顔すら知らぬ朋(とも)へ
ある方が、診察券入れを作ってくださいました。
牛乳パックが材料だそうですが、とてもそうは見えません。
「本物」です。
顔も知らないけれど、
この空の下で、
ともに苦しみを乗り越えようとしている朋(とも)に。
誰の手元に届くかは知れませんが、
「本物」の愛情が届くと思います。
ありがとうございました。
受付に置いておきます。
数に限りがありますが、よろしければどうぞお使いください。
ある方が、診察券入れを作ってくださいました。
牛乳パックが材料だそうですが、とてもそうは見えません。
「本物」です。
顔も知らないけれど、
この空の下で、
ともに苦しみを乗り越えようとしている朋(とも)に。
誰の手元に届くかは知れませんが、
「本物」の愛情が届くと思います。
ありがとうございました。
受付に置いておきます。
数に限りがありますが、よろしければどうぞお使いください。
むかしむかしあるところに、「よっしゃおじさん」は住んでいた。
よれよれのトレンチコ-トにハンチング帽、子供心にも妙な格好だった。
おじさん(どう見てもおじいさんだったが)は、喋らない。軽く片手を上げて「よっしゃ」と微笑むだけ。いつしかそれは近所の子供たちの流行になった。おじさんに会うのはいつも夕方。仕事帰りだったのだろう、疲れていた。なのに、見かけると笑顔で「よっしゃ」。目が澄んでいた。
悪ガキ達はしつこい。しかもするどいから、大抵の大人はぼろが出た。
でも、彼は違っていた。皆でいくら囃しても、会うと本当に嬉しそうに「よっしゃ」。悲しいとき、落ち込んでいるときは、遠くから優しい目で「よっしゃ」。何も言わないから、その優しさが余計に身に沁みた。
おじさんを見かけなくなった梅雨のある日、おじさんの家をはじめて訪ねてみた。路地の奥のさらに奥にあるじめじめしたアパートの2階。日のあたらない狭い部屋だった。近づくと引き戸が開いており、おじさんは上半身裸で背中をこちらに向けてうなだれていた。
すっかり痩せて精気のない皺だらけの背中。そこには色褪せた龍虎がいた。
僕の気配に気がつくと「来たのか」と言いながらおじさんは振りむいた。はじめて「よっしゃ」以外の言葉を聞いたのとあまりにも貧しく寂しい暮らし、それには背中の彫り物が不似合いに思えて立ちすくんだ。
おじさんは、すぐに浴衣をはおりながら「家の人は心配していないのか」と聞いた。「大丈夫」と答えるのが精一杯だった。どの位そこに居たのだろうか、何も話さないで僕は帰った。
帰りがける僕を見送るおじさんの目はうるんでいた。
それ以来、おじさんには会っていない。
年をとるたびに、おじさんの悲しみ、優しさの理由(わけ)がよくわかる。またおじさんに会いたいな。
梅雨の時期になるといつも浮かぶ大切な想い出。
デコ(レ-ション)を趣味にしている方の作品。
携帯のデコ。
紹介させてください。
「これはすごいぞ。ゼブラだ。
反射で青く光るなんて。
ク------ッ!!(川平慈英風に)」
小さなガラスを貼り合わせて模様にしてあるんです。
とても根気のいる作業です。
「おっと、リ-ダ-だあ。
これから暑いのに大変ですね。
でもあなたに会うとなんか元気でます。
それって一番大事だな。
精神科医として勉強になるっす。」
質感が伝わりますか。
根付を文化にする国民だもの。
これこそまさに「文化」でしょう。
私は、好きです。
Tさん、良いものを見せていただきました。
ありがとうございました。
個人の趣味なのでD社の方、
文句言ってこないでね(笑い)。
飛鳥山公園線路脇歩道の紫陽花がとても素晴らしい、です。
飛鳥山公園は、桜より紫陽花のほうが私の心に響きます。
http://www.enjoytokyo.jp/id/sator32/95870.html
一瞬だから、永遠とつながっている。
こんにちは。
今日は診察室のドアノブについて
ご報告とお願いがあります。
防音効果のより高いものを求めたため、
押せば閉まるドアではなくなってしまいました。
この他にもう一動作必要となりました。
すみません。小さくなってお願いしてみました。
これで防音の効果が出ます。
ご面倒をおかけして申し訳ありませんが、
トライしてみてください。
どうぞよろしくお願いします。
日常生活の中で起こる人間関係の不安や恐怖をやわらげる手段として、食行動の異常を利用すると前項で説明しましたが、このため仕事や家庭生活ではあまり破綻を来さず、別の言い方をすれば、隠れて食行動異常を繰り返している方が多いのも事実です。
近年若い女性の間でダイエットが流行していることも引き金のひとつになっているのですが、外来を受診される方は年々確実に増加しています。
この方たちの多くは、自らの食行動異常をとても恥ずかしいこと、罪深いことと捉えており、なかなか人に相談できないでいます。そして、罪の意識の中で自分をますます責め追い込んでしまうことが多いのです。
周りで、このような症状に悩んでいる友に気が付いたらどう接すればよいのでしょう。基本的には、御本人の治療に対する意欲が何より大切になるため、体重減少が著しく進み生命予後にも影響があるという状況や仕事上著しく支障を来すという状況以外では、本人の自発的な相談を待つという姿勢で良いと思います。
御本人から相談を持ちかけられた場合は、その不安な気持ちとプライバシ-に充分な配慮をしながら、専門医に相談するように勧めて頂きたいと思います。くれぐれも「意志が弱い」「甘えている」などと責めるような言動は慎んで頂きたいと思います。
治療は、精神療法(カウンセリング)と薬物療法が中心になります。現在、有効な薬物もいくつか開発されており、症状の改善を助けてくれることがあります。体重減少が著しく進み生命予後にも影響がある場合など入院治療が必要となることもありますが、精神療法(カウンセリング)と薬物療法が中心となる点では外来と何ら変わりありません。
更新が久しぶりになってしまいました。すみません。
何人かの方から「更新がないとさびしい」とおだてられ書いています(笑)。「ソメクリ」ブログなので、精神疾患について、HPよりも少し突っ込んで、皆さんの理解が深まるように、できれば治療にも役立つように、そんなコラムを書いていこうと思っています。
まず最初に取り上げるのは、「摂食障害」についてです。
「今日は悔しいことがあったからやけ食いをした」、「好きな人を想って食事がのどを通らない」といったことは、我々の日常生活でよく耳にしますし、実際に似たような経験をされた方も多くいらっしゃるでしょう。もちろん異常なことではありません。また、赤ちゃんがお母さんに抱かれおっぱいを吸う、授乳という行為があります。それまで泣いていた子供でも落ち着きすやすやと眠りにつきます。授乳は、子供にとって、母親の愛情を実感でき、また強い安心感を与えられる、人間の健康な成長にとってとても大切な経験です。
ものを「食べる」、「食べない」という行動(これを食行動と言いますが)に、その人の「こころの状態」が顕われやすいことは、こうしたことからもお判り頂けるでしょう。また、我々にとって食事を摂りお腹が満たされるという行為が、安心感ととても強く結びついていることも理解して頂けるものと思います。
やめようと思っていてもむちゃ食いがやめられなかったり、強迫的なまでに体重の増加を恐れ、食事を制限し、さらに自己誘発性の嘔吐を繰り返したり下剤の過量服用を繰り返す方たちがいます。大人になってから、日常生活の中で強い不安や恐怖を感じた時、それは愛されないことへの不安であったり、思うように生きれない恐怖であったり、人によって様々なのですが、その不安を少しでもやわらげる手段として、この方たちは、食行動の異常つまり「過食」や「拒食」を利用するのだろうと考えられています。この場合、本質的な問題解決の方法に食行動異常が置き換わっている、つまり代わりの行為という意味で、食行動異常を代償行為と呼んだりします。
ただ、「過食・拒食」といってもどの程度から治療が必要なのかについては精神科医の間でも意見が分かれるところです。体重減少が進み標準体重よりも15パ-セント以上体重が減少した場合、しかも、それだけの体重減少があるにも関わらず、体重増加や肥満に対する強い恐怖感がある場合、なんらかの治療が必要になると考えていいでしょう。
その2に続く
クリニック工事中で、皆さんにご迷惑をおかけしましたが
松野部屋(しつこいですが相撲部屋ではありません)完成しました。
2番と書かれた診察室です。
白を基調として明るくなるようにしてみました。
Rの壁からは間接照明も。
気に入ってもらえるとうれしいのですが。
大久保さんいつもながらありがとうございました。
あとは松ちゃん、よろしく頼みます。
被災地の医療支援に行ってきました。
受け止めるには大きすぎる。
そこで起こったことも。
また宿題ができました。
今を大切に生きる事しかできない。
お互いに助け合って、
今日、この瞬間を
ともに生きましょう。
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