骨シンチの結果、骨転移は異常無しだった。
ひとまず、痛みの原因は骨転移ではないだろう、ということが分かった。
では、何なのか、という疑問が残るものの、当初より痛みはずいぶん軽減している。
痛みが不快なら、ひとまずロキソニン®を飲めば良い。


白血球が2700/μLまで増えたことを受け、ロイコン®とセファランチン®が飲み切り中止となった。
がんペプチドワクチンを受けにいくには、まだ白血球数が足りない。
白血球が増えるのが早くなるなら、2剤続けたい、と言ったら、主治医はここまで増えたら、ここから先は、薬飲んでも飲まなくても変わらないでしょう、と。
変わらないんなら、服用をやめることにした。


骨シンチが終わって診察待ちでちょっと不安な時に、カワイイブロ友さんと会って本当に気が紛れた。(感謝です。)
スーパーに買い物行くのが面倒だって言ってたなあ。


そして、病院の帰りにカイシちゃんに会いに行った。
思ったより元気そうで良かった。
2時間弱もしゃべって、楽しかった。

今日の暑さを考えると、今住んでいる学校近くのマンションに新しいエアコンが必要になるかもしれない、と言ったら、お買い時をリサーチしてくれると言っていた。

そしえ、カイシちゃんも、放射線治療が終わって1ヶ月くらい、あちこち痛かったらしい。この痛みは、更年期障害の症状なのかもしれないね、と言ってくれた。
だから、痛みがこのまま増強しなければ、少し様子をみようと思う。
ありがとう、カイシちゃん。


そういえば、今日の診察で、前回の細胞診で腺癌の細胞が出た、と聞いた。
入院中、扁平上皮癌の割には、腺癌で上昇する腫瘍マーカーCEAも高値であったので、私としては腺扁平上皮癌を疑っていたが、ようやく病理学的にも証明された形だ。

腺癌であれば、再発率が高く放射線治療が効きにくい。そして、抗癌剤にはよく反応する。
扁平上皮癌ならばこの逆だ。
もう、放射線治療まで済んでしまったけれど、本当は放射線治療の前に手術しておくべきだった、のかもしれない。

腺癌と扁平上皮癌が混在していたところに、放射線治療を行った。
放射感受性の高い扁平上皮癌の細胞がダメージを受けて、放射感受性の低い腺癌の細胞が生き残って、今度はそれが増殖する、ということが心配ではあるが、今は様子を見るより無い。


放射線治療の担当医は、細胞診の結果を放射線治療の影響で細胞が死にかけているときは、結構良くない結果でも、後から別に心配無かったってこともあるから、と言ってくれた。
でも、気休めな気がするが、今は腫瘍マーカーも正常で、次の治療をすべき段階でもない。

免疫力の向上に努めつつ、ひたすら癌の勢力が盛り返さないことを祈るのみだ。


とりあえず、来月はPET-CT、組織診。
それまでの間、執行猶予が延長された。
せっかく与えられた貴重な時間。1ヶ月は引き続き勉強頑張ろう。