備忘録かねて。 自分の出産を、思うままにふりかえる。
8月入ってすぐ、予定日の前日に出産しました。
感想は・・・「楽しかった」 時間が経てば経つほど、これしか思いつかないです。
楽しいと思えるなんて想像すらしていなかったな。
とはいえ、お産は本当に命がけという事も改めて思います。
赤ちゃんが一生懸命頑張って出てきてくれた。本当に、すべてに感謝です。
臨月入ってからは毎日、いつ陣痛がくるのか!破水が先か!とビクビクしたり
楽しい妊婦生活&ぽっこりお腹とお別れするのがさみしかったり
安産の為にも歩かなくては!動かなくては!!と思うのに、暑さを言い訳にちっとも動かず(ヨガくらい)
最後までダラダラ生活を満喫。そしてしばしできないであろう外ランチを、母と毎日のように満喫。
気休めかも?と思いつつも安産に効くというハーブティー飲んでみたり
陣痛がどんな痛みなのか楽しみ!なんて思っていた時期もあたけど
そんな余裕も全く消えて、とにかく出産への恐怖心が急にわきました。
まだまだ産まれそうにないなぁなんて思っていた予定日2日前の健診にて。
胎盤が老化し始めていると言われ不安になりつつも、午後はマタニティヨガに参加。
夜は部屋の掃除&ギリギリまで終わらなかった入院準備グッズを部屋に並べ、最終確認。
いつもどおり眠りにつこうとした頃、赤ちゃんも、もう外に出て大丈夫!!と判断したのか。
体の中で急に何かがはじけるような音がしました。(たぶん)
トイレに行くと、おしるし??自分が想像していたのとは少し違って、慌てて病院へ電話。
とりあえずは様子を見ましょうとの事だったけど、明らかに下腹部の鈍痛が定期的にやってきた。
寝ぼけながら、時間をメモしつつ、いつのまにかウトウト。
そして夜中の3時半すぎ。再び病院へ状況を伝えたら、とりあえず入院グッズを持参して来てくださいとのこと。
こんな程度じゃ子宮口も開いてないだろうし、すぐ帰されるだろうなぁなんて思っていたけども
そのまま明け方4時すぎ、入院となりました。
診察の為、初めて入った分娩室は、いかにも「手術室」という雰囲気で、あまり好きじゃない・・・とか思ったり
早朝6時の病室の廊下を何往復か歩いてみたり
朝ごはんを完食し、助産師さんや院長先生ともまだまだ雑談できる余裕あり。
陣痛の痛みも、この程度ならまだまだ大丈夫。もっとすごいのが来るはず!!と構えていました。
午前10時すぎくらいに子宮口ようやく3センチ・・・だったかな。
赤ちゃんは順調に下がってきているとのこと。
少しずつ痛みが増してきたものの、まだ全然我慢できる痛み。
そこから少しずつ痛みが増してきて、お昼すぎから午後2時位までは、多分、とても痛かった。
だけど、想像していたよりも全然乗り越えられる痛み。
50秒くらいウーーーっとなった後は、痛みが消えるのでしばし休憩。これがあるから耐えられる。
ついでに毎月酷かった生理痛に慣れていたのが良かったのか? 私にとっては鼻からスイカではなくて、
生理痛そのものの、少しだけ酷いかな?という痛みでした。
気づけば子宮口7センチ。そのままいっきに9センチ。
最後のあたりは助産師さんに横についてもらって腰を優しくさすってもらい、眉間にしわも寄りまくり。
腰が割れるって、あぁこの痛みのことかな・・・と。
けれども自分が想像していたよりもだいぶ早く、分娩室への移動となりました。
一番つらかったのは分娩台に上がるとき。最後の強い痛みきたーーー!!という感じ。
分娩台にあがってからは、何度かいきんだのち、ついに赤ちゃんが頑張って頑張って産まれてきてくれました。
最後の最後までお腹の中で赤ちゃんが動いている胎動を感じて、とても勇気づけられました。
赤ちゃんが産まれた瞬間は、感動とかよりも、本当にお腹の中に人間がいたんだ・・・というような不思議な感覚。
しばしぼーぜん。
けれど顔を目の前で見せてもらった時は、ものすごく嬉しくて嬉しくて。
自分自身初めての感情。あの時の光景は何度思い出しても幸せだなと思う。
陣痛~出産~入院生活すべてがとにかく楽しかった。
信頼できる先生に取り上げて頂いて、それだけで心強かったです。
こんな素敵な体験、もう一度できたらいいな・・・と そんなことを産後すぐに思いました。
自分にとって、良いお産になったかなぁと思います。
今後の長い長い子育ての、励みにしていけたらいいな。