先日、プチ体験に行ってきました。
昔から、色に興味がある、というかこだわりがある、というか、
美術を学んだり、仕事でデザインに関わるなかで多かれ少なかれ色に接しながら過ごしてきました。
美大大学院卒や、キレッキレのセンスのプロのデザイナーさんに囲まれて
得意とか、好きとか言うのもおこがましいというか恥ずかしいですが…
あくまで自分比で、色彩について、鑑賞したりつくるのは勿論、
色指定で構成するだけでも好きだし、
考えたり話したりすることも好きです。
仕事の、色指定や色校、監修も好きです。
私は油彩画科で、自分で描く方が専門でしたが
(しっかり勉強した方に比べたら全然詳しくないです)
テキスタイル科の、染める方の話も大好きです。
幸田文さんの本だったかな、桜染めの話が印象的で、
そこから染物についても興味を持つようになりました。
(全然詳しくないですが)
なので、カラーコーディネーターというお仕事があると知った時に
そういう方々はどんなことを学んでいるのかな?
というのが気になっていました。
また新しい世界が広がっていそうで、面白そうだなあ、と。
ただ、似合う色を見つけてくれるのは嬉しいものの、
「この色は似合わない」という色を知ってしまうのはショックだな、とも思い
二の足を踏んでいました。
先日のワンコイン体験は、似合うピンク色を見つけてくれる、というもの。
そもそもピンクを着ないので、自分に似合うピンクなんて考えたこともありませんでした。
逆に言えば、似合わないピンクがあってもダメージはない。
なので、ちょっと遠方で悩みましたが、飛び込んでみました。
この中に、似合うピンクがあるらしい…
正直、この中には、色として、好きなピンクも、好きではないピンクもあります。
似合う色が好きではないピンクで、
似合わない色が好きなピンクだったらショックだな、とドキドキ。
結果は・・・
ギリギリセーフ。
先生の中で、2色が拮抗していて迷う状態だったようなので
ちょっと抵抗して、好きな方の色にしてもらってしまいました
とはいえ
自分のことはなかなか客観視できないもので、
人から見える自分が、自己評価と同じとは限らない。
似合う色は自分ではなく、見た人が決める。
というようなお話があり、確かに…。
ファッションは自己主張なのか(内面や好みを出すものか)
自分の外側を飾るものなのか。。
本当はバランスなんだろうけれど、難しいところです。
好きな服が似合う服だとは限らない、
好きな色が似合う色だとは限らない、と知りつつも、
買い物に行き、素敵な色に出会ったら合わせてみたくなる気持ちも、
若い時に似合わなかった色が似合うようになるかもしれないことも、
否定したくない自分がいます
(カラー診断では、似合う色は一生変わらないんだそうです。
日焼けしても、歳を取っても変わらないとか)
とはいえ、似合う色を探していただく体験はとても新鮮で楽しかった!
先生がそれぞれパッ、パッ、と似合う色を判断していくのですが
判断がすごく早くてびっくり。
ある色が丸ごと似合わない、と言われたらショックだけれど
ピンクの中では、このピンクが似合います、という話だったら
そんなに選択肢が狭まることはないような気がしました。
あまり着ないピンクだからそう思うのかな・・・
先生が夏から海外に行かれてしまうということで、
せっかくなのでフルカラー診断もお願いしてみました。
ドキドキ。
今まで、「カラー診断」を受けたことはないのですが
試着などでアドバイスをもらうことはあって、
友人も、店員さんも、意見はいつも共通していました。
肌が白いので、明るい色の方が似合う。
彩度が低い色を着ると肌の色がワントーンくすんで見える。
デコルテを出した方がより明るくなっていい。
他、色々総合すると、カラー診断で言えばスプリングになるようです。
(結果的に、私が持っている服もそんな感じです)
診断の予約日まで時間があり、
ちょうど雑誌で特集があったので、友人にも診断してもらいました。
4色の上に手を載せたり、顔の近くに色を当てたりして見てもらって、
友人の診断はスプリング。
(一緒に買い物もしていた友人なので、同じ見立てになったのかも)
私も、そうかな、と思いました。
色としての好みがだいぶ入りつつ・・・
友人や元同僚などは、私の性格や好み、描く作品を知っているので、
単純に肌色などで見てくれるプロとは結果が違うかもしれません。
果たして。
結果はどうなるのか。
もしもの時、私は受け入れられるのか。
似合う色を新しく取り入れるのは大歓迎ですが
似合わない色、を知ってしまうのはやっぱり怖い
今持っている洋服の大部分が似合わないと知ってショックを受けたとしても
一生もののアドバイスだと思うので
楽しみだけど、ドキドキ
またご報告します〜