昨日、初めて黄金町ってところへ行ってみた。
数年前まで違法な夜の街だったらしいのだが、取り締まり後、現在はぽつぽつアーティストのアトリエなどもあり、明るい街へ再生しようとしている。
で、「黄金町バザール」って何かというと、アーティストのアトリエがオープンになっていて、自由に訪問できたり、展示してある作品を観ることができたり、ショップ、カフェがあり…っていう、期間限定のイベントなのです。
たまたま雑誌の立ち読みで知り、たいした知識もないまま出かけたら、昨日が最終日でした。
Y150と同じだね。
京急線の沿線沿いに広範囲にわたって建物がぽつぽつあり、ちょっとしたお散歩になりました。
インフォメーションでカラーに刷られた立派なガイドを頂き、それを頼りにぷらぷら~
でも残念なことに、作品は展示してあってもアーティストは居なかったり、アトリエはクローズして入れなかったり、ガイドを見て期待した私はがっかりでした。
私と同じようにガイドを持って歩いてる人々を何人か見たけれど、きっと同じような感想だろうに。
Y150同様、盛り上がりがイマイチかな。
でも、その中でも印象深かったアーティストがひとり。
関本幸治さんっていう写真家で、写真が1枚飾られていた。
まるで人間のような女の子のお人形さんが4体、頭を突き合わせるように丸く寝転がっていて、それを上から撮った作品。
人形の表情がそれぞれ幸せそうに微笑んでいる。あたたかい写真です。
アトリエに入ると、彼手作りのお人形さんが何体もあって、最初見たときはちょっとコワかった
でもそれを写真に撮ると、何か不思議でおもしろい。
彼曰く、人物や風景じゃなくて人形を絵のような写真に撮りたい、そうです。
変わってる…でも、おもしろいな、この人。
人形も手作りだから、写真を撮りあがるまでものすごい時間がかかるでしょうに。
ゆっくりおしゃべりできなかったけれど、この人の他の作品もまた観てみたいな。
初めて歩いた黄金町は、まだまだ寂れた雰囲気は否めないけども、個人的にはもっとアーティストさんが住みついて、アートの街になってくれたらいいな~と思う。
それにしても、沿線の川、汚すぎる。
船乗り遊びもしてたが、汚い川だからイヤだよ。
もっときれいな川なら、カフェがあっても居心地がよいでしょうに。
まだ改善策はいろいろあるな。
今後、元気な明るい街になるのを期待してます。