みなさんのヨガのイメージってどんなかんじですか
初めてヨガに来られた方によく質問します。
すると、
「体が柔らかい人がするもの」＝「体がかたいとできないもの」
「難しいポーズをする」
「スポーツジムでやるエクササイズみたいもの」
「はやりもの」（笑）
と、いろいろ答えていただけます
私が想うヨガ、ヨガを通して伝えたいことを書こうかなぁと思います。
第1次ヨガブームが、1960年代～1970年代に起こりました。
そして第2次ヨガブーム、1990年代に、アメリカでマドンナやスティングがヨガをしていたことが火付け役となり、日本でも爆発的に広がりました。
第2次ブームは、だんだん勢力を弱めるも、根強く残り続けていると感じています。
私も第2次に乗っかった者の１人です。
第1次は、「心」に重きを置いたヨガ
第2次は、「体」に重きを置いたヨガ
が主流だったそう。
私が想うヨガ・・・・
ヨガは、単なるエクササイズではありません。
「体」だけのものではないということ。
まさに、第3次ヨガブームとして、第1次+第2次＝「心」+「体」のヨガとしたい。
と、大きく出てしまいましたが、今、「心」と「体」どちらも大事、バランス感覚を問われる時代なのだと感じています。
ヨガは、メンタル面とフィジカル面、両方に対してアプローチできる、最適のツールです。
ヨガのイメージにもありましたが、ヨガ＝エクササイズ と思われがちなんですね。
間違いではありませんよ。
ヨガは有酸素運動であり、代謝をあげ、血流を良くし、体にとってとてもいい効果をもたらします。
ただ、私自身が、もんすごい運動音痴ということ・・・・
それでもヨガをし、教えることもできるんです。
運動音痴の方がいらっしゃったら、きっと勇気づけらたのではないでしょうか・・・。
みなさんの抱くイメージに、メンタル面はあまり入っていないようです。
なので、ヨガがメンタル面にどう働くのか、少しお話しますね。
ヨガでは、「今」を大事にします。
そんなの、敢えて大事にしなくても大事にしてるし
という人もいるかもしれません。私も最初はよくわからなかった。
私は、よく考え事をしたり、悩んだりしていました。
それって、私だけではないと思います。
そして、時間が解決してくれたり、相手が解決してくれたり、その時々で解決方法は様々ですが、スッキリ晴れやかになるときもあれば、これまた時間が解決してくれるまで悶々とする解決もある・・・・・
とにかく、ジェットコースターみたいに、上がったり下がったり
それはまぁ、忙しいです
どうして考え事にふけったりや悩むのか・・・・
その根源は、過去への執着、未来への不安・・・・
悩みの多くは、ここからきています。
ドツボにいるとき、私たちは「今」を生きていないんです。
そして、「今の自分」を変えたい、満足できないことが多い。
だから
もっと○○したい、もっと○○が欲しい、もっと○○みたいに、もっともっともっと・・・・
もしも、今の自分で満足
オッケイ
と思えたなら、どうですか心が軽くなりませんか
心が軽くなる・・・
これが自分がやりたいこと、本当は向かいたい方向だったりします。
それでいいんです、本当は。
今の自分で
ヨガでは、
「今」体のどこが伸びていて、縮んでいるか
「今」どう感じているか
「今」呼吸はどうなってるか
と、「今」を大切にします。
そのツールとして呼吸を大切にします。
呼吸は、「今、瞬間」のもの。
呼吸を意識することで、「今」に居続けられるのです。
プラス、必要な要素は、「ジャッジしないこと」
「良い」「悪い」を、自分にジャッジを下さないことです。
ヨガの時間で言うと、人と比べないこと。
私がヨガを好きになった要素の1つです。
人と競わない。
たとえ、前の人、隣の人が、ふっか～くポーズに入っていても、
その人にとってそれが心地いいだけのこと。
あなたにとって心地いいポーズをとればそれでいい。
先生が声をかけるまで、ポーズをとり続けなくてもいい。
しんどくなったら休む。
バランスポーズはゆらゆらしてOK
前屈で、床に手がつかないから体がかたい、ヨガに向いてないのでは・・・・（そんなこと全くありません）
ヨガの時間で、これまでの経験、イメージからくるジャッジから解放されてください。
そして、チャレンジできそうなら少し頑張ってみてもいいんです。
それは、ヨガ以外の時間にも言えることなんです。
人をうらやんだり、ねたんだりする必要はないんです。
自分ができること、やれる範囲でやればいいんです。
なんだか楽になりませんか
ヨガの門戸は広いです
いつでもウェルカムです。
ヨガはあなたを待っていますよ
