横浜 コーディアル司法書士 所博之

LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

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先週末は仙台へ行き、前回のブログで記載したとおり被災地「荒浜」を訪れました。海は穏やかな波の音に包まれ、住宅地だった場所は雑草が生い茂り、被災当時の面影は殆どなくなっていました。


ボランティアに行っていた当時は、道路もあちらこちら陥没し、津波の残骸となったガソリンスタンドが痛々しかったのですが、それも撤去され、田植えもひと段落したのでしょう、街は緑につつまれた田園風景となり、伊達藩の穀倉地帯に戻っていました。



    

地下鉄東西線「荒井」駅が昨年の12月に開通後は、この荒浜に行くには、仙台からの直通バスが通らず、その荒井駅からのバスとなっています。その荒井駅には、「せんだい3.11メモリアル交流館」ができて、被災前を偲ぶことができるようになっていましたので、私も足を運びました。


訪問した当日は、お世話になったボランティア団体がその荒井駅の近くで地元農家から採れた野菜を販売していて、畑を掘り起こして地中に埋もれた瓦礫を除去した当時がよみがえってきました。

当時のボランティア仲間と一緒に食事をしながら、体力の消耗が激しい真夏日でも、体力の限界との闘いで、とりつかれたように必死になって瓦礫を除去した日々を振り返り、あのエネルギーはいったいどこから湧き上がってきたのだろうかとお互い感心するほど、今も脳裏に焼きついた当時の活動が鮮明に記憶に残っています。





さて、間もなく本試験です。

昨年は午前の試験が易しかったこともあり、経験則上、今年はかなり難しくなることが想定されます。

おそらく、今まで臨んだ試験と比べても、こんなにも自分の回答に自信が持てず、正解感が感じられない問題はないという感覚のもとで、今年の本試験問題を解くことになるでしょう。なかには、打ちのめされた感じがとても強く、今年の合格は無理だと思いこみ、午前の試験を受けて帰りたくなる人も多いことでしょう。


ですが、そんななかでも、最後まであきらめなかった人が合格をつかんでいます。

今まで、お昼休みに心が通った友人と話したことで救われた人、開き直り午後には気持ちを切り替えて挑んだことで上手くいった人など、実に多くの成功体験者を見届けました。

何年経っても、何回受験しても、プレッシャーや緊張感は大きいものです。毎年話していましたが、前日一睡もできない人が合格者の大半です。それだけ、人生をかけた試験に挑んでいる証拠です。

そこに挑戦している自分に誇りと勇気を感じてください。


本試験では「こんなはずじゃない」と思ったところからが、勝負です。

そして苦しいのは当たり前です。そのなかでいかに自分の力を発揮するのかが試されています。

最後の最後まで投げ出さずに、しっかりと今まで培ってきた自分を信じて挑むことを願っています。



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前回のブログで紹介した神奈川県司法書士会の番組、FMヨコハマの「スマイル法 you」 で収録した回が6/8にオンエアされ、なかなかの評価をいただいて少々驚いています。

いつもは、FM委員として番組の原稿作成や収録に立ち会う立場だったのが、リスナーさんからの深刻な労働相談が番組に届き、急遽、労働委員でもある私が出演することになり、戸惑いと緊張からか、声がかすれていて、自分としては今一つだっただけに意外でした。

今回のFMヨコハマの番組、とてもよい経験ができたと受け止めています。


また、11月5日は、FMヨコハマと神奈川県司法書士会「法教育委員会」がタイアップして、「親子法律教室」を開催し、FMヨコハマのDJ、宮澤光邦氏も参加予定です。

実は、このDJ光邦さん、横浜F・マリノス のホームゲームでスタジアムDJ を務めていらして、息子の日産スタジアム杯のときもお世話になっていました。本当に不思議なご縁です。



さて、6月下旬には、仙台へ行く予定ですが、ちょうど、朝の出勤前に、NHKにっぽん縦断「こころ旅」(俳優の火野正平さんが自転車で視聴者の心に残る場所に訪れる番組)を毎朝、朝ドラと前後して観ているのですが、なんとタイムリーに、私がいつもボランティアに行っていた仙台の「荒浜」が取り上げられたのです。





仙台荒浜は、住宅密集地でしたが津波で街は壊滅。建物の基礎部分だけが残ったままです。
震災までは海水浴場にもなっていましたが、震災後は遊泳禁止のみならず建築禁止区域になり、土地は行政に買い取られています。
防風林の役割をしていた松林も殆どが、流されてしまいました。今も路線バス「深沼海岸行」だけが走っていますが、住民がいないためバス停はありません。荒浜小学校も、校舎だけが残ったままです。

荒浜では、被災地での作業終了後、何度も足を運び黙祷を捧げました。現在は被災で亡くなった方の名前が刻まれた慰霊碑が立っていますが、そこに人々の生活があったのが思い浮かび、自然と涙がこみ上げて来て、胸が苦しくなるとても切ない場所です。

この場所で、私も人生を振り返り、舵を切ることができました。
ちょうど、舵を切って3年。今年も、荒浜にある慰霊碑に足を運び、いろんな報告をしたいと思っています。

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紫陽花の季節となり、日中はかなり暑くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私の方は、6月下旬には、仙台でのボランティア仲間に会うためと今年受験する方々に少しでも激励ができればと、仙台へ行く予定を入れたところです。

近く神奈川県司法書士会の番組、FMヨコハマの「スマイル法 you」でリスナーからの相談に応えるための収録もあり、刺激がある日々を過ごしています。





ところで、ストーカー行為等の規制法(以下「規制法」)のはざまで、警察も対応が遅れ、痛ましい事件が起きました。

過去、私のクラスの中にも、ストーカー行為により、警察沙汰になったことで、今まで通り、私にメールが出来なくなると連絡があったことがあります。警察から、今まで使用していたメールアドレス等の使用を禁止されたとのことでした。


最近では、別れた彼から、SNS等を使った嫌がらせ行為やストーカー行為等があるので何とかしたいという相談がありました。

規制法第2条5号によれば、規制の対象が電話、FAX、メールに限定されていて、SNSが含まれていないので、警察への相談をためらっているというものでした。


ですが、匿名で投稿されるその内容は、行動を監視していると思わせるような事項、その名誉を害する事項、その性的羞恥心を害する事項などを告げていて、あきらかに規制法に抵触する行為であり、相談者からすると、その投稿者は、その彼だと分かるというものでした。


SNSでは、投稿者等を容易に特定できないことでその規制対象に含まれていないのでしょうが、現在では、IPアドレス等の情報をもとに、投稿者の使用しているパソコンやスマホを特定できるようになっていますし、度重なる投稿であれば、同じような文面や内容のため、それらをまとめて提供すれば、警察も対応してくれるはずですという答えをした次第です。


最近はSNSでの利用で、炎上が多くなっていますが、匿名だから大丈夫とは思わない方がよいです。

もっとも、私も含め、SNSでの記載内容には気をつけていきたいと思っています。


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舵を切ったことで、毎日の生活で、家族との時間、読書時間やスイミングの時間を確保できるようになり、経済的にも、精神的にも余裕が出てきました。とくに、スイミングは、予定がない限り、土日も含め毎日ジムに行って1500メートルを泳いでいます。

 睡眠でとれる疲れとスイミングをしてとれる疲れの質が違うことも実感できるようになり、たとえ疲れていてもスイミングに行くと、良質な疲労回復が得られ、私の場合、効率的な疲労回復は、スイミングとなっています。

ジム通いを始めた頃は、クロールで25メートルも泳げなかったのですが、いつのまにか見よう見まねで泳げるようになり、ジム通いも13年目に突入しています。

仕事や研修などを終え、毎晩21時30分頃~のスイミングですが、水のなかで泳ぐことで精神的なリフレッシュのみならず、腰痛・肩こりなどの解消にも役立っています。

その甲斐あって、いわゆる滋養強壮剤に頼ることなく元気ですし、健康診断では、今のところ、何も問題ない状態です。

健康寿命をのばせれば、司法書士としての後見や遺言執行などの長期的な業務にも対応できるので、相乗効果を期待しています。







さて、今年の本試験、願書受け付けが締め切られました。

司法試験も同様ですが、合格しても大した保証もなく、開業しても廃業することも多いリスキーな資格のため、新規の方や若い方の出願は減っていると思われますが、働きながらの受験生や資金的に余裕のある40代以降の方々にとっては、今までの社会経験や信頼関係を活かし、再出発の機会を得られる資格だけに、出願は減らないと思われます。

果たして、今年、どのような受験生の動向となるのでしょうか。


それとあわせて、司法試験の今後の動向も気になります。

昨年、試験問題の漏えいにより、現役のロースクール教授が試験委員となれない事態となりました。(そのあおりを受け、予備校での指導が長く辞めて間もない私も司法書士試験委員に内定していたのが、見送りとなりました。)

今までは、現役ロースクールの教授が作った問題でも、ロースクール組の合格率は、ロースクールに通わず予備校で学んだ予備試験組に及ばなかったわけですから、果たして今年は、どのような結果となるのか、畑違いではありますが、関心があります。


講師時代に言い続けていましたが、資格試験の合格には、やはり過去問の検討や現在の実務現場での登記業務の動向に関心を寄せること(各々が利用する予備校で指導を受けていると思われます)は、欠かせないです。

受験生にとっては直前期に入りラストスパートの時期ですが、この時期、自分の弱点を振り返る機会も持ってもらいたいです。


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先月は、仕事や司法書士会がらみで結構忙しくブログの更新も手つかずとなってしまいました。事務所を開設して、まもなく3年となりますが、おかげさまで軌道に乗りつつあります。現場への舵切りを思い切ったものの、仕事としては何のあてもなかったのですが、今では想像した以上に充実した司法書士業務が出来ています。予備校講師として受験生だけを相手にした狭い世界で、しかも雇われで仕事をしていた頃から、勇気を持って現場の世界に足を踏み込むことができた幸せをかみしめることもできています。私に勇気を授けてくださった方々には、本当に感謝しています。


掲載した写真は、私が今まで食べた「お蕎麦」で、最も感動した「鴨屋 そば香」のお蕎麦です。蕎麦は好きでよく食べるのですが、この店の蕎麦は、とても上品で、鴨のだし汁につけて食べます。とても幸せな気分にしてくれるお蕎麦です。東横沿線にありますので、興味のある方は是非。




さて、今回は久しぶりに後見のお話です。
このGWも、ご夫妻の後見人をしている私は、お二人が入居している施設へ恒例の月1回の面談に訪問しました。ちょうど、長女も面会に来ていらして、しばらくは4人で会話をすることになりました。


夫は、私の顔を見るなり、すぐに前回のことを思い出し、話をし始めました。妻は、すっかり忘れていて、いつものように「この人はどなた?」と。すると夫は、「私の代わりにT氏のお墓参りをしてくださっている方だ。私が行けない分、この方にいつも行っていただいている。」と泣きながら、感謝していました。
実は、私もそのことはすっかり忘れていて、いつもの妄想かなと思ったほどでした。
しかし、事務所に帰って後見事務日誌を書こうと、前回分を読むと、なんと前回の面談時には、とても親しくしていたT氏のお墓が施設の近くにあるのに、自分は行けないので悲しいと話していたので、それでは「私が帰りに、代わりにお墓参りをしに行きますので、安心してください」と言ってお別れしていたことが判明しました。

今回の日誌を書きながら、大切な約束を失念していたのは私の方だと反省し、後見人としてもっと真摯に向き合わなければならないと気持ちを引き締めることが出来た次第です。ちなみに、T氏のお墓は実際には施設の近くにないですから‥。

ご夫妻はともに大正生まれで90歳を超えていますが、私と月1回の面談の際、二人揃って会話ができるほど、お元気です。面談時も夫は、「妻が同じ話を何度もする」、とか、「すぐに忘れてしまう」と、大ボケだとかなり突っ込んで話をしていますが、妻は「あら、そんなに忘れているの。自分ではまともだと思っているのに。今度から同じ話をしないように気をつけるわ。」と。すると、夫は「そんなに気にしなくても大丈夫。みんな分かっているから。」と妻を気遣っているほどで、終始にこやかに会話をしています。

ご夫妻はもちろん長女のことは分かっている様子ですが、お互いの会話を聴いているとほほえましいものです。施設ではありますが、これからも、お二人の微笑ましい生活が続くことを願ってやまないです。

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前回のブログ掲載のあと、信託銀行に遺言信託をしていた老人ホーム入居者の方から、今までの遺言の撤回及び私を遺言執行者とする遺言を残したいと依頼があり、公証人と一緒に、逗子駅近くの葉山にある当該施設を訪れ、公正証書遺言を作成致しました。大手の信託銀行より、私などに一生かかって築きあげた大切な財産の処分をすべて任せていただいたことに大きな使命を感じています。


最近では、遺言執行者として本人死亡後に本人の財産をその意向通りに処分する依頼も増えてくるなかで、生前に本人の意向に基づいて本人財産を相続人に渡すことができる民事信託(家族信託)にも、大きな関心を持っています。


ちょうど、先週末には、民事信託がらみで、遠藤英嗣弁護士や大貫正男、山北英仁司法書士等と一緒に飲む機会に恵まれ、今後の民事信託のあり方について学ぶことができましたし、4月からは民事信託の講座が始まるので、楽しみの一つにもなっています。




事務所開設までは遺言執行の業務など、私は思いもよらなかったのですが、現在では後見業務よりも、遺言執行者リストを作らなければならないほど、依頼者が増えているのですから不思議なものです。


昨今では、司法書士試験の受験者が減少していますが、これは司法書士の資格だけに限定されることではなく、士業全体に及んでいます。特に受験資格が問われない司法書士は、ピーク時の66%まで減っていますが、司法試験も行政書士試験も70%程度と、どれも減少しています。


これは、「資格を金儲けの道具として捉え、手っ取り早く取得して開業しよう」と考える「にわか受験生」が、SNS等を通じて、現場で仕事をしている資格者の実態を垣間見ることで、生半可な気持ちでは目指せないし、費用対効果を考えるととても短期間では採算が合うものではないと、敬遠していることが伺えます。


私たち現場で仕事をする資格者にとって、この傾向はむしろ望ましい傾向で、本当に資格を使って仕事をしたい人が目指していると受け止めていますし、そろそろ受験者の減少も底を打ちつつあるという感想を持っています。


合格後が保証されればともかく、受かるかどうか分からない試験に合格まで多大なエネルギーを注ぎ、合格後もすぐに事務所開設は難しく、面倒で嫌な仕事も多いのが法律家の仕事ということであれば、敬遠されるのは仕方のないことでしょう。

ですが、それ以上の志や情熱をもった人が、法律家として活躍する場が現場には多くありますし、現場ではそういった人材が求められています。


昨年の合格者には、10年以上の受験期間を経た人が多くいたことからも、地道でコツコツタイプが浮かばれる試験にもなっています。

本当に頭の良い優秀な人が、この資格を取得しても活用しないままで終わるより、長年の受験生活で積み重ねた想いを、合格後に現場で実現できる司法書士が増えることを願っています。

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先週末は、愛知県で私の講義を受講していた方が急に会いに来てくれましたが、実は合格していたことをサプライズで報告をしたかったようで、そのためにわざわざ新幹線で新横浜まで来たとのことでした。合格後の研修等が一段落したため、挨拶に来ましたと言いつつ、今後の自分自身の方向性について、「自分の思うところが本当にそれでよいのか」を含め、あらためて私からのアドバイスを聞きたかったようで、帰り際には笑顔になっていましたので私も安心しています。


その際、受験当時、私が彼に頼まれてメッセージを書いた小さな色紙を、今も勉強する教材の栞として使っていると見せてくれました。その色紙は、8年近くも前の話だったこともあり、私は、すっかり忘れていましたが、いつもの「苦しければ~」のメッセージとは違うものだっただけに、とても懐かしく感じました。


また、その翌日、神奈川県司法書士会の新人研修で、昨年の合格者を対象に相続編の講義を3時間弱、担当しましたので、そこでも講師時代を懐かしむことが出来ました。私の現場での実体験を踏まえ、債務整理や決済などがなくても、十分に司法書士を生業とできる実例を多く伝えることができました。


そして、前回このブログで紹介した自転車事故の内容証明ですが、相手から示談書が送られてきて、指定された口座へこちらの請求額全額を振り込むという報告の連絡があり、ホッとしています。




ところで、先週末(連休最終日)は息子のサッカーの試合後、近くまで足を伸ばし、「大山寺」(神奈川県伊勢原市)に行き、そこで「大山豆腐」の料理をいただくことができました。食事後も近場を散策後、露天風呂にも入って、しばしのんびり過ごしました。
福岡在住の頃、「鳥飼豆腐」を食べに行ったのを思い出したりしましたが、これも、息子がサッカーを続けてくれているおかげだと感謝しつつも、「大山豆腐」のことを事前に調べてくれた妻にも感謝しています。


そんななか、息子からも意外なプレゼントをもらいました。

それは、感謝していることをちゃんと形に表してくれたことです。息子はU-14サッカーで県のトレセンに選ばれていて、そこでも週末に試合があるため、遠方のグランドまで車で送って行き、観戦することが多くなっていました。


あるとき、車でグランドまで送る最中に、自らスマホをAUXでカーステレオにつなぎ、「音楽を聴いていい?」と、あるアーチストの音楽を車のなかで流し始めました。

私は、このときに初めて聞いた曲ですが、思わずその曲に聞き入ってしまい、「嬉しいことがあったときに、誰かに言いたくなるのは、自分よりも喜んでくれる人に育ててもらったからなんだろうな♪~」というフレーズを含めた歌詞全体に感動し、涙がこみ上げてきました。

そのときは、「なんというグループが歌っているの?」と聞くのが精一杯で、曲名までは聞かなかったですが、あとで調べたところ、back number の「手紙 という曲でした。


大事に育ててくれている親に感謝する気持ちを代弁したこの曲は、多くの親の涙腺をゆるませるのではないかと勝手に思っています。


私は、子供たちが小さい頃に「あんなにも大切に育ててくれるいるママがいるのに、おまえたちは何をしてるんだ!」と大声で叱ったことがありますが、息子は、それを覚えていたのだと思います。

おそらく感謝しているという言葉は直接は言えないために、その曲を私に聴かせ、自分の気持ちを伝えたかったのではないかと、ひとりごちています。

親が子を思う気持ちは、子が親を思う気持ちよりも、何倍も大きいと思っていましたが、今回は意外なプレゼントに感激した次第です。


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三寒四温の時期ですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

先週は、東証一部上場企業から子会社の会社関係登記の依頼が幾つもあり、おかげさまで3月も忙しくなっています。あわせて後見がらみで仕事をしたところ、銀行からも別件での登記の依頼があり、営業など全くしていない弊所としては、ありがたいことです。


さて今回は、法テラスを通して仕事をすることがあったので、その内容を紹介致します。1つ目は、自転車交通事故の被害者の方からで、内容証明を作成してほしいというものです。信号機のある交差点で衝突され、相手の信号無視による無謀な運転が原因の事故。警察の立会のもと、事故証明書も作成、その後加害者は重過失傷害罪の刑事処分まで受けていました。依頼者はその事故で骨折し入院及び通院での治療を受けなければならず、完治までに相当の費用がかかったのに、全くのなしのつぶて。


今回、当該事故に基づく損害賠償請求が消滅時効にかかりそうなので、30万円程の治療代を請求し、まずは時効中断させたいというものです。以前、法テラスで弁護士に依頼していたが、相談扱いで終わっており、受任契約には至らなかった。今回、その弁護士との受任契約まで待っていたのでは時効が完成してしまうため、急いで内容証明を出したいということでした。法テラスを利用すると依頼者の負担する費用は、2,000円+消費税で済みました。





2つ目は、77歳の妻と78歳の夫という老夫婦からの生活保護の同行申請。

月7万円のアパート暮らし。現在、78歳の夫が「がん」で自宅療養中のため、貯蓄も5万円ほどと底をつき、手術のために入院する保証金がない。年金も夫婦で生活保護基準を数千円超えるほど受給しているので、入院すれば生活保護での医療扶助を受けられるが、現時点では受けられない。また4月からアパートの契約更新があるが家賃2か月分の更新料と2年分の火災保険料も払えない状況。


なんとか生活保護を受け、夫を入院させたいとのことで、すでに役所には相談に行き、現在の預貯金を証明する通帳等のコピーなども提出している。私が同行すれば何とか活路が見出せるかも知れないということで、生活保護申請に付添同行することにしました。一定程度の年金があるがゆえに救済できないとは法の不備・矛盾であることを伝え、課内部で要否を判断してもらうということで、ダメもとで申請に持ち込みました。もちろん、今回は依頼者が負担する費用はゼロです。


そのうえで、もし、申請がダメだった場合のことも検討しました。

依頼者の話を聞けば、今の年金生活なら普通に食べていくには困らないが、今回のような入院や契約更新料などの10万円を超える出費には対応できないということです。月1万円程度なら、返済にあてられるので、どこかで借りられないかと思い、郵便局にも借金の申し込みをしたが高齢ということで断られたということです。

他に、お子さんが二人いるとのこと。お子さんたちは、私と同世代。ちょうど、今は孫の大学受験等で、めいっぱいの生活をしているのに、自分たちのことで迷惑をかけるのは申し訳ないと、夫が「がん」で手術が必要なことすら、話していないとのことでした。


ですが、私から依頼者のお子さんたちに諸事情を話し、せめて更新料の家賃の2か月分相当額を借りられないかを交渉させてもらってもよいかと提案すると、「涙ながらにお願いします。」との返答がありました。

子供たちには知らせないで生活保護まで検討している親もいるのかと思うと、胸につまるものがありました。


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先週末は、息子のサッカー、「日産スタジアム杯」を観戦することができました。結果は1-0で勝利し、おかげさまで横浜市で1位となりました。息子の決勝ゴールで優勝が決まったこともあり、キャプテンとしての責任も果たせ、親としてもホッとしています。



日産スタジアムでのこの決勝戦はインターネットで中継され、横浜Fマリノスのアンバサダー、波戸康広さんが解説もしてくれたようで、記念すべき試合となりました。
昨年の秋から息子がキャプテンの新チームになって、おかげさまで公式戦ではすべての大会で最終日まで勝ち残りました。



私の方も土日は殆どが司法書士会関係の仕事か息子のサッカーの応援、と忙しかったのですが、日産スタジアム杯の決勝は、簡裁代理権取得のための特別研修日程とも重なり、当初は観戦をあきらめていました。

ところが、決勝に進むようだったら私と交替してくださるという他の委員が現れ、思いがけずこの試合をリアルタイムで観戦することができました。本当にありがとうございます。

ちょうど今の時期、昨年の合格者は簡裁代理権取得のための特別研修と重なり、昨年の合格者等も土日も忙しくしなっていますが、私のインターネットクラスで受講していたという合格者が、わざわざ特別研修会場の控え室にいた私のところまで挨拶に来てくれました。

大学在学中、私の説明会を聞いて、司法書士の勉強を始めたという彼。
残念ながら、在学中合格は果たせなかったものの、どうしても司法書士になりたいということで就職はせずに、卒業後もコンビニでのアルバイトをしながら勉強を継続していたとのことです。嬉しいことに、私の講義でのメッセージや最後の講義での手紙も今も大切に部屋で見られるようにしているようです。


彼が愛用している六法を持参しサインを求めてくれたので、いつもの私の座右の銘「苦しければ最高(の自分に出会える)、苦しくなければ最低(の自分に気づかない)」を記載し、私自身も久しぶりのサインに懐かしさを感じました。

彼とも、今後、司法書士会のイベントや委員会などを通して、一緒に仕事ができることを心待ちにしています。


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昨日は、息子のサッカー公式試合を応援。神奈川県大会では3位どまりでしたが、横浜市の上位16チームで優勝を競う「日産スタジアム杯」では、順調に勝ち進み決勝に進出。

念願の「日産スタジアム」でプレーできることになりました。


息子は小学生の頃、オーソリティカップ全国大会に出場し決勝まで勝ち進み、そのときも決勝戦を「埼玉スタジアム」ですることができましたが、敗退。優勝すればヨーロッパへの招待及び試合という機会を逃しました。

今回は、その雪辱を果たしてほしいと願っています。




その試合観戦後、品川インターシティで開催された「B級法教育フェスタ」に参加してきました。

この法教育フェスタは、龍谷大学が主催するものですが、私が所属する日本司法書士会連合会(以下「日司連」)の法教育制作プロジェクトチームを監修する久保山先生が登壇するということもあり、何名かの日司連法教育教材制作メンバーと一緒に、会場に駆けつけました。

私たちは、親子法律教室で使用する紙芝居の新たなヒントなども見つかり、有意義な時間を過ごしました。

一方、高校生らが発表した模擬裁判などは、B級というレベルではなく、劇団「四季」の実技指導なども受けていて、とても精選された表現でした。実際には、模擬裁判の全国大会で優勝するようなチームだったようです。


「B級」とは、かなり謙遜した表現で、内容はまさにA級。「浦島太郎」などの昔話を題材にした事案は、見ごたえ十分、かつ、私たちも評決に参加できるというなかなか面白く、高校生が作成するものとしては秀逸でした。

ただ、どれも司法書士がかかわれない刑事事件であり、弁護士がフォローしていたため、司法書士としては複雑な心境でした。


そのイベント終了後、神奈川会、東京会、千葉会の法教育委員の方々と懇親会。法教育といえども、特別なものとして決して驕ることなく、地道に取り組んでいきたいという想いを確認しました。高校で司法書士の法教育授業を受けたことがきっかけで、司法書士を目指した人がいたように、これからも学校教育以外の人材育成の機会を提供し、司法書士を目指す人材育成のための種まきの側面もあると受け止めています。


この日司連法教育教材制作メンバーのなかにも、私のクラスだった司法書士がいて、まさか入門講座を受講しているときは、こんな日がくるとは夢にも思わなかったと、現場で一緒の目標に向かうことができる喜びをかみしめていました。
将来、小学生として「親子法律教室」を受けた人のなかから、司法書士になった人が現れるのを心待ちにしています。


そして、私も法教育を通して、自分自身を振り返る機会にしています。

登記の仕事では、見えないところで、手を抜かないようにすること。

訴訟の仕事では、面倒で嫌な仕事に丁寧に向き合う姿勢を大切にすること。

後見の仕事では、パターナリズムを意識し、寄り添うことを心がけること。

そして、業務全体としては、依頼者なども含め、いろんな箇所で裏切られることもおりこみ済みで受諾することを目標にしていきます。


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