今日は術後5年経過後の検査結果を聞いてきました。

結論的には、特に問題なしとのことです。

血液検査では相変わらず赤血球、ヘモグロビンなどの数値が低く貧血気味です。
病気前から低かったのですが、MCV という数字が赤血球の大きさらしく、平均より大きい。

以下は3か月前のブログに書いた内容の再掲です。

MCVは赤血球の大きさを表しており、これが規定値オーバーと言うことは赤血球の体積が大きくなるも、細胞分裂出来ず、数が増えないので貧血になる。大球性貧血とか巨赤芽球性貧血とか呼ばれています。

赤血球は作られた後、細胞分裂して数を増やすのだけど、ビタミンB12が不足すると、細胞分裂が出来なくて赤血球が大きくなることが原因です。

胃の全摘出した人の70%が3年後に貧血になるとのこと。

その原因は、以下のとおり。
赤血球をつくるには鉄分とビタミンびB12が必要。
鉄分の吸収には胃酸が、ビタミンB12の吸収には胃で分泌される内因子というたんぱく質が必要です。
胃がんや食道がんの人その機能がなくなっています。
鉄もビタミンB12も貯金があるので数年後までは貯金を消費しながらいきますが、枯渇した時に貧血症状が現れます。

その治療方法はビタミンB12の筋肉注射です。

前回先生にお願いして注射をしてもらいましたので、今回の血液検査の結果に期待していたのですが変わってません。
今回もまた、打っていただきました。
また、腫瘍マーカーのSCC の数値も2.0と規定値1.5以下を上回っていますが、先生は再発していたらこんな数値ではなく100,200と倍増していくもの、これくらいは気にしなくてもいいとのことでした。

今後は、胃酸を押さえる薬を近所のクリニックでもらうための紹介状を書いていただき、今の病院では年に1回の内視鏡検査だけになるとのことです。 

まあ、取り敢えず第一関門クリアという感じです。

ということで、近所の喫茶店で投稿中です。
薬は今のんでるガスター20のジェネリック版です。




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