、息子の選手宣誓を聞けないよと妻に言われ、そこで初めて息子が選手宣誓をすることを知った次第です。サッカー部でキャプテンとして、そこそこ活躍はしていましたが、まさか、そんな役割を授けてもらえるとは夢にも思っていなかっただけに、息子の晴れ姿にも感激した次第です。まさに親ばかです。

 

 

さて、最近、業務として初めて受けた案件を紹介します。というのは、離婚手続きの依頼です。聞けば、10年以上前から離婚意思はあるが、息子さんの大学の最後の学費支払いが終わるまで待ち、それと同時に夫の不貞行為を理由に離婚を切り出したいとのことでした。証拠は、携帯のメール等の履歴を持っているとのことで、不貞行為は否定できないはずだと。そこで、私からは、まず不貞行為を認めた慰謝料支払いと居住する不動産の財産分与(持分2分の1)を盛り込んだ「離婚協議書」の作成を提案しました。

 

この協議書をもとに離婚の話を切り出して、相手が応じてくれなければ、裁判所へ離婚調停などに持ち込むことになり、かなりの長丁場になる旨、もつれてしまえば弁護士に交渉を依頼しなければならず、かなりの費用がかかる旨を話し、上手くいけば、離婚協議書の作成費用と財産分与の登記手続きだけで終わる旨を伝え、私自身離婚の経験はないため手探りではありましたが、私なりに離婚の話を切り出す際の出来る限りの注意事項とアドバイス等をお話しました。

 

当初、依頼者は、離婚交渉も長引くことも覚悟していたようですが、弁護士費用のことを伝えると(着手金と固定の成功報酬+獲得した財産の何%かの成功報酬支払いが必要となること)、不貞相手への慰謝料請求や慰謝料請求額にはこだわらず、離婚成立を優先することに気持ちを切り替えてくれました。

 

長年の不貞行為だからといって決して感情的にならず、相手を追い詰めないで逃げ道を残し、慰謝料も弁護士費用を考慮したら多少の減額も受け入れるなど、タイミングをみて上手く話しが出来たようで、1回の交渉で離婚届、離婚協議書、財産分与登記の必要書類、慰謝料支払いの公正証書委任状に署名と実印をもらうことができました。結果的に慰謝料は100万円の減額となりましたが、トータルで考えれば、極めてスムーズに協議離婚が成立した事案で、依頼者には大変喜んでいただきました。

 

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久しぶりにアニメ映画を観てきました。思い起こせば、ちょうど事務所開設間もない3年前、宮﨑駿監督の「風立ちぬ」を観て以来ですが、今回観たアニメ「君の名は。」は、リアルな描写といい、テンポのある音楽といい、ファンタスティックなストーリーも含め、かなりの話題になるだけの作品でした。

 

私の場合、出身が岐阜(同じ岐阜でも映画の舞台は飛騨地方ですが、私の出身は美濃地方で親近感を覚えたため)でもあったから映画館に足を運んだのですが、高校生の頃に抱いた都会への憧れや異性とのロマンスには、年配といえる私でも心踊らせるものがあり、若い人たちが繰り返し観に行くのも頷ける気がしています。

 

私のなかでは、「風立ちぬ」も「君の名は。」も、どちらもすでにネーミングで関心を持ってもらえるため、その時点で成功しているような気がしています。

 

 

また、アニメと言えば私の場合、ほとんど読まず、もともとあまり興味がなかったのですが、唯一読んでいるのが、モーニングKCに連載の新白河原人「ウーパ」だけでした。

 

都会での便利な生活から離れ、自然の摂理と格闘しながらも自給自足の生活を送る漫画家「守村大」氏のドキュメンタリーとなっています。モーニングKCを購読しているわけではなく、単行本になった際に、購入して読んでいます。

 

ところが、最近、家のリビングにあった「GIANT KILLING」を読み始めて、すっかりはまってしまい、こちらも、単行本を購入して読んでいるところです。これも「ウーパ」と同様、家族全員が読んでいるため、購入しても喜ばれているので幸いです。偶然にも、これもモーニングKCに連載のようです。

こちらは、サッカーが題材ですが、監督が主人公で、監督目線での選手を描くこともでき、かなり広い視野でサッカーに触れることができて面白い内容になっています。

 

月1回、後見人として「君の名は、」と聞かれても、すぐには答えられない老夫婦と1時間ほどの面談をしていますが、お互い名前は忘れてしまっても、夫婦であることは分かっていて、会話の中でのやりとりでお互いの心が通じ合っていることが温かく感じられ、夫婦としての今までの積み重ねが、私の心に染み渡ります。

これからも、このご夫婦とご夫婦との絶妙な会話を見守っていければ、と願ってやまないです。

 

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まだまだ残暑が厳しいですし、台風シーズンの到来で、しばらくは油断できない時期が続きますね。

今週は、かつての私のクラスだった方から、近々結婚するという連絡がありました。嬉しいことに、新郎新婦のどちらもが私のクラス出身ということなので、私もお祝いのため二次会には駆けつけたいと伝えた次第です。


10/1からは、会社登記で登記すべき事項につき株主総会議事録を添付する場合は、株主名簿(法務省では「株主リスト」と呼んでいます。)の添付が必須となりました。

役員就任時の本人確認書類の添付など、会社関係登記では、煩雑さが増しています。

弊所では、従来から株主名簿管理人を会社から依頼を受け受任し、正式に登記まで経て行っていましたので面倒だと思わないですが、ますます会社関係登記を敬遠する司法書士も増えてくるものと思われます。

1部上場企業から依頼がある場合でも、議事録以外の書面については、登記申請の場合、どういった書類を添付すればよいのかを問い合わせてくるケースも多いので、会社法に強い司法書士は、ますます活躍の場が大きくなると受け止めています。






最近では、労働問題で、相談者がわざわざ弊所に御礼の挨拶に来てくれたケースがありますので、2つほど紹介致します。

一つ目は、人手不足で会社が辞めさせてくれなかったケースの相談です。

次の会社への就職が決まったので会社に退職の意を伝えるも、当該会社は人手不足だったこともあり、会社の就業規則では3ヵ月前に言わなければ退職は認められないということを盾に、辞めさせてもらえないのでどうすればよいのかの相談でした。


当該就業規則は、明らかに民法627条の強行法規違反のため無効であり、辞職の自由が侵害されているものなので、その規定に従う必要もないとアドバイス。

会社からは些細なミスを取り上げて辞めさせないようなプレッシャーをかけられ耐えられないと、何度も連絡が。「そんなときでも自暴自棄にならず、そして無責任な仕事放棄とならないよう、自分の判断で勝手に辞めないでほしい」と伝えました。

懇意にしている労働者側からしか依頼を受けない弁護士に代理人になってもらい、退職時期のタイミングを見計らって、退職の内容証明郵便を当該弁護士から出してもらいました。

3ヵ月経たないで辞めることにためらっていた依頼者ですが、その前に依頼者の退職が叶い、無事に解決しました。

当初依頼者は、会社側からの損害賠償を気にしていましたが、杞憂に終わり、晴れ晴れと次に向けてスタートを切ることができると、弊所へわざわざ御礼の挨拶に来てくれました。


二つ目は、最近多いパワハラ+うつ病事案です。

もともとはデザイナーとして採用されたのに、本人の同意なしに店舗での接客業務+シフト勤務に配置転換。些細なミスで退職してお詫びする旨の反省文や始末書を書かされたことがショックで、うつ病になり休職していた方からの相談。

まずは、パワハラ+うつ病につき、労基署への労災申請を勧めると、自分の仕事能力の欠乏が原因でうつ病になったのではないかと思いこみ躊躇していましたが、「あなたのようなケースでパワハラが認められなければ他に認められるケースはないですよ。」と強く説得すると申請してくれました。


予想通り、パワハラ+うつ病での労災を認めてもらうことに成功し、年収の半年分程度の補償を獲得。その後、やはり懇意にしている弁護士に労働審判を依頼。年収分の給与に匹敵する解決金を獲得。それを資金に、さらにデザイナーの腕を磨くために学校に通い勉強を始めたと、相談時の表情では考えられない、とても晴れ晴れとした表情で弊所へ御礼の挨拶に来てくれました。


結果的には、どちらも私の手を離れ、弁護士に依頼することになりましたが、相談時から解決に至るまで、何度も私に連絡をしてくれていました。

司法書士として関与できるギリギリまでは私もサポートしていますが、どうしても代理人として交渉するなどの場面では、弁護士にバトンタッチをせざるを得ないケースもあります。


今回のケースは、どちらも司法書士としては結果的にはお金にならない仕事です。弁護士に良いところだけを持って行かれたように受け止められる仕事に思われがちです。

ですが、依頼者の窮状に真摯に向き合い、精神的なサポートをしたことで、少なくとも私の中では目に見えない心の財産を築くことができた仕事でした。

きっと依頼者も私が最初の相談窓口でよかったと受け止めていると、ひとりごちています。



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