百万遍クリニックでレトロネクチン®誘導リンパ球移入療法を受けた。
リンパ球移入は、これで10回目になる。

当初は1クール(6回)治療したら終了するつもりだった。
しかし、そろそろ終了しようか、というタイミングになると、治療を継続した方が良いと判断せざるを得ない事態に陥ってきた。

白血球数、リンパ球数共に、がんペプチドワクチンを受けられるレベルに回復するまではリンパ球移入を受けようと思っているが、もう少し時間がかかりそうだ。
今日の血液検査では、白血球数、2700/μLで前回の5月日に婦人科を受診した時と変わらなかったが、リンパ球が800/μLに増加していた。
がんペプチドワクチンを受けられる基準は白血球数2500/μL以上、リンパ球数1000/μL以上であるから、本当にあともう少し。


ところで先日、傷病手当金が下りた。
1ヶ月約22万円分×6ヶ月分。(ああ、もらっていた給料がバレますが。)
ありがたい話。

このタイミングでお金を頂いた、ということは、もう少しリンパ球移入を受けてきても良いよ、ということかと(勝手に)解釈して、さらに2回の治療を追加することにした。


今回のリンパ球培養のための採血量も前回同様に100mLにしてもらった。
今回の培養されたリンパ球は40億個。
次回は、きっと今回と同等か、もう少し多く培養できるものと見込まれる。


最近の体調はまずまず良い。
よく眠れて、お腹が空いて、ご飯が美味しい、そして便通が良い。
これで80点。

1ヶ月程前に全身に広がる痛みがあったものの、だいたい治まってきている。日によって痛みに差はあるが、今は、強い痛みではないが、両大腿や左足など、下肢の神経痛がある。
痛みの強さは10点満点中2点くらい。
痛みが気になって動きが鈍ることがある。
1日1回、ロキソニン®を飲むか飲まないか。
でも、飲んでもスッキリ痛み無し、という訳にはいかないこともある。
かと思えば、ほとんど痛くない日もある。

気になるのは、その痛みの範囲。
癌が広がっていた時に痛む範囲と同じ範囲に痛みがある。
1月25日に全骨盤照射が終了して、3ヶ月以上経った5月14日の細胞診でも腺癌の細胞が出た、という"お知らせ"が今日郵送で届いた。
以上が心配材料。

私は、癌が広がっていた時には腫瘍マーカーが上昇していたが、一応5月14日の最新データでは正常範囲内。CEA 2.0ng/mL、SCC 1.0ng/mL。
今のところ、不正出血は無い。
しかし、絶対的な安心材料とは言えない。


腺癌細胞がジワジワ増殖しているから痛むのではないか、という不安は、今度6月に受けるPET-CTで異常無しと診断されるまで続く。
しかし、細胞診の結果を考えると、近いうちに抗癌剤の追加治療を覚悟しなければならない、と感じている。
そうすると、また骨髄抑制が起こる。
それまでに、久留米大学に行けるかどうか。
(白血球の型が合わなくてワクチンが受けられない、という可能性もあるが。)

まだ、抗癌剤が使えるほどには白血球数は回復していない。
だからもし、癌がまだあると分かっても、すぐの治療は難しい。
従って、考えても仕方無いかもしれない。
でも、白血球数が回復した時どうするかを考えて、いろいろな準備しておくことはできる。


そこで、今週末に実家の近くの病院で造影CTを受けることにした。
私が10年以上働いた病院。

一応、来週、大学院のある病院の内科を予約している。
それまで痛みが続くようであれば、そのCTの結果を踏まえて受診してみようと思っている。


百万遍クリニックの帰りに、モスバーガーで新モスバーガーを食べて、美味しかった。
注文してから、新モスバーガーとポテトが届く前に、サラダを食べ終わって、コーヒーもほとんど飲んでしまう程待ち時間が長かった。(でも、店員のお姉さんがカワイかったから許す。)

それから、八坂神社にお参りしてきた。
とりあえず、PET-CTの結果が出るまでは、勉強頑張ろう。

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