こんにちは、ヒロです。

またもやブログほったらかしてましたが、
毎日あれやこれやと忙しく走り回っていましたよ。
そんな中、有難い出会いもありました。
鹿児島県鹿屋市にある、人より穴熊ちゃんの方が多いであろう地区の小学校で
「親として子供達にできること」という演題で講座をする時間を頂きました。
演題では親としてとなっていますが、先生達も参加して下さいました。

講座では、人が大人になるまでの成長過程で必要な事を、多重迷走神経の図や、耐性の幅と自立神経についてなど、解りやすく図で説明させて頂きました。
私達の自立神経は、本来自動調整できるようになっているんです。
でも耐性の幅を超えた時、超えた状態が続くと、この自動調整が上手くいかなくなってくるんです。
そしてこの耐性の幅って、その人にとってのキャパとも言うでしょうけど、その幅は個人個人違うんです。
自分にとってどうも無い事が、相手にとっては耐えられる範囲でなかったり、その逆もしかりです。
だからこそ、自分が自分の耐性の幅(キャパ)を超えていないだろうか?
この子にとって、あの人にとって耐性の幅を超えていないだろうか?
そんな視点を持って観察してあげることが大切だと思うんです。
また耐性の幅を超えていないか?だけを気にしていたら、耐性の幅が広がらず、何にも出来ない人になっちゃうと思われるかもしれません。

大事なのは、超え無いようにするのでは無く、
超えた時、超えてる時に
どの様に対応したか、どの様に対応してもらったかなんだと思う。

自動調整が出来なくてなった時、どのように協働調整することができたか?
協働調整とは、側に一緒に居てくれる人や、事柄へのサポートもだけど、超えてしまった思い気持ちを一緒に向き合ってもらう、声をかけてもらう、聴いてもらう、触れてもらう…。
など方法は様々だが、気持ちの整理や、自立神経の落ち着きを、協働調整していくことが大事。
誰かがいる…。
安心できる存在がいることが大事。
人の成長過程で、協働調整してもらう経験を経て、自己調整できる人になっていく。
自己調整できる大人になっていくには、この協働調整をどの様に経験してきたか?
経験してこなかったか?に気づいていくこと。
どの様に関わってもらったか?
関わってもらってなかったか?が人との関わりの中で、どの様に影響しているかに気づいていくこと。
そして協働調整してもらう事で、人はキャパを超えた部分を調整し、耐性の幅が広がっていく。
最初は怖かった事を、怖かったね〜ってしてもらう事で安心し、その経験を超えて幅が広がっていく。
子供は自動調整が上手くいかなくなると、協働調整を自然と求めてくるもんです。
だけどその自然な事が受け入れられなかったり、
甘えてるとか判断されたり、安心できる人がいなかったりすると、協働調整を求めることを諦めてしまう。
自分が協働調整を求めている事すらわからなくなっていき、一見なんでも出来そうなのに、
耐性の幅が狭い大人になっていく。

私も含めて、実際はそんな大人が多いと思う。
それなのに、大人になるとサポートする側であるのが当たり前みたいになってくる。
私達は、年をとっても成長中であり、まだまだ協働調整が必要な時もある。
大人になるって事は、
自動調整出来てない自分に気づき、
必要な協働調整を、
他者とコンタクトを取って得る事を、
自由に選べる事ができるってことだと思う。
そして自己調整出来ていくってことが、
成熟していくってことなんだと思うよ。
今の自分に、誰にどんな言葉をかけて欲しい?
どうして欲しい?
先ず、今の自分に気づいて
協働調整してもらうことを、自分のために選んでみる。頼んでみるってことを忘れないでいて欲しいな〜。

自分の内側にある感覚を大事にされていて、子供達とも、今ここで一緒に身体ごと感じあって生きている事を、心から楽しんでいる先生が、この日の事をU Pしてくれています。

ヒロゲシュト
アップイルカの会
ゲシュタルト療法体験ワークショップin霧島市

3月7日(木)10時〜17時 小野公民館
半日3千円
終日5千円

アップゲシュタルト療法ワークショップin博多
3月9日(土)10時〜17時
3月10日(日)10時〜17時

アップコミュニケーション講座in糸島
3月11日(月)9時〜12時
糸島市
3500円

アップコミュニケーション講座in霧島市
3月13日(水)10時〜13時
霧島市
3000円

アップおおすみ心を整える会
4月7日(日)10時〜15時
鹿屋市徳田病院横
5千円

アップ個人カウンセリング90分
5千円

問い合わせ  kaimahoyume@gmail.com
                     09019288517