従業員の健康被害は何も欠勤によるものだけではありません
近年では「プレゼンティーイズム」という考え方が注目されてきています。
実は経営に与える影響が強いプレゼンティーイズムとは・・・
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「プレゼンティーイズム」(Presenteeism)とは、従業員が出社していても、何らかの不調のせいで頭や体が思うように働かず、本来発揮されるべきパフォーマンス(職務遂行能力)が低下している状態のこと。日本語では「疾病就業」と訳されます。頭痛や胃腸の不調、軽度のうつ、花粉症のアレルギー症といった、つらくても無理をすれば出社できる程度の疾病が原因で発生するプレゼンティーイズムによって、全米では年間約1500億ドルの損失が出ているといわれます。
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つまり
・働いていても生産性が低下している状態の人がいる
さらに
・欠勤による被害より被害額が大きいことがわかっている
ある報告によると
健康な人の生産性を100%としたときに、
メンタルによる不調56.5%
月経・PMS63.8%
心疾患60%
腰痛66.5%
まで生産性低下するという報告もあります。
それぞれの症状に発症率の差はありますが、腰痛やメンタルの不調は多くの人が抱える症状です。
社員の健康を考える必要性があるのではないでしょうか?
対策に力を入れる企業が増えてくることを願います