うどんと焼きそば | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

先日・・・
フードコートに行ったときの事。

その日私はすこぶる胃が痛かった。
実は私の胃はデリケート。
季節の変わり目、
特に10月11月12月は
私の鬼門の月。
この時期になると体調を崩す。

まあ、理由は分かっているのだが。。。

さて、そんなこんなで
お腹が痛いのにフードコートで食べるものなんてない。
だから、食べないでいようと思った。
しかし・・・胃酸過多の私の胃は
逆に空腹だと痛む。
従ってなにかシンプルなものを口に入れる方が
いいのだ。

さて・・・そんなもの
このバーレーンのフードコートにあるはずがない。

あるのは・・・
おなじみKFC。
バーレーンのハンバーガーショップと
バーガーキング
インドカレー店 2件!
中東料理店1軒
サンドイッチのSABWAY
パスタ2件

そして。。。
Yum Yum Treeというお店。


「照り焼き」の文字・・・
そうつまり・・・
このお店・・・
実は日本食を売っている
のだが。。。
日本食とは名ばかりの
微妙なものを売っている。

外国によくある
勘違い系の日本食。

こんなものないんだぞ~っていう味でもある。

さて、ここで食べた事がなかった私は
うどんがもしあったら・・・
それがいい。。。と思っていた。
そして、お店を覗くと・・・
メニューに「うどん」らしきもの発見!

レジのおばさんに
聞く事にした。
メニューの中には当然「うどん」の文字はない。
だから、わざわざ聞いてみた。

何度も言うがこの国は
例えそれが店の店員でも
正しいことを言うとは限らない。
それがこの国。
日本に住んでいる皆さんには
想像がつかないだろうが
人に何かを聞くという行為が
自分の行動を助けてくれる確率は25%を切る。

前回この系統の話をした時に
ある読者の方の一人が
私のふがいなさを指摘した。
「何で周りに尋ねないの?
一人で焦らないで周りに人に教えてもらわないと
ストレスたまるよ?」と・・・。

「それは、ここが中東で
日本のように聞いても
日本のように正しい答えは返ってこない。
ここでは
聞くことが無意味な行為だからだ」と
説明したのだが。。。
最後まで分かってもらえなかった。

想像しにくい世界なので
そう思うのはものすごく分かる。
多分、読者の多くの人は
私がお馬鹿さんだと思っているに違いない。
しかし、中東にいる人なら分かってくれるはず。
この私の行動が
「中東あるある」の行動である事を・・・。

さて、今回もその典型の出来事だった。

うどんが食べたくて
うどんのような写真をメニューで見つけた。
だから店員に
「これはスープがあるんですよね?」と聞く私。
「ええ。そうですよ。」と店員のおばちゃん。
「これはメニューの中のどれですか?」と私。
すると
メニューの中に焼きそばの欄があり
その一つを指差す。

「? これはスープがあるんですよね?」ときくと
しつこいね・・・と言わんばかりの態度で
「スープがある。」と答える店員のおばちゃん。

何度聞いてもスープ入り・・・。
多分うどんを焼きそばと書いているのだろう。
日本語が海外でおかしいのは常。
この店員もスープ入りと言っているのだから
そうなんだろう。
そう思った私は
その「うどん」と思われるものを
購入。
待ち時間、何故か嫌な予感がした。
そして・・・

待つ事5分。

店員のおばちゃんに呼ばれて
私は「うどん」と思われるものをとりにいった。

出来上がったものを見て
ビックリした。
そこには・・・









焼きそばが・・

汁も何もない
本当の焼きそばが・・・。

・・・・
嫌な予感的中・・・

さて・・・胃が痛いのに
焼きそばなんか食べたくない私は
「これは私が注文したものと違う。」といってみる。
すると・・・
このおばちゃん
すみませんと言うどころか
「このレシートにはそう書いてあります。」と
意気揚々と見せるおばちゃん。

「いやいや、私は貴方に何度も聞きましたよね?
これはスープ入りなんですか?って。
そし、あなたははいと答えたでしょ?
それに
どれがこの写真のものなのかを聞いたのですよね?
その答えを貴方がこれだと言ったので私は購入したんです。
レシートの品目が合っていようがなんだろうが
私は写真のものが欲しいと言ったでしょう?」
とかなりキレていった。
胃が痛くてイライラしていたのも助けて
いつもよりも激しい怒りだったように思う。

しかし、めげない店員のおばちゃんは
「これは、貴方が買ったものです。」と
一向に引かない。

そして、それでメチャクチャキレた私は
「これは私が頼んだものではない。
貴方が間違えたもの。
写真と言う分かりやすいものを見せたのに
理解できなかった貴方の責任。
分からないなら聞き直せば良い。
分からないのに、分かったふりして
いい加減な事を言ったのは
貴方の責任で私の責任ではないです。」と
キツい言葉で言ってしまった。

最初は気弱そうなアジア人だと思っていた私が
思いっきり噛み付いたので
ちょっとビックリした様子の
店員のおばちゃんは
「分かりました。」
と言う。。。

やっとうどんが食べれる。
いや・・・待てよ。
本当にやり直しするのか?
そう思った私は
彼らのやる事を見ていた。

すると・・・
焼きそばを鉄板の中に戻し
またやき始めた。
そして、それをボールの中に入れ
そのなかに、





スープを
入れやがった・・・


・・・・


ムカつくんだけど?💢

こうして何食わぬ顔で
私にうどんとして渡した
このおばさん・・・。

焼きそばが
スープの中に
浮いている・・・

という最悪の一品。

突き返そうかと思った。
こんなの食えるか💢と・・・
でも、もう疲れてしまった私は
思いっきり睨みつけて
汁に焼きそばが浮いているものを受け取った。

まず・・・
写真とは似ても似つかない。
写真はスープが澄んでいるのに
この焼きそばうどんは
当然焼きそばのソース色。
ドス茶色い。
中には炒めた野菜とエビが・・・。
脂がどっぷり浮いていて。。。
もう気分が悪い!
見た目もグロテスク。

味は・・・
最悪だった。
子供達も
「美味しくない~!おえ~!」を連発。

そりゃそうだ。
うどんとはほど遠い味。
三口くらいで気分が悪くなり
勿体ないけど・・・
ほぼ残した。

聞いて驚くな!
これでお値段なんと・・・









900円。

ものすごく損した気分。
日本なら、定食食べれるよ。




でも、ここは中東。
仕方がない・・。

こんな所に住んでいる私は
今日も胃をキリキリさせながら
バーレーンで生き抜いているのであった・・・。

聞いても写真見せても駄目。
どうすりゃいいんだ・・・
うううう