いのしし家族の疾走 | 広島犬友社のブログ

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<そのときのイメージ>

時として信じられない光景に遭遇することがあります。 今月のある日の夜9時ごろ、ある新しい団地の入り口で待ち合わせをしていたときのことです・・・その日は雨が振っていて止みかけてはいました。 右側のメイン道路はこの時間でもしょっちゅう車が行き来していますが、団地のほうに入る車はまれです。

 突然、団地のほうから何か走ってくる足音が・・・そのときは大人数人が駆けてくるのかなと思ったのですが・・・なんとなんとイノシシが!! しかも4頭!! 大きなのが2頭・小さいのが2頭 どうやら「家族」らしいのです。 こどもは『ウリ坊』ではなかったので生後4ヶ月は経過しているのでしょう。

 ダダダ―と駆けてきてメイン道路に出る手前で薮の中へさっと入っていきました・・・その間10秒もなかったでしょう。 こちらも何しろ突然のイノシシですから恐怖心もあります。
 そして少ししてやはりイノシシ家族がきた方向から、若いお父さんと4才位の男の子が「イノシシ!・イノシシ!」駆け下りて来ました。どうやらコンビに買い物に行く途中だったらしいのです。
 「ここはイノシシが出るのですか?」と声をかけたら、「いや―初めて見ました!!」と興奮気味です。

 里山に近いところではイノシシは目にすることは珍しくありませんが、通常は1頭か2頭・または母親とウリ坊たち・・・といったところでしょう。
 こうして家族勢ぞろいでしかも並んで走ってくるのは、そう有ることではないでしょう。
 
 (これがビデオカメラで撮れていれば最高傑作だったのでしょうが・・・)