心理職者に国家資格を | 川口博

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秋田県臨床心理士会の松田様が会館にお見えになり、精神科領域の心理専門職の国家資格制度確立に関する要望書をいただきました。



衆議院議員 川口博

精神科や心療内科を受診したことのある方なら、臨床心理士にいろいろお世話になったという経験をお持ちかもしれません。


臨床心理士は国家資格ではなく、これまで何度も国家資格化へ向けての取り組みが試みられてきましたが、いずれも調整がうまくいかず実現できなかったという経緯があります。


本日、議員会館大会議室に臨床心理職国家資格推進連絡協議会、医療心理師国家資格制度推進協議会、日本心理学諸学会連合の三団体が集まり、臨床心理士の国家資格化へ向けて大規模な集会が行われました。


衆議院議員 川口博  

(会場は党派を超えて多くの国会議員も参加し、立錐の余地もないほどの大盛況でした)


本日の会合がこれほどの盛り上がりをみせたのは、毎年の自殺者数が三万人を超え、国民のこころの病への関心が高まっていることと無縁ではないでしょう。


特に自殺については秋田県民にとっては非常に大きな問題です。しかし、自殺以外にも不登校、発達障害、認知障害の問題など、こころの専門職が活躍する場は多岐にわたります。臨床心理士の皆さんがプロとして高いモチベーションを保って働き続けるためにも、国家資格化は必須の要件です。私も精一杯後押ししてまいります。