先週土曜日、地元のクリニックで撮った造影CTで、

右肺に小さな影が写っていた。


そこで、本来ならば木曜日に受診予定であったが、急きょ火曜日、放射線治療部と婦人科の主治医の元を受診した。




火曜日には胸のレントゲンを1枚撮ったが、土曜日のCTと比べて、肺にある小さな影が明らかに大きくなっていないことは分かった。
ただし、元々右肺の影は、正面から見ると心臓の後ろに隠れて写らない場所にあるので、影が消えたのか、それとも縮小したのか、ということは分からない。

ただ、この影が何なのか、ということについては、腫瘍マーカーも正常で、影があるのは放射線治療で放射線が当たっていたところであるし、おそらく癌ではないだろう、との意見だった。



ひとまず、日曜日の夜に採血した真菌症に関連した血液検査の結果が出るのを待つことにした。




水曜日、地元のクリニックから朝一で知らせが届いた。
真菌症で上昇する β-Dグルカンは6.0pg/mL以下と正常だった。
間質性肺炎、放射線肺臓炎で上昇する KL-6 139U/mLと、これも正常。


他にも、まだ結果の出ていないクリプトコッカス抗原やカンジダ抗原などの検査項目があったものの、β-Dグルカンが正常で真菌症が否定的なので、それらの結果を待たなくても良いと考え再度受診。



そして、水曜日の夕方に放射線治療部と婦人科を受診した時には、咳などの自覚症状はすっかり消えていた。少し脇腹が痛いくらい。




この日、婦人科の主治医は、

「炎症も大したこと無いみたいだし、その他、白血球や血小板の数も大丈夫だから、木曜日の化学療法は予定通りやろう。」と言っていた。


ところが、私は化学療法を受けられるというのに、あまり気が進まなかった。

ステロイドは大した量を入れていないのだろうが、感染症であればステロイドで悪化するのではないか、と恐れていたからだ。


ただ、「なるようになる。」とも思う。

即ち、「今、抗がん剤を投与すべきであれば血液データは回復するし、投与すべきでないのであれば血液データは何かが引っかかって投与できないであろう。」と。

大した根拠は無いが、そう思う。


従って、木曜日朝に行う最終確認の血液検査で、決まった通りに従うつもり。

抗がん剤を投与する、ということに決まったとき、治療前に「感染症の悪化」についてもう一度主治医に質問しても遅くない。




思えば、最近家族の役に立ちたいと思うあまり、睡眠も削り気味で、少し体力以上のことをしてしまっていたのかもしれない。

月曜日の夜から病院近くのホテルに連泊して、コインランドリーで洗濯した以外は家事らしいことも一切せず、受診以外は美味しいものを食べて、コンビニで買った「フェイスマスク(パック)でお肌のお手入れをしたり、iPhoneのアプリを整理したりして過ごした。


すると、体調が良くなった。
どうやら、休養が良かったらしい。




今日は、明日の抗がん剤治療に備えて早めに寝よう。