【新築なのに“隙間だらけ”って !? 】「燃費」の良い家のつくり方 ① | あなたと家族を豊かにする「低燃費」な家づくり

あなたと家族を豊かにする「低燃費」な家づくり

エネルギー高騰! 電気は「買う」から「作る」時代に突入。燃費の悪い家は、家計に大打撃を与え兼ねません。
『低燃費な家づくり』について、ディズニー街・浦安から発信する、建築情報の玉手箱です。


「燃費」の良い家づくりとは、常に隙間との戦いである。



という、 有名 な 言葉があります。
  (いつか) (に) (るだろう)



ふつう、家を選ぶときに 「隙間」のことなんて考えない と思いますがどうでしょうか?




イメージしてみてください




  穴の空いた風船を膨らます

  蓋が開いたままの魔法瓶でお湯を保温する

  ジッパー全開でダウンジャケットを着る




どれも、非効率です。


同じように、家に隙間があるとすれば、非効率です。



「暖房を止めると、お部屋は寒くなる」


そんなの当然だろ…と考えられています。




でも、さっきまで暖めた空気はどこへ?



その空気、
暖めるのに結構お金掛かってますよ。



もちろん、断熱が不十分な家はそうなります。


でも、断熱性に優れた家でも、この問題を防ぐことはできません。




そこには、目に見えない家の隙間が大きく影響しています。




その隙間から、熱がスースーと漏れ出します。




誰だって、窓を開けっぱなしで暖房しないでしょ?




窓を閉めてから、暖房するように。
隙間を埋めてから、暖房しましょう。





是非これからの家選びでは、「隙間」について考えてみて欲しいんです。





そして、“価格の安さ”や、“デザインの良さ”だけでなく
「隙間の少なさ」で比べて、一歩先の家選びをしてもらいたいです。







 大手ハウスメーカー 『ハガキ   3~5枚』
 一般ハウスメーカー 『ハガキ   5~8枚』
 建売り住宅     『ハガキ  8~10枚』
       ・
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 高性能な住宅  『ハガキ  0.5枚以下』







これが、家に空いた隙間の大きさの目安です。

これを聞いてどう思いますか?




ご存知の通り
家を建てるには、いくつもの工程があります。


どの工事の過程でも、
家の隙間を見落としてはならないのです。




「見つけ出して、埋める。」
「見つけ出して、埋める。」



常に、その繰り返しです。


これを『気密工事』と言います。



“隙間” を見落としたまま、どんどん工程まで進めてしまい


例えば「床を造って」しまえば


その前に空いた穴を埋めることは困難です。


同じように「壁を造って」しまっては、穴は埋まりません。


すると、
見た目では分からない “隙間だらけの家” が完成します。


本当にそうなの?



って、思うかもしれませんね。


だけど、これは珍しいことではなくて、



日本の家は、大体そんなもんだと認識していいと思います。



大切なのは、ごく一部の住宅屋たち
家の隙間を競い合い、次元の違う家を建てているという事実です。



ただ、ちょっとマニアック過ぎるせいか
消費者の皆さんにまでは、なかなか伝わっていない。そんな業界の裏話です。



ちなみに、



家の隙間を表す数値のことを『C値』

と言います。



もし、ここまでの話を聞いて


「自分も家を建てるときは、隙間に気を付けよう。」


と思って頂けた方は、是非この『C値』を聞くようにしましょう。


(『C値』については、以前の記事に書きましたので参考にして下さい)




しかし、ここで次の問題が…



実は、どんなに家の隙間を0に近づけたとしても、

家には必ずハガキ10枚分ほどの「大きな穴」が存在します。



それは、何だと思いますか?



(つづく)





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