12/05(日) 壷坂寺に行ってきました。
壷阪山に庵を結んでいた弁基上人は水晶の壷を愛でていたが、大宝3年(703年)、その壷の中に千手観音像を感得したという。弁基上人はその姿を刻み、像を庵に安置したとされており、これがこの寺の創始と伝えられている。壺阪の名もこれに由来しているという。
元正天皇はこれを知り、養老元年(717年)に八角殿を建て、ここに壷と観音像を安置し、南法華寺の名を与えたという。
南法華寺は平安時代に全盛期を迎え、36堂60坊の大伽藍が造営されたと伝えられている。その後、数度の大火に遭遇し諸堂が焼失した。現在の諸堂は室町時代に再建されたものが基になっているようである。
ご本尊は、眼病に霊験があるとされる。
印度でのハンセン病患者救済の縁から、
天竺渡来大観音石像、大涅槃石像、大釈迦如来石像等がおられ、
独特な雰囲気はシルクロードの香りとも言われる。
駐車場でのエピソード
登り坂の途中に有料駐車場があり、止めようとしましたが、まだ道が続いていたので
上に行ってみました。
すると当寺院専用の無料駐車場がありました。
めっちゃ得をした気分で、車を降りてから坂を登って階段を下りて
そうしてようやく寺の近くに来たとき、下に大きな駐車場がありました。
なんと途中にあった有料駐車場が、寺前まで続いているではありませんか・・
【家内とのやり取りを想像してくださいね・・(笑)】
↓は駐車場から寺院までの途中にあった紅葉です。
お里澤市の像
メガネ(ここをくぐると眼がよくなるそうです)
仏伝図レリーフ
奈良の祭りと言うことで、513年ぶりに中を拝見することができました。
内部の撮影は禁止されていました。見たい人は行きましょうって(笑)
↓ 天竺門
天竺渡来大観音石像
天竺渡来大涅槃石像
大釈迦如来石像
多宝塔
仁王門
御詠歌 岩をたて 水をたたえて 壺阪の 庭にいさごも 浄土なるらん