３５本目（８月５日鑑賞）
ダークナイト ライジング
劇場ポスター。曲がっちゃった。でも格好いいので掲載。IMAX専用ポスターみたいだし（笑）。
ということで予習もばっちり。観てきました。そう、IMAXで。
迫力の大画面プラス超売れっ子ハンス・ジマーの音楽・音響。３Dじゃないけど、IMAX効果抜群でした！
闇の騎士バットマン（クリスチャン・ベイル）に殺されたとされるハービー検事（アーロン・エッカート、回想・写真のみ）よりもたらされた偽りの平和を謳歌するゴッサムシティ。そのゴッサムシティの破壊を目論むテロリスト・ベイン（トム・ハーディ）は、ウェイン財団が隠し持つ核融合施設に狙いをつけ、ハービー検事殺害事件の真相を暴きだし、ゴッサム市民による革命をたきつける。
一方、ハービー検事事件以来容疑者の汚名を追ったバットマンは、世間から姿を隠している。バットマンの真の姿であるブルース・ウェインもまた実業界の表舞台から姿を消し、人の目を避けた暮らしを続けていた。ある日彼の家に侵入した女泥棒セリーナ（アン・ハサウェイ）と接触し、ベインの存在と何らかの計画が進行していることに気づく。再びバットマンとして「正義」を取り戻そうと立ち上がるブルース。
外界をつなぐトンネルを遮断、橋を爆破することで、孤島と化したゴッサムシティ。ベインはウェイン財団から奪った核融合施設で爆弾を作り、ゴッサムシティ消滅への準備を着々と進める。ウェイン財団重役としてブルースに協力するミランダ（マリオン・コティヤール）、盟友ゴードン（ゲイリー・オールドマン）に正義の資質を見出されて彼の手足となって活躍するジョン（ジョセフ・ゴードン＝レヴィット）ら新たなメンバーを巻き込み、バットマンとベインの肉弾戦が始まる。
ベイン。こわいよ～。
悩み多きヒーローバットマン。
今回の苦悩もまた深い。
予習効果もあり、全体の流れもスムーズ。これから観る人は、ぜひ「バットマン ビギンズ」はお見逃しなく。あれ観とかないと意味がわからなくなる危険があります。「前作観てなくても楽しめる映画」ではないみたいです。少なくともｈｉｒｏにとっては。
音響効果については、冒頭で触れたとおり。ＩＭＡＸだったもんでさらに効果倍増。「合わせて一本！」でした。ハンス・ジマー…ただものじゃない。映画音楽好きなｈｉｒｏにとっては現代洋画にとって「神」に近い存在です。そのうち記事書きたいです。
さて、ストーリー。前作「ダークナイト」のラストから続いてます。ハービー検事の死を賭した活躍により平和を得たゴッサム。そんな展開なので前作「ダークナイト」は観ておいて損はないです。が、ハービー法となぜバットマンが容疑者なのか…この辺うる覚えでも覚えていればOKです。大切なのは「バットマン ビギンズ」詳しくは言えないのですが、ブルースとベインの関係性は観とかないとわかんないと思います。
これ一本では成立しない映画って昔は好きじゃなかったのですが、最近は心が広くなったというか、楽しみたいなら全部観なさいって思ってみたり。逆に言うと興味なければ全部観なければいいんだしね。
マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマンのお歴々も、それぞれちゃんと完結できてて、うん、よかったです。とりあえず不幸になる人はいません。
新キャスト…中でもトム・ハーディーの怪物ぶりはびっくり。ついこの間「ブラック＆ホワイト」なる恋愛アクション・コメディで、なかなか可愛い奴を演じていたのを観たばかり。が、この変わりよう。パンフを何度観直しても同じ人物には見えません。
続いてアン・ハサウェイ。アクションは初めて観ました。このシリーズ、今まで女性キャラはやや印象弱かったのですが、最後の最後に強烈なの来ましたね。「アベンジャーズ」のスカーレット・ヨハンソンばりのセクシー＆アクション。あのヒールキックはゾクッときます。スピン・オフ「キャット・ウーマン」なんて期待しちゃったり。（笑）
アン・ハサウェイがある意味もっとも大きい収穫かも。
そして、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット。名前が覚えられない。アクションからドラマから何でもこなしちゃう、ハリウッドのニューエイジの筆頭ですね。「インセプション」に続くクリストファー・ノーラン作品。今回は、アクションにキレがなくなったゲイリー・オールドマンの単なるサポートと思いきや…。ネタバレか。言えませんね。…続編はないわけですよね。なのに最後の最後にあのキャラを登場させるとは。贅沢。こっちもスピンオフできるんじゃね？
ジョセフ君。これからいっぱい観ることになると思います。
名前を憶えましょう。
ノーランのバットマンシリーズ。はまったのはホントここ１か月くらいです。駆け足で追いかけ、最後にこの作品を劇場で、しかもIMAXで。幸せこの上ない。
最後はバットマンがゴッサムを救い、真の英雄となる。
全部観ないといけないのが大変だけど、間違いなく名作。
伝説は終わらない。
hiroでした。
ラストもほんわか。