サーキット漬けでふにゃふny  な日記

サーキット漬けでふにゃふny  な日記

2013年度の全日本ロードレース選手権ST600をメカニックとしてがんばるべーのブログです。

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と言っても降ろしただけ!

photo:01



各部清掃してあとは載せるのみです。

一人で載せ替えはムリかと思ってたけど

モトバムJ-GP2の中村さんから教わった方法で

なんとかできそうです。


うん。

やればできる!
この日あまりにも暑すぎて写真を撮れたのはこの1枚だけでした。

photo:01



1本目

8耐の練習だけど足回りのセットを松川さん好みにどんどん変更しました。

タイムを狙っているわけではないし、4耐組の車両も走ってるから

一発のタイムよりアベレージの底上げが大事です。

2本目

さらにセットを変更して数周したのち3時間走行したタイヤから新品に交換です。

でもここでタイミング良くメインカーに乗ることができたので

現在のTカーとメインカーの違いを知る絶好のチャンスです。

5周ほどして戻ってきた松川さん

メインカーとの大きな違いは、中高速コーナーでのリアの安定感。

もちろんTカーはメインカーと同じ仕様ではないけど

初めてだらけの1000ccだとしても経験豊富なライダーとメカニックが

導き出したサスセットに触れて、それを知るということは

8耐の練習以上の意味を持っているもんなんだと思ってます。


さて、いよいよ3本目

本日最後の走行になります。

新品タイヤを使ってまずはタイムアタックです。

って言っても4耐の練習車両も混走しているので

あまり本気の走りができるわけではないですが

5周目に2分17秒09をマーク。

次の周でピットイン。

今度はガソリンを24リッター満タンの状態で走行します。

できる経験はしておかないとね。

何度かピットイン・アウトを繰り返して足回りのセットを変更しつつ

周回を重ねます。




そして、とうとう鈴鹿8耐の練習走行が終わりました。

得られる事が多くて、勉強になることばかり。

今回の鈴鹿8耐マシンを一通り経験するってことは

全日本ロードレースでは得られない価値があるんだと改めて痛感しました。


まさにプライスレス。
(¥▽¥)

あとはレースウィークを残すのみです。


迷メカニック・ヒロポン

がんばるぞー!!




先週の鈴鹿8耐公開練習から1週間

本日も8耐の練習のため鈴鹿へやってきました!



それにしても暑い!

気温は朝から30度近くまで上がってて

路面温度は56度です。

(日中の最高路面温度は63度!)



これから忙しくなるモトバムを気にかけて

メカニックの寺岡さんが講師を務める日本モータースポーツ専門学校の生徒たちを

ヘルパーとして連れて来てくれました。

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みんな将来はモータースポーツ関係の道を目指している有望な若手たち。

若いっていいなぁ。
ヽ(゚◇゚ )ノ


さて、走行1本目です。

2分22秒台でグルグルと周回を重ね、いろいろ試しているのかなと



そんな10週目

最終コーナーをインベタで立ち上がり、サインボードエリア付近を

ゆっくり走る松川さん。

なんかカラカラいってるし、エンジンを指差してる・・


すぐにピットへ戻して確認するとチェーンが外れているだけでした。

それも見たことないくらいに、ビヨーーンって伸びてる。

原因は、ドライブチェーンの異常な程の伸びと、ドリブンスプロケットの歯欠けです。

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photo:04




DIDのレーシングサポートの方が、「こんなに伸びたチェーンもなかなか見ないよ・・。」って驚くほど。

たまたまドライブチェーンが内側に外れたから良かったものの

外側に外れたら転倒は免れなかったでしょう・・。



すぐに新しいDチェーンとスプロケットに交換して

2本目の走行に備えます。

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その後は転倒もなく無事に練習走行を終えることができました。

新品のタイヤも用意していたのですが、使うことなく終了です。



翌日の走行は50分枠が3本です。

いろいろとセットを試したいと思います!
鈴鹿8耐公開練習2日目

なんだか天気はイマイチです。


メインのモトバム号はフロントのバネや油面を変更していたので

こちらのTカーも同じく変更!


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1本目の走行はハーフウェットのため様子見です。

8耐のライダー紹介用?の撮影があって、松川さんが呼ばれていたので

その様子をパチリ。

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2本目

路面はほぼ乾いていたので走行開始です!

しかし7周目に入ったその時、いきなりのドシャ降り。

そのまま走行は中止となってしまいました。

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3本目

レインタイヤの準備もしてあり、いつでも走行できる状態でしたが

転倒してチームとして無駄な出費を出すわけにはいかないということで

本日の走行はあっけなく終了となりました。


本日のトータル周回数は・・

たったの7周でした。



まぁ、しょうがない。

松川さんにはもっと走ってもらいたかったけど

個人プレーで8耐出場するわけじゃないから

気持ちを切り替えて来週の公開練習に挑みます!


2日目間お疲れ様でした。
鈴鹿8耐の公開練習に参加!


メインマシンは第1ライダー大木さんと第2ライダー國川さんが使うので

民部さんからJSBマシン(一部8耐仕様に変更)を借りて第3ライダーとして

恥ずかしくない走りができるよう練習します。


前日までの雨の予報はギリギリで曇りに変わり、それでも路面はハーフウェット状態。

なので1本目の走行は様子見です。

その間、マシンの特徴やボルト・ナットの締め付けトルクなど

走行中の仕様変更にすぐ対応できる様に確認です。

photo:01



今回JSBマシンを直に触ったのは初めてなんですけど

一言でいうなら

でけぇ・・。

しかもガソリンタンクのエラがはった様な形が、これまた取り回ししづらい事この上ない。

でも、何より触って驚いたのはフロントホイールを外す際に

ブレーキキャリパーを外さなくてもいいこと!

さすがフロント周りだけで何百万するだけのことはあります。


ん~、、、関係ないかな?
( ̄_ ̄ )




さて、2本目の走行時間になり松川さん、初ライディングです。

とにかくマシンに慣れることからですが、知らないサーキットというわけでもないので

目標は2分20秒台を設定。

ぐるぐる回ってラストラップで19秒1をマーク!

初1000ccと初スリックタイヤなら上出来でしょう。

グッジョブ!!


3本目

今回の目標は18秒台まで持っていくこと。

ST600で松川さん自身が出したタイムに並べなかったらいかんでしょ

ということでこのタイムを目標にしました。


2本目の走行でフロントからチャタが出るとのことでいろいろ考えた結果

フロントのイニシャルをかけてみる事にしました。


しばらく周回を重ねて走るものの、19秒と20秒を行ったり来たり。

気づけば20周以上をラップしてたので、もうタイムは出ないかなー

なんて思った矢先。


最後の1周で目標の18秒台を出してきました!

2分18秒85

お~。

でたじゃーん。



本日は無事転倒もなく、1日目の公開練習を終える事が出来ました。



モトバム号はというと・・。

photo:02



モトバム岡部さん、赤い三輪車の清水さん、モトウィン寺岡さん

3人のメカニックで大木さんと國川さんのサポートです。

よく見たらすごい人たちなんだよなー、この3人。




明日の公開練習2日目は目標タイムを2分15秒に設定!

設定を高くした根 拠は何もなし!!
<( ̄^ ̄)>


お疲れっした!!
いよいよ全日本筑波戦の朝を迎えました。

予選B組9位、AB総合で13位でしたので

昨夜のエンジンヘッドガスケットの交換が解決していなければ

この予選の順位が決勝でムダに終わっちゃう!


なので朝から入念にラジエターのエア抜きです。

でも昨日までのエア抜き具合と大きく違うのは

何度レーシングしても細かいエアがポコポコ出ない!

これ、もしかして直ったのかな?


そんな期待を胸に朝フリー走行で確認です。

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3周程して戻ってきた松川さんのひと言。

「エンジンのパワーが今までと違う!」

恐る恐るキャッチタンクを確認すると・・。



剃れてなーい!

じゃない、漏れてなーい!
ヽ(;▽;)ノ



エンジンの調子はすこぶるいい!

そのまま走行を続けた結果、朝フリーは9位で終了しました。


走行後キャッチタンクを確認しても、もう漏れてない!

冷却系のトラブルはこれで無事解決です!




そしていよいよ決勝!

photo:02




地元、筑波でシングルフィニッシュを決めたいところ!

でも、最後の最後で心配なのはスタートです。

毎度うまくいった試しがないです。

スタートさえうまくいけば・・。



さぁ!

ウォームアップラップから再度グリッドについて

レッドシグナル点灯・・・


そして、ブラックアウト!!

松川さん、クラッチミートは絶妙のタイミング!



だあぁ~!
∑(-Д-)!!

ウイリーを2度かまして1周目通過時には16位に後退です。

その後周回を重ねて徐々に順位を上げていく松川さん!

途中で転倒者がちらほらでてきてしまい

とうとう救急車が登場する波乱なレースとなったものの

何とか最後まで走り切る事ができ、決勝結果は予選と同位の13位で無事完走できました!


思えば冷却系トラブルから始まりエンジントラブル・ブレーキトラブルと

トラブル三昧でしたが、やっと終わった筑波戦

ポイントもゲットできて本当に良かった。


しかし、この後レース事務局から松川さんを呼ぶアナウンスが・・。

はて、何かあったのかな・・。

いやな予感がする。
(;´ω`)


ともかくレースの後はピットウォークです。

photo:03



ピットウォークの時間になり、事務局から戻った松川さん

「白旗ムシでビリやって。」


( °д °)







・・・ハイ?

ビ、ビリ・・?



あぁ~、いやな予感が的中・・
(T_T)

ポイントがー

順位がー


忘れよう、全て忘れよう・・。








さて、すでにご存知の方もいるとは思いますが

今年7月25~28日にかけて開催される

鈴鹿8時間耐久ロードレースにモトバムが参戦することに決まりました!

第1ライダーは現在モトバムよりJ-GP2クラスに参戦している 大木崇行 選手

第2ライダーは赤い三輪車より全日本ST600クラスに参戦している 國川浩道 選手

そして第3ライダーには全日本ST600クラスに参戦している 松川泰宏 選手



そうです。

そうなんです!

松川さんが8耐に出るんです!

第3ライダーとはいえ鈴鹿8耐に参戦できることはライダーにとって光栄なこと!


7月は忙しくなるぞー!
ヽ(゚◇゚ )ノ




<スペシャルサンクス>

・タイヤスポンサー
澤村俊紀さん


・ピットクルー
桜井さん
安井さん
とうとうこの日がやってきました。

全日本筑波の予選日です。

ラジエターの問題を抱えたままこの日がやってくるとは・・。


朝からラジエターの

エア抜き
エア抜き
エア抜き

これでもかってくらいエア抜きです。



さて、いきなりですが予選です。

photo:01



予選開始からはずっと59秒前半で周り、なんとか59秒1まで詰めることができました。

そして10周で戻ってきたバイクのキャッチタンクを確認すると・・。

(  ゚ ▽ ゚ ;)

水が出ていない!

おっ?直ったか!?


このままタイムアタックの開始です。

ピットアウトして計測再開!

ラジエター問題が解決した安心感からなのか、コースイン後3周目でベスト更新!

58秒949がでました!

ヽ(゜▽、゜)ノ ワーイ!

その後、周回を重ねましたがベスト更新ならず。

予選終了後、ピットロードに戻る松川さんに58秒が出たと教えると

「は?何言ってんの?出てないよ・・。」

ははーん・・。
( ̄0 ̄

サーキット側とラップタイマー側の計測タイムが違うことを知らないんですね。

「それなら自分の目で確かめてくださいよ。あそこのモニターで!」

モニターを確認した松川さん。

初の58秒台が出たことでかなり嬉しいみたい。

うんうん。良かった!本当に良かった!!

そしてキャッチタンクを恐る恐るのぞいてみると

えっ・・。
(゜д゜;)

噴き出してはいないけどタンクに7割くらい水が。

エアが抜け切れてなかった・・。

1.3気圧タイプのキャップで水が噴き出すのを抑えてるだけの様です。


ここまでくると原因はエア抜き不良ではないはず。

もう考えられるのはシリンダーのガスケットが抜けているか

ウォーターラインのどこかにクラックが入っているとしか考えられません。

急いでモトバムのガレージへ車両移動してエンジンを降ろします。

photo:02



降ろしたエンジンは岡部さんの手によってガスケット交換です。


エンジンをお願いしている間に決勝用のタイヤを組み換えです。



が、ここでとんでもないミスが発覚!!!

ART合同走行・予選・決勝と全部で4セット用意したタイヤを

ART合同走行で2セット・予選(2セット)と使ってしまい

決勝前夜の今までタイヤがない事に気づかなかった・・。



やばい、何とか用意しなければ・・。



そこでピンときた!

同じクラスでピレリタイヤ使いの#74・澤村さんに聞いてみると

予備で1セット余っているので借りることができました。

澤村さん、あの時は本当にありがとうございました!



どうにかエンジンもガスケットの交換が終わり

フレームに取り付けて本日は終わり。


エンジンは決勝日のフリー走行で確認です。

どうなることか。
いよいよ全日本ロードレースの筑波戦です。

つい先日までラジエターのエア抜きで四苦八苦していたのですが

モトバム岡部さんのおかげもあり何とかクリアできたのかな?という状態です。

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本日はARTの合同走行です。

さっそく1本目

走行時間中は59秒台前半をキープして走れました。

でも、フロントのバネレートを上げたのがあまり良くない様で

2本目の走行はバネレートを下げて走行することにしました。

でもここでトラブル発生!!

ラジエターのキャッチタンクに水が溢れた状態に・・。

エアが抜け切らなかったのか!?


ここで岡部さんに相談

モトバムでエア抜きをした時の事を思い出してみました。

( ̄へ ̄ )・・・。








∑( ゜Д ゜)!!

そういえばあの時、エアがポコポコ出ているのをずっと見ていたら

いつのまにか水温が100度を超えていて沸騰したことがあったな。

その時のエアがどこかでまた噛んでしまったに違いない!

ということでもう一度エア抜きをして、これでどうなることやら。



そして2本目

もうね。

サスセットがどうのこうのとか言っている場合じゃなくなってきました。

ピットインした松川さん。

「あれ、雨が降ってきた?、、、ちゃうわ、ラジエターの水かいな。」


またも水を噴いてしまいました。キャッチタンクに水がいっぱいです。
(x_x;)

またも岡部さんに相談です。


もしかしたらフィラーキャップの開閉をしすぎてフィラーネックとの接合部分が弱くなってしまったかもしれない・・。

ということで、新しいフィラーネックとキャップ(1.3気圧)に交換です。

これで解決するのかどうか・・。


っていうか、こんなんで予選ちゃんと戦えるのかよー!!