8本目(2月27日)
TIME
未来の人類。遺伝子操作により人間は25歳で成長が止まる。残りの人生は「時間」で換算され、「時間」はまた通貨としても利用される。賃金は「時間」で支払われ、売買も「時間」。時には「時間」を与えたり、奪い合うことも。
そういう世界のしくみの意味を「考えてもしょうがない」と、半ば投げやりな人生を貧民街で過ごす主人公が、母の死と富裕層の「自殺」事件に巻き込まれたことで真実に気付く。そして、富裕層に奪われた時間を取り戻すためにとった行動は…。
時間をテーマに、命の価値を問うSFアクション。
今までにない世界観の設定は、本編のストーリー以外にも、スピンオフ的発展が可能なんだろうなと、想像力をくすぐられる。
25歳になったら成長が止まるので、当然、出演者はみんな若い。「トロン・レガシー」、「カウボーイ&エイリアン」にも出演のオリビア・ワイルドが、あの容姿でジャスティン・ティンバーレイクの母だというから面白い。50歳なんだとか。そのエピソードを発展させて笑いをとってたのがこれ。
富裕層の男性の家族で、左から妻の母、妻、娘。・・・なんか「間違い」が起こっても不思議じゃないね。
そして、右端の娘。
アマンダ・セイフライド。
去年までは「セイフリッド」だったり、カナ表記が安定してなかったけど、ようやく落ち着いたかな。ミュージカル映画「マンマ・ミーア」でメリル・ストリープの娘役で一躍有名になり、昨年は「クロエ」、「赤ずきん」、「ジュリエットからの手紙」と大ブレイク!
だって、可愛いんですもの。私のイチ押しのなかのひとりです。(それってイチ押し?)
今回もよかったね。「ソーシャルネットワーク」で好評だったとはいえ、ジャスティンの演技はいまひとつ。
それもあってか、アマンダ、光ってました。贔屓目なんでしょうか。
アマンダ
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長くなったので短めにまとめます。
新しい設定ではあるんですが、なぜか既視感が。
時間を「人血」に置き換えると「デイブレイカー」だな。(あまり有名な作品でないので、興味ある方は検索を。結構と面白です)
それに、このアマンダ&ジャスティンの二人、「俺たちに明日はない」のボニ・クラではないか?
案の定ボニ・クラについてはパンフにも記載。承知の上ってことですね。むしろオマージュ?
hiroでした。